十四日目 舌なめずり
令和三年 五月場所 十四日目 優勝をかけた大一番を前に。 今日も通路奥では、厳かな儀式がとり行われています。 【祈りⅡ】貴景勝「さぁ、今日も祈ろう。」 貴景勝「遠藤が勝ちますように。遠藤が勝ちますように。遠藤が勝ちますように。遠藤が勝ちますように。遠藤が勝ちますように。遠藤が勝ちますように。遠藤が勝ちますように。遠藤が勝ちますように・・・。」...
View Article千秋楽 優勝と三賞
令和三年 五月場所 千秋楽 最後の最後までもつれにもつれた、五月場所の賜杯の行方。 大関同士の優勝をかけた結びの一番は、貴景勝が照ノ富士を3敗に引きずりおろし、いよいよ優勝決定戦へと持ち込まれました。 決定戦ともなると、支度部屋の移動や何やかんやと、舞台裏はバタバタと大忙しです。 【立ち退き】ザワザワ ザワザワ 若者頭「チラ。」...
View Article初日 久しぶり
令和三年 名古屋場所 初日 青みを帯びた薄暗い場内。 足場で組まれた升席。 名古屋場所の顔ともいえる、コワモテのご婦人方。 懐かしい夏の風物詩ともいえる名古屋場所が、2年ぶりに帰ってきました! 【放置】大坂「約2年ぶりに開催された名古屋場所。」 大坂「今場所の注目は何といってもこの2つ。」 大坂「今場所に進退をかける横綱白鵬。」...
View Article二日目 幸せ
令和三年 名古屋場所 二日目 貴景勝の怪我の具合や炎鵬の脳震とう。 不測の事態が続く名古屋場所二日目。 場内奥の通路でも不測の出来事に戸惑う人の姿が。 【当てが外れて】ザワザワ 伊之助「な、な、なんと!」 伊之助「レストランは休みとなっ!」 今もなお、コロナに振り回され続ける飲食業。 それはここ愛知県体育館でも例外ではありません。 しかし、あの貴景勝の様子は心配です。...
View Article三日目 驚き
令和三年 名古屋場所 三日目 三日目で驚いた三つの出来事こと。 ひとつ、高安が途中出場してきたこと。 ひとつ、照ノ富士が頭を付けた上に鮮やかな、かいなひねりを決めたこと。 そして、もうひとつは・・・・・・。 三瓶「今場所新三役のこれまでの相撲、どうご覧になりますか?」 境川「しんしゃんやくというのは、難しいものなんですよ。」※1...
View Article四日目 職責
令和三年 名古屋場所 四日目 薄暗い通路奥。 本場所では勤労に汗する多くの人々が行き交います。 【任務】ザワザワ 琴奨菊「よう。」照強「お、お疲れさまです。」 石浦「お疲れさまっす。」琴奨菊「うむ。」 石浦「・・・・・・。」 石浦「なんか忙しそうっスね。」 石浦「今どんな仕事してるんスかね・・・。」...
View Article五日目 ギンガムチャックとジーパンと
令和三年 名古屋場所 五日目 爽やかなギンガムチェックに身を包み第52代横綱北の富士勝昭、颯爽と五日目の放送席に登場です。 【探し物は何ですか】三輪「さて、後半戦の土俵ですが・・・。」52代「・・・・・。」 52代「ない・・・・・。」 52代「ここに入れてた1万円が・・・ない。」 52代「どこかに落としたか・・・。」 52代「あ・・・!」...
View Article六日目 恙なく
令和三年 名古屋場所 六日目 人生100年時代。 義務教育、高校、大学と学び舎は数あれど、学びたいと思った時が学び時。 学びに遅いも早いもありません。 【生涯学習】浦風「さてと・・・。」 浦風「えー・・・。」 浦風「にいちがに ににんがし にさんがろく にしがはち にごじゅう にろくじゅうに にしちじゅうし にはじゅうろく にくじゅうはち・・・。」 浦風「さんいちがさん...
View Article七日目 翔猿劇場
令和三年 名古屋場所 七日目 七日目は場所中盤戦に差し掛かり、伝統を受け継ぐ伊勢木綿や寺尾と鶴竜の絆など。 色々見どころある1日だったと思いますが、結びにあんな一番を見せられては他の取り組みがすべてすっ飛んでいきました。 七日目の結びはまさに翔猿の一人舞台。 翔猿劇場の開演です。 【手合わせ】翔猿「やぁ!」 翔猿「とうっ!」 翔猿「えぇいっ!」...
