平成30年 九月場所 九日目
三連休の最終日は敬老の日。
敬老の日とは長年社会に尽くしてきた老人の方を敬愛し、その長寿をお祝いする日です。
【敬老の日のプレゼント】
トントン。
船岡「・・・・・・。」
52代「な~に?ディレクターからの指示?」
52代「えっ?!」
52代「ちょっとぉ!北の富士語る打ち切り~ぃ?」
船岡「そのようですね。」
9日目の今日まで高安をカド番と思い込んでいた52代。
あんまり適当な解説していたら本当に「北の富士語る」は打ち切りになりますよ(笑)
都合が悪くなった時だけ年寄りをかさにかぶって身を守る、タチの悪い御年76歳。
今頃になって解説失格だなんてしおらしいこと言っていましたが、な~にそんなの今に始まったことじゃありません。
誰も52代に本格的な解説を期待などしていません。
今のままで自由勝手気ままに愚痴ったりしていたらいいのです。
相撲を見ながら元横綱が愚痴る。
それが52代解説の醍醐味です。
ところで何日目かに芝田山さんが得意げに披露していた敬老の日のスイーツ詰め合わせは、ご来場のご老人方に贈られたのでしょうか。
きっと満面のスイーツスマイルを寄せての記念撮影も行われたのでしょうね。
甘いお菓子で人気を得ようとするスイーツ詐欺にご注意ください。
のどかな敬老の日の国技館は、今場所にかける力士たちの様々な攻防の土俵が見られました。
【再び】
千代の国「うわ!」
高安「どうしたのっ?」
千代の国「また、ガム踏んだっ!!」
高安「・・・・・・。」
高安「ゴメン・・・。それ、俺のだわ。」
千代の国「は?」
ガム再び。
千代の国には赤房下は鬼門です。
激しい土俵がある一方で、静かな攻防を繰り広げる土俵も時には見られます。
【静寂】
玉治郎「ハッケイヨイ、ヨイ。」
玉治郎「・・・・・・。」
玉治郎「???」
トコトコトコ
玉治郎「・・・眠っとる。」
御嶽海「zzzz」
眠れ良い子よぉ~♪
せっかくいい上手を引いていたのに攻めることが出来ずに一瞬で形勢逆転で寄り切られ、痛恨の3敗目。
それにしても白鵬、寝かせつけるの上手ですね。
鼻息の荒い御嶽海を一瞬で眠らせてしまうなんて。
あの棒立ち足ちょんのミスリードからの形勢逆転は、あれはさすがは白鵬!
昨日で横綱通算勝ち星800勝となったそうですが、801勝目はまさに名人。
今場所は調子も戻ったようですし、こりゃやっぱり優勝は白鵬優勢になりつつあるのか。
それにしても結びの一番は胸にくるいい相撲でした。
昨日の黒星を振り払うように力強く寄り切る稀勢の里の姿に、胸が熱くなりました。
まわしを取ればまだまだ力は十分です!
自信を持って落ち着いて残りの6日間を務めてほしい。
カド番の栃ノ心には悪いけど、今日の結びは力いっぱい稀勢の里を応援しました。
明日は10日目。
もう豪栄道と高安戦が組まれて大関の星のつぶし合いになるのがとても残念ではありますが、上位陣の締まった相撲で場所に重さと厚みが加わって、日を追うごとに緊張感が増してきます。