千秋楽 厳しい暑さと休場力士
平成30年 名古屋場所 千秋楽 幕内優勝、御嶽海久司 13勝2敗 優勝力士に一刻も早く伝えたい思い―。 支度部屋へと繋がる通路は多くの関係者でごった返します。 【祝辞】ガヤガヤガヤガヤ。 沢田石「御嶽海関!!」 沢田石「あのぅ、すいません・・・・・・。」 沢田石「トイレどこですかッ?我慢してるんですッ。」御嶽海「・・・・・・。」 後ろ、後ろだよ、沢田石。...
View Article初日 勢ぞろい
平成30年 九月場所 初日 長く続いた夏休み。 新学期の登校は誰だって気が重かったものです。 しかしその気の重さは、少年から青年そして中年になってなお続きます。 【初日の憂鬱】ガヤガヤ 勘太夫「はぁ・・・。」 勘太夫「今日から9月場所か・・・・・・。」 勘太夫「15日間ずっと・・・。」 勘太夫「不戦勝だったらいいのに・・・。」 勘太夫ザンネン!...
View Article二日目 特殊詐欺
平成30年 九月場所 二日目 【辛抱】魁聖「今日はイヤだ!」 魁聖「帰りたい!」 魁聖「だって・・・。」 魁聖「今日は・・・。」 魁聖「芝田山解説なんだもん・・・・・・。」鶴竜「辛抱しなきゃ。」 二日目に早くも到来、芝田山解説。 しかし芝田山さんもやりますね。 ここに来て、年配層のファン獲得になりふり構わぬ 貢物攻勢...
View Article三日目 混乱
平成30年 九月場所 三日目 前相撲が行われた三日目。 土俵下にも初々しい姿がありました。 【初対面】ガヤガヤガヤガヤ。 呼び出し「あ!」 呼び出し「外人さんだ。」 呼び出し「緊張するな~。」 呼び出し「どこの国の人だろう。」 松鳳山「I'm from 築城町。」呼び出し「は?」 まった~可愛い小坊主さんが入ってこられましたね。...
View Article四日目 ライバル
平成30年 九月場所 四日目 互いに競い合い、高め合い、そして認め合う。 それが、ライバル。 長い人生の中でライバルは大きな存在となります。 【アイツ】戸部「現役時代のライバルについては色々伺いましたが・・・。」 戸部「解説でのライバルって、やっぱり・・・。」 戸部「琴錦ですよね?」舞の海「・・・・・・。」 舞の海「アイツはね、戸部さん・・・。」戸部「はい。」...
View Article五日目 寝落ち
平成30年 九月場所 五日目 【睡魔】52代「zzzz・・・。」三瓶「北の富士さん、北の富士さん。」 三瓶「起きてください、北の富士さん!」52代「ハッ・・・。」 52代「・・・・・よっし!・・・稀勢の里頑張れ!」三瓶「ってもう終わりましたよ。」 52代「なんで起こしてくれないの?」三瓶「普通、寝ないでしょ。」 いや、ゴメンナサイ。 これは今日の私です。...
View Article六日目 落とす
平成30年 九月場所 六日目 中盤戦に突入した六日目。 全勝を守っていた稀勢の里、大関を狙う御嶽海に土。 星を落とした、人拾った人。 今日は星の他にも大切なものを落とした人もいました。 【相場】ドスドスドスドス。 「ちょっとそこのアナタ。」 呼び出し「何か落としましたよ。」北勝富士「ああ、すみません。」 呼び出し「はい・・・。」北勝富士「どうも。」...
View Article中日八日目 平成と共に
平成30年 九月場所 中日八日目 9月16日。 今日は世の中、この人で一色に。 【引退の日】呼び出し「・・・・・・。」 呼び出し「信じられん・・・。」 呼び出し「この人が奈美恵ちゃんより年下だなんて・・・。」 呼び出し「いや・・・、まてよ・・・・。」 呼び出し「奈美悦子より年下、の間違いなのかも・・・。」...
View Article九日目 敬老
平成30年 九月場所 九日目 三連休の最終日は敬老の日。 敬老の日とは長年社会に尽くしてきた老人の方を敬愛し、その長寿をお祝いする日です。 【敬老の日のプレゼント】トントン。 船岡「・・・・・・。」52代「な~に?ディレクターからの指示?」 52代「えっ?!」 52代「ちょっとぉ!北の富士語る打ち切り~ぃ?」船岡「そのようですね。」...
View Article十日目 ご立腹
平成30年 九月場所 十日目 どうしてもイライラして虫の居所が悪い日があります。 キーボートのミスタッチくらいでイライラしたり、ちょっとした一言にカチンときたり。 いつもはどうって事のないことが気になってイラついてみたり。 抑えきれない苛立ちには周囲の人々も困惑します。 【とばっちり】玉治郎「ハッケヨイ・・・」 玉治郎「ま~だ!まだまだまだッ。」...
