令和二年 大阪場所 六日目
感性のない場所も今日で六日目。
様々な土俵周りの声や音に耳を傾けながらも、観戦中の拠り所はやはり放送席の声です。
【誰かしら】
チラ
チラ
白メガネ「今日の正面解説、誰かしら??」
白メガネ「・・・・・。」
白メガネ「・・・・・・。」
白メガネ「なんだ・・・、大乃国か・・・。」
ってうちの母が言ってました。
どうしても人気の上がらぬ(うちでは)大乃国解説。
大乃国解説と言えばやはりこれ。
【お仕置き】
芝田山「しかしながらね、しかしながら、しかしながら。」
佐藤「芝田山さん。」
佐藤「あんまり屁理屈こねると暗い所に閉じ込めますよ」
芝田山「えぇ?」
佐藤「ほぉ~ら、あそこ」
立浪「マージ、ここ暗いっすよ。」
芝田山「もう…、言いません・・・。」
暗い場所(立浪談)での唯一の光明、朝乃山の大関取り。
まず最初の試金石としてここは勝っておきたいところでしたが、残念ながら御嶽海の横やり根性の方が一枚上手でした。
まぁでもしかたない。
御嶽海の出足はさすがなもの。
やはり立ち合いには鋭さとエグさが必要。
実は初顔だった鶴竜と徳勝龍。
先場所の優勝は伊達ではなかったことを自ら示した初金星。
徳勝龍にとっては価値ある初日となりましたが、鶴竜にとっては心配な2敗目。
そんな徳勝龍と先場所、優勝争いを繰り広げた正代。
先場所の活躍がまぐれではないことを、正代も示さねばなりません。
【発表】
正代「あのー。」
正代「紹介します。」
正代「実はこれ」
正代「俺の弟。」
大英翔「はぁ??」
弟(嘘)に一気に押し出されとるがな。
そういえば場所前に地元のニュースで正代のインタビューがありました。
大阪の行きつけの店で近頃気に入っているというオムライスを注文していたんですが、インタビューのアナウンサーがオムライス好きなんですね?と尋ねると・・・・・。
いや、実は辛いのが得意じゃないんだけど、母親のカレーが好きだ。そういえば最近カレー作ってくれない。なんでだろう?
と、全くオムライスとは関係のないママカレーのことを話していました。
正代よ、大丈夫かい?(笑)
私はちょっと心配になったよ。
君が今食べているのはオムライス。
カレーではないよ。
郷里を思う里心がカレーとオムライスの区別をつかなくさせたのかも、とその場は納得させましたが、とにもかくにも今場所は目標勝ち越し。
あらなるステップアップを見据えながら、いつの日か甘口カレーで錦を飾るがよい!