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四日目 ライバル

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平成30年 九月場所 四日目

 

 

 

互いに競い合い、高め合い、そして認め合う。

 

それが、ライバル。

 

長い人生の中でライバルは大きな存在となります。

 

 

 

【アイツ】

戸部「現役時代のライバルについては色々伺いましたが・・・。」

 

 

 

 

戸部「解説でのライバルって、やっぱり・・・。」

 

 

 

戸部「琴錦ですよね?」

舞の海「・・・・・・。」

 

 

 

 

 

舞の海「アイツはね、戸部さん・・・。」

戸部「はい。」

 

 

 

 

 

舞の海「ライバルって言うより敵。」

戸部「敵ですかー。」

 

 

 

琴錦。

 

解説の席を離れてもうどれくらいになりますか?

 

あのマシンガンのようなおしゃべり解説を聞かなくってずいぶん経つような気がしますが、あれは舞の海にとっては天敵だったかも。

 

錣山さんのようなタイプは互いに良い作用を及ぼす相乗効果が得られる舞の海にとってもよい相手ですが、琴錦は舞の海の牙城を揺るがすおしゃべり天敵!

 

「もろ手はもろ手に弱い」、という錣山格言がありましたが、私はここに「おしゃべりもおしゃべりに弱い」、という格言をここに刻みたいと思います。

 

そう言えば琴錦は部屋を開いたんでしたよね?

 

少々解説では喋りすぎる傾向にありましたが根は真面目で指導熱心な人ですから、きっと愛弟子たちにたくさんしゃべりながら稽古つけていることでしょう。

 

もしかしたら部屋の稽古は実技と学科に分かれていたして(笑)

 

ところで戸部アナのライバルは三輪アナあたりですか?

 

 

 

 

ライバルとは特別な相手を差すだけでなく、同じ土俵に上がれば互いに皆ライバル。

 

ライバルは時に、相手へ優しい手を差し伸べます。

今日取り組む相手には、全身全霊でぶつかってゆくことが相手への敬意であり互いに切磋琢磨するライバルの在り方です。

 

 

 

 

【優しい大関】

貴景勝「え~ん、え~ん。」

高安「どうしたんだい?」

 

 

 

 

 

高安「なぜ泣いているんだい?」

 

 

 

 

 

貴景勝「だって・・・・・・。」

 

 

 

 

 

貴景勝「毛がチクチクするんだもん。」

高安「夏毛だからしようがないんだよ。」

 

 

 

 

貴景勝、小結だからってわがままを言ってはいけません。

 

まだ今は9月場所、9月もようやく半ばです。

 

もうしばらくしたら高安も冬毛に変わります。

 

次の九州場所で高安と当たるころはきっとふかふかの高安です。

 

九州場所でふかふかの高安とまた相撲を取れるように、貴景勝も頑張りなさい。

 

 

 

 

後半はなんとまぁ、流血の多いこと。

 

心様がパックリ切ったかと思えば稀勢の里も鼻血で流血。

 

しかし恐るべきは心様。

 

あれだけパックリ切っていたのに取り組み中はアドレナリンで止血しちゃうなんて!

 

でもアドレナリンが出ていたにしては、相撲の力強さが今一つ物足りなく感じるのは親指の怪我の影響でしょうか。

 

アドレナリンは切り傷には効くけど打ち身やねん挫などには効かない模様。

 

アドレナリンが効かない時はたまにはアリナミンもいいかもよ。

 

 

 

 


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