View Article中日八日目 横綱
令和三年 名古屋場所 中日八日目 大相撲番付社会の頂に君臨する力士の最高位、横綱。 横綱の存在は土俵の外でも特別で、存在感はまた格別です。 【うれしい偶然】ガチャ サッ 錣山「あ!横綱。」 錣山「私のこと、覚えてます?」 錣山「え~覚えてない?そんなぁ~。」 錣山親方、ちょっと老け込みましたね。 昨日の向こう正面での姿を見てそう感じました。...
View Article九日目 歌
令和三年 名古屋場所 九日目 子供のころ抱いた夢は二つ。 一つは力士になること。 もう一つは・・・。 「歌手~になりたい~~~♪」 あの日から20年以上の歳月を経た今。 二つの夢をかなえようとしている勢。 放送中に飛び出した、「歌手になりたい宣言」。 生放送の大相撲中継、放送席に動揺が走ります。...
View Article十一日目 親方衆
令和三年 名古屋場所 十一日目 世代交代の影響か。 この1年土俵に別れを告げる現役力士が相次いでいます。 放送席にもついこの間まで、土俵に立っていたフレッシュな親方の姿が目立ちます。 【職】戸部「今日は元大関琴奨菊の秀ノ山親方の解説です。」 戸部「親方、お仕事の方はもう慣れましたか?」 秀ノ山「今、引退力士が増えてますから・・・。」...
View Article十二日目 合口と相性
令和三年 名古屋場所 十二日目 相撲でも合口というものがあるように人付き合いにも、合う合わないという相性があるものです。 【良薬】沢田石「親方、親方~。」 沢田石「さっき蚊に刺されたみたいで~。」 沢田石「すごく痒くって、痒くって~。」 沢田石「親方、どおしたらいいですか~。」豪栄道「・・・・・・。」...
View Article十三日目 寝間着
令和三年 名古屋場所 十三日目 蒸し暑い真夏の熱帯夜。 少しでも快適な眠りを得るために、パジャマ選びは重要です。 【寝巻着】吉田「あら・・・。」 吉田「何ですか、病院の寝間着みたいなの着て。」 52代「え~、じゃあ吉田さんはどうなのよ??」吉田「私ですか・・・。」 吉田「私の夜はネグリジェ。」52代「・・・・・・。」 病院の浴衣って(笑)...
View Article十四日目 全勝対決へ
令和三年 名古屋場所 十四日目 9年の時を経てついに再び訪れる。 千秋楽全勝対決。 【明日へ】ザワザワ 照ノ富士「横綱・・・」白鵬「ん?」 照ノ富士「あの・・・、これ・・・。」 照ノ富士「果たし状。」白鵬「うむ、しかと受け取った。」 決戦は千秋楽、最後の土俵へ。 そんな明日の大一番にむけて、気持ちが逸ったのか横綱白鵬。...
View Article千秋楽 45回
令和三年 名古屋場所 千秋楽 決戦の千秋楽。 土つかず無敗の14連勝でたどり着いた両雄。 15勝全勝を手にするのはどちらか。 両雄が今、相対します。 【時の流れ】照ノ富士「・・・・・・。」 照ノ富士「・・・・・・。」 照ノ富士「・・・・・・。」 照ノ富士「・・・・・・。」白鵬「何だよ、人の顔じろじろ見て。」 照ノ富士「なんか、老けたよね。」白鵬「・・・!!」...
View Article二日目 サプライズ
令和三年 九月場所 二日目 やや緊張した様子が初々しくもある新横綱の土俵入り。 基本に忠実な土俵入りを久しぶりに見ながら改めて、今まで見なれていたもののクセの強さを改めて実感する今日この頃です。 いえね、クセの強いもの私嫌いじゃないんですよ。...
View Article四日目 睡魔
令和三年 九月場所 四日目 しっかりと相撲を見れぬままにいつの間にか4日目の土俵が進行中。 気が付けば9月も半ば。 夏の長雨、夏の暑さ、続くコロナ禍の日々。 夏の疲れがどっと出る今日この頃です。 【忍び寄る睡魔】千代丸「ムニャムニャ・・・」 千代丸「ふぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。」 千代丸「ふぁぁぁぁああああああああああああ」...
View Article七日目 イタリアン
令和三年 九月場所 七日目 まともに相撲を見れぬままに七日目突入。 一体誰がどれくらい勝っているのか、負けているのか。 現状把握もおぼつきませんが、それより先に気になるのはファッション。 すなわち、オシャレの秋です。 藤井「今日七日目は北の富士の解説です。」 藤井「あら?!北の富士さん。」 藤井「今日はまた一段と軽快なお召しものですね。」...
View Article中日八日目 月
令和三年 九月場所 中日八日目 明日は中秋の名月。 1年で月が最も美しいとされる秋の夜。 月の光に 導かれ 何度も 巡りあう これも月の引力のなせる業か。 月にかわっておしおきよ! 出たな、美少女戦士。 得意技は横からの打撃、「いなし」です。
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