令和2年 七月場所 初日
本来ならば名古屋で行われるはずだった七月場所。
角界のホームグラウンド両国での初日の開催となりました。
勝手知ったる、見なれた場所のはずなのに。
いつもとは違う気配がそこはかとなく漂います。
【曰く】
ザワザワ
「しかしここは暗いですね。」
「何だか、ふとした時に・・・」
「背筋がぞくっとするんですよ。」
「この場所、何か曰くがありそうですね。」
そうなんじゃよ、舞の海。
実はなその場所、その昔。
無念、斬首と相成った。
吉田賢左衛門の。
首塚だったんじゃ。
キャー。
怖いよヨッシ―。
まるで暗がり浮かび上がるさらし首。
さらし首しか見ることはかないませんでしたが、このコロナ禍の中ヨッシ―も52代もお元気そうで何より何より。
とうとう観客動員で始まった七月場所。
声援に変わって場内に響く揚げ油のような拍手が印象的ですが、いつの間にか引退していた力士のなんとまあ多いこと。
やはり実戦から離れてしまうと、気持ちも途切れてしまうものかもしれません。
なんとも寂しいものですが、青狼の第2の人生が不動産業というのがとても気になるところです。
ウランバートルの高級物件を白鵬に売りつけようと目論んでいるのではないでしょうか。
青狼の第2のビジネス人生に幸あらんことを祈ります。
ところで今日の初日。
鶴竜の自爆より、朝乃山の大関初白星より、何よりも気になったのは。
勢のタンクトップ焼け。
20㎏痩せたのは言われなきゃ気が付かなかったけど、そのタンクトップ焼けはきっと多くの大相撲ファンが気が付いたことでしょう。
夏、満喫してるね、勢。
さて、ほど良く力士のしこ名も忘れかけている今場所ですが、52代の言うように平幕優勝の可能性も有りか無しか。
アクリル板越しの解説に今場所も耳を傾けたいと思います。