令和五年 初場所 十日目
応援されるということは、いくつになっても嬉しいものです。
【応援】
ワーワー
厚井「うわ~、北の富士さんの応援ですよ。」
52代「うん。」
52代「何か嬉しいね。」
厚井「ですよねー。」
52代「でも、あれだね。」
52代「富士だけ残して、宝富士とか北勝富士とかいろいろ代えてるのかもしれないね。」
厚井「年取ると疑り深くなりますね。」
他にも、錦富士とか翠富士とか。
富士の四股名の人気力士は目白押し。
でもそれでもいいじゃないですか。
人から応援されるって有難いことですよ。
自分だけじゃ出ない力が湧いてきますもの。
北の富士なんて知らないだろう、だなんて老人の照れ隠しなんて言わないで、ファンの応援はドリンク剤よりよほど効きますよ。
懸賞企業のユンケルですか?
本場所も残り5日。
放送席もお疲れさまです。
9勝目の貴景勝、今日は一段と重さを感じる相撲で明生を土俵際で小手投げ。
鋭い明生の攻めにもどっしり構え、前に出て行った相撲ではないものの危なげない印象。
重いといえば、今場所西の5枚目の錦木。
岩手南部鉄瓶のような重い腰を存分に生かした攻めで、7勝3敗の勝ち越し王手。
あの角界随一の重い腰をもってすれば、立ち合いの早さなどまるで無意味。
自分に寄ってくるの相手を待ち構えて、掴まえて寄る。
これぞ究極の後の先。
2敗力士が間にはいるものの、このまま勝ち進んで今の相撲をとり続ければ、初優勝も夢じゃないかもしれない。
そんな、ほのかな期待を今場所の錦木に寄せながら、終盤戦の土俵を見守ります。
※明日から出掛けなくてはならないので、2~3日ブログはお休みします