View Article十一日目 歓声
平成30年 九月場所 十一日目 連日、切手完売、満員御礼の国技館。 終盤戦に突入した国技館には今日も熱気を帯びた大相撲ファンの歓声が響き渡りました。 【憂鬱な声援】ワーワーワー ワーワーワー魁聖「・・・・・・。」 ワーワーワー魁聖「・・・・・・。」 魁聖「・・・勝ったのに・・・、なんか、ツライ・・・。」 周囲の歓声に恐縮するように下がる魁聖。...
View Article十二日目 薔薇と尻
平成30年 九月場所 十二日目 場所中、日を追うごとに集中力を高めている、大横綱・白鵬。 大横綱の集中を切らさぬように、ベスト状態で土俵に上がれるようにと付け人たちの努力も大きな支えとなっています。 【一心不乱に】ゴシゴシゴシゴシ ゴシゴシゴシゴシ ゴシゴシゴシゴシ ゴシゴシゴシゴシ ゴシゴシゴシゴシ 白鵬「おい・・・。」...
View Article十三日目 再会
平成30年 九月場所 十三日目 今日で60回目の対戦なのに、横綱になってから初対戦だなんて。 巡り合わせか、運命のいたずらか・・・・・・。 時を経て今、ようやく二人、巡り合いました。 【再会】白鵬「キセ・・・・・・。」 白鵬「キセ・・・・・・。」 白鵬「おかえり・・・・・・。」 白鵬「おかえりなさいッ!キセッ…!」稀勢の里「・・・・・・。」...
View Article十四日目 1000勝と優勝と
平成30年 九月場所 十四日目 長い15日間の本場所も今日で14日目。 今場所の勝ち越し負け越しも決まりだし、あの時もっと踏ん張っていれば・・・、あれがなければ・・・と後ろを振り返る力士も多いことでしょう。 後悔先に立たず。 それは土俵に上がる行司の気持ちも同じです。 【後悔】玉治郎「はぁ・・・・・・。」 玉治郎「俺はあの日・・・・・・。」...
View Article千秋楽 消えた三賞
平成30年 九月場所 千秋楽 優勝を逃した力士たちの千秋楽のお楽しみ、それは三賞力士の発表。 もしや? 自分が? もしかして? 秘かに胸弾ませてこの日を待っていた力士たちには、少し残念は千秋楽となりました。 【三賞】52代「今場所は三賞該当者なしなんて。」 52代「ケチケチしないで、パ~っとあげちゃえばいいのにね。」 大坂「その三賞なんですが、北の富士さん・・・。」...
View Article千秋楽 追記 安美錦のまわし
平成30年 九月場所 千秋楽 追記 昨日の千秋楽でどうしても気になったことがありました。 それは安美錦のまわしの色。 私の記憶が正しければ、安美錦は日頃黒の締め込みをしていました。 14日目の黒のまわし もう録画は14日目と千秋楽の2日分しかなくて、この2日の対比しかできないのですが、千秋楽はいつもと違うまわしの色で不戦勝の勝ち名乗りへ土俵に上がっていました。...
View Article初日
平成30年 九州場所 初日 博多の街に大相撲がやって来る、年の納めの九州場所。 熱い戦いが繰り広げられる場内は立ち込めた熱気に包まれています。 【密室】貴景勝「はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ。」太田「放送席、放送席~。こちらインタビュルームです。」 貴景勝「はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ。」太田「このインタビュールーム、大変に狭い密室となっております。」...
View Article三日目 アホになれ
平成30年 九州場所 三日目 重い。 実に重い空気が福岡国際センターを覆いました。 まさかの稀勢の里初日からの3連敗に、場内の重いざわめきが事の重大さを示されているようで居た堪れない気持ちになりました。 自分自身が一番深刻に感じているからこそ、周りにはアッケラカンとしていてほしい。...
View Article四日目 オーザンのキンボシ
平成30年 九州場所 四日目 趣味や特技というものは人生に彩を加え、人物に深みをもたらします。 【手習い】春日野「ピアノうまかったですね、友風。」太田「そうですね。」 春日野「いや~、私も50の手習いで始めちゃおうかな~。」太田「え?ピアノをですか?」 春日野「上達したら弾き語りなんかしちゃってね~。」太田「え・・・。弾き語り・・・?」...
View Article五日目 そうっスねが止まらない
平成30年 九州場所 五日目 今日から稀勢の里休場で、ついには横綱不在となった今日5日目。 横綱の抜けた穴を、大関3人が固く締めていくのかと思いきや! 【気合負け】ワーワーワーワー 「ふんぬッ」 「う~~~~ッッッ!!」 「う~~~~ッッッ!!!」 ワーワーワーワー 栃ノ心「・・・怖いっ!」呼び出し「頑張って。」...
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