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十日目 ご立腹

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平成30年 九月場所 十日目

 

 

 

どうしてもイライラして虫の居所が悪い日があります。

 

キーボートのミスタッチくらいでイライラしたり、ちょっとした一言にカチンときたり。

 

いつもはどうって事のないことが気になってイラついてみたり。

 

抑えきれない苛立ちには周囲の人々も困惑します。

 

 

 

 

【とばっちり】

玉治郎「ハッケヨイ・・・」

 

 

 

 

 

玉治郎「ま~だ!まだまだまだッ。」

 

 

 

 

 

 

玉治郎「おい、遠藤・・・。」

 

 

 

 

 

 

玉治郎「そのまわし・・・。」

 

 

 

 

 

玉治郎「派手すぎる!違反!」

遠藤「・・・・・・。」

 

 

 

 

 

玉治郎「黒か紺色に変えなさいッ、いい?わかった?」

遠藤「・・・・・・。」

 

 

 

 

玉治郎「・・・ったく・・・わかってんのか!永谷園。」

遠藤「・・・・・・。」

 

 

 

 

ひょ~~~ぉ!!

 

玉治郎、こっわ~~~~!!!

 

え?何がお気に召さなかったのですか?

 

いつもこんな感じで遠藤立っている気がしますよ。

 

そんなに手付き不十分でしたか。

 

厳密に見れば稀勢の里も手付き不十分のように見えますよ。

 

そもそも二人の呼吸があっていればそれでいいんじゃないのですか。

 

遠藤を目の敵にしていた理由がよくわかりませんでしたが、あ・・・!もしかして・・・。

 

永谷園の広重のお皿当たらなかったから、遠藤に八つ当たりですか。

 

 

 

とんだとばっちりの哀れな遠藤。

 

 

遠藤もどこか悪いのか知らないけれど、もう少し元気出してゆこうじゃないか。

 

 

 

 

しかし稀勢の里これで無事に勝ち越し!

 

一先ずこれでホッとしました。

 

一体何勝が進退の判断ラインになるのか分りませんが、とりあえずは勝ち越しなのですから良しとしましょう。

 

もちろん横綱である以上、優勝に絡んで10番以上は欲しいのはわかっていますが、長い休場明けの病み上がり。

 

10日目で勝ち越しを決めてきたことに、まだまだやれることを示したようにも思えます。

 

残り5日横綱の誇りを取り戻すためにも、存在感を示す相撲が見られることを期待します。

 

 

 

 

 

あんまり玉治郎が怒るもんだから、せっかくの二枚目ダブル解説も頭から吹っ飛んでしまいました。

 

怒れる玉治郎に緊張した後は、心も体もリラックス。

 

緊張で固くなった体も心も、最後はゆっくりのんびりと。

 

 

 

 

 

【リラックス】

正代「あ~やれやれ。やっと終わった・・・。」

 

 

 

 

 

正代「どっこいしょっと・・・。」

 

 

 

 

 

正代「ねえ、ちょっと・・・。」

 

 

 

 

 

正代「そこのリモコン取ってくんない?」

千代大龍「うん、いいよ。」

 

 

 

 

 

慌てない、慌てない。

 

一休み、一休み。

 

 

by 一休さん

 

 

 

 


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