令和三年 名古屋場所 三日目
三日目で驚いた三つの出来事こと。
ひとつ、高安が途中出場してきたこと。
ひとつ、照ノ富士が頭を付けた上に鮮やかな、かいなひねりを決めたこと。
そして、もうひとつは・・・・・・。
三瓶「今場所新三役のこれまでの相撲、どうご覧になりますか?」
境川「しんしゃんやくというのは、難しいものなんですよ。」※1
境川「そんな中でも、めいしぇいは負けはしましたが横綱相手にみしぇばを作りましたし。」※2
境川「若隆景もいつでもしぇんてしぇんてのしぇめのししぇいは素晴らしいですよ。」※3
三瓶「・・・・・・。」
三瓶「親方、すごい!!」
境川「は??」
三瓶「さしすせそうまく言えなくても、若隆景は上手に言えるんですね!」
境川「しゃ、しゃんべしゃん・・・。」※4
<注釈>
※1 訳 「新三役というのは、難しいものなんですよ。」
※2 訳 「そんな中でも、明生は負けはしましたが横綱相手に見せ場を作りましたし。」
※3 訳 「若隆景もいつでも、先手先手の攻めの姿勢は素晴らしいですよ。」
※4 訳 「さ、三瓶さん・・・。」
やるな!境川。
見なおしたぜ!境川。
話は変わりますが、四股名というのは千差万別。
様々なものがあります。
【続編】
ザワザワ
呼び出し「こいつが新入幕の一山本か・・・。」
呼び出し「コイツが一だとすれば・・・・・・。」
呼び出し「この後に二山本、三山本と続いてくるのか・・・。」
今まで特に気に留めていなかった一山本という四股名。
入幕してきたのを機に、改めて一山本の本名を確認してみました。
本名 山本大生。
よかった。
ちゃんと山本さんだったんですね。
もし本名が田中だったりしたらどうしようかと思っていました(どうもしないけど)。
四股名の由来は知りませんが、字画とかで一足すと縁起がいいとかなんとかだったんでしょうか。
覚えてもらいやすいキャッチ―な四股名。
なるほど、そう思えばいい四股名かもしれませんね。
しかし一方で気にかかるのが。
今後、二所ノ関部屋から二山本、三山本が現れるのではないかという点です。
一があれば二、三、四と続けたくなるのが人情というもの。
若嶋津率いる二所ノ関部屋が山本連番化計画を企んでいるのではないか・・・。
考えるとおちおち夜も眠れそうもありません。
そこでこんな時こそ、令和3年度版最新部屋別 全相撲人写真名鑑の出番です。
現役力士から親方、裏方さんまで全932人を全網羅する優れもの。
アイウエオ順に部屋も並んでいるから索引もラ~クラク。
おまけにハンディタイプでもち運びにも便利です♪
そんな令和3年度版最新部屋別 全相撲人写真名鑑によれば・・・。
皆さん安心してください。
令和3年春場所終了時点においては、二所ノ関部屋に他の山本姓を名乗る力士はいない模様です。
今後しばらくは二山本、三山本は出現はなさそうです。
しかし油断はできません。
山本姓は全国に約1,045,000人 。
全国で7番目に多い名字です。
二所ノ関部屋の外に目を向ければ、二山本、三山本の種はそこかしこに隠れているのかも。
いつの日か身を潜め隠れていた二山本、三山本、四山本たちが一斉に芽吹いて、あれよあれよと言う間に土俵の上はおそ松くんのように、山本さんで溢れかえる日がやってくるかもしれません。
今は一人だけの一山本もその頃に振り返れば、プロトタイプ山本だったと気づく日がやってくるのか来ないのか。
全ては未来の全相撲人写真名鑑に刻まれてゆきます。