平成30年 九月場所 十四日目
長い15日間の本場所も今日で14日目。
今場所の勝ち越し負け越しも決まりだし、あの時もっと踏ん張っていれば・・・、あれがなければ・・・と後ろを振り返る力士も多いことでしょう。
後悔先に立たず。
それは土俵に上がる行司の気持ちも同じです。
【後悔】
玉治郎「はぁ・・・・・・。」
玉治郎「俺はあの日・・・・・・。」
玉治郎「なんであんなにイラついていたんだろう……。」
玉治郎「スマン・・・、遠藤・・・・・・。」
本当にあの日の玉治郎は怖かった。
遠藤もあれが響いたわけでもないのでしょうが、星が上がらず今日でようやく3勝目。
このぶんでは来場所の遠藤は玉治郎から遠く離れたところで相撲をとることになりそうです。
14日目に優勝を決めさせるわけにはいかない、重責を担った大関の豪栄道。
張り切り過ぎたのか支度部屋を早々に後にして、大一番に備えます。
【一点集中】
豪栄道「・・・・・・。」
豪栄道「・・・・・・。」
豪栄道「・・・・・!!」
豪栄道「セアカゴケグモ・・・ッ!」
セアカゴケグモ、熊本にも上陸したらしく23匹見つかったらしいんですよ~。
側溝とかに潜んでいるらしいですよ。
刺されたら筋肉マヒが起こるとか。
絶対に刺されたくないものです。
そんなセアカゴケクモに刺されたわけでもないでしょうが、白鵬を前に全く相撲をとることが出来ず豪栄道完敗の白鵬完勝。
そしてついにまたまた前人未到の幕内1000勝達成と41回目の優勝を14日目に成し遂げてしまいました。
おめでとう!!白鵬!
あんまり凄すぎて、沢田石が十両の放送で「幕内100勝達成」と言い間違っていたこと、許してあげてくださいね。
地味に生きていると100勝も1000勝もよく違いがわからなくなるものです。
そんな1000勝も明日にはきりの悪い1001勝に変わってしまうことになるのでしょうが、白鵬は優勝よりも1000勝達成の方が嬉しそうでした。
余裕をもって14日目に優勝を決めて明日の千秋楽。
全勝優勝と久しぶりの優勝インタビューに満を持して挑みます。
一方十両は相変わらずの混戦模様。
混戦しすぎて土俵が混乱しているようです。
【五穀豊穣】
バーン
矢後「あー!負けた!」
徳勝龍 「ヒョイ」
矢後「???」
徳勝龍「ピーヒャ~ラ ピピピ」
徳勝龍「ピーヒャ~ラ ピピピ」
徳勝龍「ピーヒャ~ラ ピピピ」
矢後「踊ってる・・・???」
秋祭り近し。
どうやら十両優勝争いに名を連ねている徳勝龍。
久しぶりにこの人の軽妙な小躍りを見ました。
明日は十両優勝の行方が決まる千秋楽。
豊穣を祝う秋祭り、存分に踊るためにも明日優勝を手に入れようではないか!
踊れ!徳勝龍!!!