令和二年 大阪場所 七日目
潔くあること。
我慢強くあること。
男の美学を貫いた、浪速の大関・豪栄道。
七日目の放送席に見参。
【黙して語らず】
太田「親方~。」
太田「私、橋幸夫が得意なんですよ。聞いてくれますか?」
太田「潮来のぉ~~」
太田「伊太郎ぉ~~~」
太田「ちょっと見なればぁ~~~」
太田「ね、上手いでしょ。」
豪栄道「・・・・・・。」
太田「ねぇねぇ、何か言ってくださいよ。」
豪栄道「・・・・・・。」
男とは多くを語らず、背中で示すもの。
うちの曾爺さんは「男は三日に三口」と言ったとか。
そんなんだったら「1日一言」でよくない?曾爺さん。
太田アナの質問にまさかの質問での切り返し。
今日が初めての解説席入りでしたがどっしりと構えて、土俵上より堂々としているようにも感じられたほどです。
しかし、椅子に座ったこの感じ。
なぜだか師匠によく似てます。
苦楽を共にした師匠と弟子は風貌まで似てくるのでしょうか。
現役を終えても二人の絆はいつまでもつながっています。
【師匠の背中】
ザワザワ
豪太郎「・・・・・・。」
豪太郎「・・・ホジ」
境川「おい、豪太郎・・・。」
境川「人前で鼻はほじるなよ。」
豪太郎「・・・・・。」
これからも豪太郎は師匠の背中を追い続けます。
でも豪栄道の解説なかなか良かったですね。
飾りっ気のない武骨な語り口からの、鋭い取り組みの解説は境川イズムに満ち溢れ好感が持てます。
これから指導者となり新たな苦労もあることでしょうが、師匠の背中を追いながらも共に並走しつつ、豪栄道が言うような我慢強い素直な力士を育てていってください。
これからの活躍を期待しております。
花のロクイチ組より一つ上の横綱鶴竜。
まだまだ現役での活躍を期待しておりますが、この人は優しい親方になってしまいそう。
ダーーン
鶴竜「あ!大丈夫?」
鶴竜「一人で起きれる?」
鶴竜「まぁ!小さいのにえらいのね!」
大丈夫ですよ。
炎鵬はママ鵬に厳しくしつけられてますから。
七日目を終了して全勝は早くも白鵬だけに。おした
いつものように白鵬を頂点とした優勝レースのピラミッドはこのまま保たれていくのか。
静寂の大阪場所は明日中日折り返しです。