令和五年 初場所 九日目
幕内の前半戦の土俵。
遠藤が見せた鮮やかな下手出し投げを見ながら、まるで合気道だと感心していましたが、後半戦はさらにそれを上回る驚きが待っていました。
摩訶不思議なはたき込み、まるでマジック。
【ミスター】
宇良「上がれ上がれ」
ふわっ
宇良「これが…」
晃之助「そう言うの信じない。」
デデデデデデン♪
Mrウラックの驚異のハンドパワー。
決まり手は「ハンドパワー」で決定です。
まぁ、実態は錦富士のほぼ自爆だったように思えましたが、これぞ宇良というようなパフォーマンスで面白い一番でした。
やはり宇良が元気になると相撲が面白くなります。
しかしこんないい力士同士の好取り組みに、懸賞金が1枚もついていないとは、企業も何を見てるのか。
勝ち名乗りを受ける宇良も、手元が寂しそうだったぞ。
2敗勢力士が相次いで負けていく後半戦の土俵。
優勝をうかがえそうな、大栄翔に豊昇龍が3敗目を喫しました。
その上豊昇龍は若元春の攻めを小手投げで凌ごうとした時に、足を痛めた様子が気がかりです。
やはり下がりながらの投げには、常にリスクを伴います。
これで貴景勝が1敗。
2敗に阿武咲と琴勝峰と続いていますが、これだけ見るとぐっと貴景勝優勝の流れになりそうな気もしますが、果たしてどうなりますか。
明日で中盤戦も終わります。