令和四年 九州場所 初日
落ち葉舞い、日一日と日暮れが早くなる秋の日は、何となく物憂げな気持になってしまいます。
【秋の憂鬱】
52代「はぁ~。」
大坂「どうしたんですか?北の富士さん。」
52代「今日はなぜか、気持ちが塞いでねぇ・・・。」
52代「秋だからかねぇ・・・。」
大坂「元気出してくださいよ、北の富士さん。」
大坂「ネクタイ、今日はお揃いなんですから。」
52代「原因はそれ!」
大坂アナとお揃いになるのは52代としては痛恨のミス、といったところではないでしょうか。
おしゃれ殿堂入りのおしゃれマイスターが、センスの欠片もなさそうな大坂アナとネクタイが被るとはまさに初日の番狂わせ。
そう言えば大坂アナにしては髪型もこざっぱりといつもよりも垢抜けて。
これは解説席も今場所は下剋上の予感です。
約2か月ぶりに見る本場所は、いつも新鮮で先場所の流れをほとんど忘れてしまいます。
そうだそうだ。
先場所は玉鷲が優勝したんだった。
その上、力士の顔と四股名もなんとなく曖昧に。
一山本と王鵬を見ながら、どっかで見た顔とは思うものの四股名まではたどり着かず。
錦富士で再びこの人誰だっけなぁと記憶をたどり。
今場所は誰がカド番だったけな?と先場所の成績を呼び覚ます・・・。
それで今場所のカド番は正代一人。
御嶽海は関脇陥落してんですね~。
いや~、すっかりころっと忘れてた(笑)
こんな記憶力だからもちろん、先場所の大健闘の高安のこともすっかり忘れていましたが、今日の高安はものすごい気迫。
若隆景におっつけさせまいと、突いて押しての押しまくり。
さすがの若隆景も相手に手がかからなければ何も出来ずに、押し出されて高安の勝ち。
先場所の記憶は忘却の彼方へ消えてしまいましたが、先場所の高安もきっとこんな風に気迫に満ちた相撲をとっていたんでしょうね。
何やら足を気にしていたようですが、横綱不在の今場所も好機到来のチャンスの場所です。
初優勝目指して頑張ってほしいものです。
「今場所はゴリラになる」と、翔猿進化論宣言をしたとかなんとか言っていた翔猿は正代相手に上手い攻めを見せて、今場所初のインタビュールーム入り。
いつも通りの早巻きの受け答えからも調子の良さが窺えます。
猿がゴリラになるのがいいかどうかは別にして、聞いた話によれば翔猿は全身脱毛でお肌はすべすべなんだとか。
猿といえばグルーミング、と言う猿のイメージを一新する、喋りも早ければ進化も早い今場所の翔猿には、いつも以上に要注目の力士となりそうな予感です。