令和二年 七月場所 中日八日目
中日の放送席には角界きっての人気者。
第72代横綱・稀勢の里の登場です。
【愛】
キセ「あら?」
キセ「いやだ。」
キセ「アクリル板越しの佐藤さんって、なんか素敵・・・!」
キセ「アタシ、恋しちゃいそ~。」
引退してからの稀勢の里はよく喋ることは大相撲ファンには周知の事実ですが、今日のキセはまたいつになくハイテンション。
いつにも増して口の動きも滑らかで、肌艶もよく、明るくハツラツとした様子です。
これはきっと公私ともに充実した日々を過ごしている証拠でしょう。
良き哉良き哉。
若く明るいパワーに見ているこちらまで元気をもらいます。
およそ65000通にも及んだメッセージ。
相撲愛溢れるメッセージの数々の中には親方への疑問質問も寄せられます。
【メッセージ】
佐藤「今日は皆さんから寄せられたメッセージをご紹介しています。」
佐藤「親方に、こんな質問が寄せられています。」
佐藤「東京都、40代の男性からです。」
佐藤「アナウンサーの中で、一番偉くなるにはどうしたらいいですか 洋之」
佐藤「どうしたらいいですかね? 」
佐藤「いいアドバイスくださいよ、親方 」
荒磯「・・・・・・」
キセ曰くこれは負けない!ってものを身につけることが大事らしいぞ。
その点で言えば佐藤アナの長所は滑舌の良さ。
多くのアナウンサーが未だ苦しんでいる「若隆景」の発音も難なくクリア。
若隆景 若元春 若隆元 と繰り返す大相撲早口言葉もきっと朝飯前。
流れるような実況力は他の追随を許さぬものがあります。
佐藤、大坂、太田、船岡、沢田石、戸部。
大相撲実況アナも中堅どころがずいぶんと安定してきた今日この頃。
ベテランアナの出番も減ってきて寂しくもありますが、次を担う世代が成長していることはとても大切。
アナウンサーも互いに切磋琢磨しながらしのぎを削り、互いに高め合いながら、自分独自の実況名調子を身につけていってほしいものです。
おぉそうだった。
相撲だ相撲。
強いぞ正代!
御嶽海を力強い突き落としで下して7勝目。
リポートでも自信に溢れている様子が聞かれました。
ヨカヨカ、よかぞ。
自分のしよることには自信ばもたんとでけん。
バッテン、あんま自信満々だと足元すくわれるけん気を付けなっせ。
勝って兜の緒を締めよ。
明日の輝戦も気ば引き締めていきなっせ。
せいしょこさんも見とらすよ!
明日から場所は後半戦。
全勝を保つ横綱白鵬に新大関の朝乃山。
7勝1敗の照ノ富士の存在も気になるところ。
このまま勝っていけば照ノ富士も、10日目以降には上との対戦も組まれてくるかどうなのか。
割の組み方も気にかかる場所の折り返しです。