平成30年 九月場所 三日目
前相撲が行われた三日目。
土俵下にも初々しい姿がありました。
【初対面】
ガヤガヤガヤガヤ。
呼び出し「あ!」
呼び出し「外人さんだ。」
呼び出し「緊張するな~。」
呼び出し「どこの国の人だろう。」
松鳳山「I'm from 築城町。」
呼び出し「は?」
まった~可愛い小坊主さんが入ってこられましたね。
頂いたコメントにあったマルコメみそのような呼び出しさんとはきっとこの子のことですね。
まだランドセルの背負っていてもおかしくないような幼さが残る面影ですが、おいくつなんでしょう。
若くして角界に飛び込んで、呼び出しとして陰になり日向になり未来の大相撲界を担ってゆく、大切な若人です。
築城町の外人さんとも仲良くしながら、どうぞ長い呼び出し人生を務めあげて下さいね。
力士は今や大学相撲経験者が全盛期となり、今や中学卒業のたたき上げの力士は貴重な存在に。
中学卒業して土俵人生を続けていれば、色んな事に遭遇します。
【不運】
ザザーッ。
千代の国「あ!」
千代の国「・・・・・・。」
千代の国「親方・・・・・・。」
千代の国「ガム踏んだよ。」
西岩「ゴメン、私が捨てました。」
ガムは紙に包んでごみ箱へ。
実況を間違えて恐縮しきりの沢田石でしたが、大丈夫ですよ沢田石。
ラジオでは吉田アナも52代もさっぱりわからなかったようでした。
ギリギリの攻防が繰り広げられる土俵際。
取り組みに臨む力士同氏はもちろんのこと、それを見届ける審判たちも必死です。
【問題解決】
ワーワーワーワー
東関「正代と豊山、完全に間違えてたね。」
錦戸「う、・・・うーん・・・。」
錦戸「緊張するとさ、頭がゴチャゴチャになるんだよね。」
西岩「あー。」
西岩「・・・緊張を解くいい方法がありますよ。」
錦戸「え、ナニナニ?」
西岩「バーッと山盛りの塩を撒くんですよ。」
竹縄「そりゃぁ、いいですね。」
錦戸「よし。さっそく次から塩撒こう。」
西岩「問題解決っと。」
話せば話すほど混乱する水戸泉の説明。
いつの時代の審判部にも強者の審判長が紛れ込んでいるものですが、水戸泉もなかなかの強者のようです。
しかし水戸泉と言えばやはり塩。
取り直しの時には何も言わず山盛りの塩をパ~っと撒き上げたらどうですか?
ショー的効果も絶大で取り直しへのボルテージも更に上がりそうです。
あまりに水戸泉ショックが強すぎて、稀勢の里の九死に一生を得た3勝目を忘れそうになりました。
今日の一番も相撲内容は完全に負けでした。
だがしかし、今場所は内容よりもまず結果。
とにもかくにも勝つことが大切。
いびつな星の形でも白星に変わりなし。
一つずつ白星を積み上げて結果を出すより方法はありません。
厳しい戦いではありますが3連勝で来ているのは、ツキも味方している証拠。
気を強く持って土俵に上がり続ければきっと結果はついてきます。
今場所の朝乃山は相撲に厳しさが出てきましたね。
顔つきも心なしか変わってきて、目元が強くなってきました。
先場所の活躍が自信となっているようです。
成長の波に乗って、今相撲と真剣に向き合って努力を重ねることが出来るなら、きっと大きな未来が開けてくることと思います。
「鉄は熱いうちに打て」と言いますが、熱いうちは一瞬です。
冷めて鍛えても鉄は折れてしまいます。
真っ赤に燃えるこの瞬間の鍛錬、決して逃すなかれ。
そう言えばラジオで52代は「マルガリータは今日は来てないの?」と御嶽海の御母堂様を呼び捨てにしていました(笑)
52代よ、それはあまりに失礼です。