平成30年 九月場所 六日目
中盤戦に突入した六日目。
全勝を守っていた稀勢の里、大関を狙う御嶽海に土。
星を落とした、人拾った人。
今日は星の他にも大切なものを落とした人もいました。
【相場】
ドスドスドスドス。
「ちょっとそこのアナタ。」
呼び出し「何か落としましたよ。」
北勝富士「ああ、すみません。」
呼び出し「はい・・・。」
北勝富士「どうも。」
呼び出し「ちょっと。お礼の一割は?」
北勝富士「え・・・。」
落し物のお礼は中身の1割と以前は言っていましたが、今もそういうのあるんですかね?
中身は現金3万円でしたっけ?
その1割で3000円。
3000円、結構嬉しい額じゃないですか(笑)
話は戻って、御嶽海に大関の番付の重みを見せつけた豪栄道でしたが、あぁ!まだ1敗しかしてなかったんですね。
私はてっきり2敗くらいしているのか思っていました。
ゴメンネ豪栄道、穿った見方をしていて。
でも今日の相撲は豪栄道に常々とってほしいと思っていた、前みつを掴んで相手の上体を浮かせるいい相撲でしたね。
大関なのに優勝争いの中に挙げるの事さえ憚れる空気が、放送席を充満していました。
あの舞の海さえも最近では豪栄道を語るのに口が重くなっていたくらいです。
でも今日はその重く立ち込めていた空気に風穴を開けましたね。
というか、振り返れば初日以外はそう悪い相撲をとっているわけではありませんでした。
人は周りの空気に流されやすいもの。
周囲が作り出す勝手な空気に豪栄道自身が飲み込まれないように、存在感を示す中盤戦を期待します。
千代大龍、思わぬ時に臨時収入。
大金を手にしたら浮足立つものです。
スリや置き引きには十分お気を付けください。
気が付けば明日はもう15日。
9月も半ば、味覚の秋です。
【旬のもの】
明瀬山「ガブリ。」
明瀬山「モグモグモグ。」
明瀬山「・・・あ。」
明瀬山「このミカン、甘い!」
そろそろ熊本ではミカンがお店に並びます。
明瀬山、熊本ミカンは甘くて美味しいよ。
でも今日の矢後との一番はどっちを応援するかとても迷いました。
残念ながら負けてはしまいましたが、熱戦でした。
矢後をひょいとまたぐ仕草に体力に余裕があることがうかがえましたが、星は上がっていないんですね(涙)
矢後も明瀬山を見習って長い相撲にも耐えられる体力をつけねばなりません。
豊ノ島、幕下西の筆頭で勝ち越し。
ついにここまで戻ってきました。
思わずこみ上げるものがあったようですが、ここまで戻ってくるまでの心の葛藤は計り知れないものがあったことと思います。
時天空との約束まであと少し。
関取り復活のその日まで時天空が見守ってくれます。
残りの相撲も頑張れ、豊ノ島。