令和二年 七月場所 六日目
YAH YAH YAH YAH YAH YAH YAH
YAH YAH YAH YAH YAH YAH YAH
【振り返れば奴がいる】
正代「誰だっ!?」
正代「誰だっ!?」
正代「俺の背後にいるのは誰だっ?!」
正代「ひゃ!近藤!」
遠藤「近藤じゃねー。」
相撲巧者の近藤を自己流相撲・正代撃破!
かつて近藤に手を焼いた時天空の上前を行く、見事な土俵際の身のこなし。
これには時天空もあっぱれとご満悦なことでしょう。
しかし正代という力士は何とも掴みどころのない相撲を取るものです。
場所前に地元ラジオ局のインタビューでも、よくわからない脈絡のない話をしていました。
いつぞやと同じようにお母さんの甘口のカレーが食べたいとかなんとかゴニョゴニョといっていましたね。
正代の相撲を見ていると取り口には人柄が現れるようです。
熊本県人として時天空の忘れ形見として、大変に期待を寄せているのですが、勝ち星が積み上がってもどこか信じられないのも正代の人となりによるものかもしれません。
暗闇で感じる気配。
これはあまり感じたくないものです。
【背後】
ザワザワ
松鳳山「あー、やっと勝てた。」
松鳳山「ふぅ。」
松鳳山「あら?立浪さんの・・・、後ろにいるの誰かしら・・・。」
「え・・・。」
きゃーーーーー!!!
どうして向こう正面はあんなに暗いのか。
放送上意味があってのことでしょうが、大阪場所の時よりさらに暗さMAX。
立浪さんの漆黒の闇に今にも飲み込まれそうです。
貴景勝を見事な相撲で破った霧馬山。
前みつを掴んで前に出る姿勢が師匠霧島に似てきました。
インタビュールームで何言ってるかわからないのも、師匠譲りなのかどうかはわかりませんが、大関に勝って嬉しいのはよく伝わってきました。
これからの成長が楽しみな霧馬山や隆の勝の善戦も、今場所を盛り上げる大きな要素となっています。
ところで、今場所は力士の身体の様々なところから、稽古が十分にできなかった様子が見て取れます。
【バロメーター】
ザワザワ
ザワザワ
呼び出し「・・・ん?」
呼び出し「胸毛めっちゃスゲー。」
心様の胸毛に高安の背中の毛。
両者ともにフッサフッサです。
体毛は稽古量のバロメーター。
如何に稽古ができなかったか、体毛の量からも見て取れます。
心様と高安の体毛が擦り切れて薄くなった時。
その時こそが元大関二人の復活の時となるでしょう。