令和二年 大阪場所 四日目
静けさは雑念を振り払い物事への集中力を高めます。
【雑念】
吉田「あら。」
吉田「珍しい。」
吉田「いつになく真剣に土俵を見つめたりして。」
52代「だってさ・・・。」
52代「綺麗所もいないんだもん・・・。」
52代「諦めて相撲見るほかないよね。」
吉田「そもそも、それが仕事なんですけどねー。」
煩悩の犬は追えども去らず。
来年の大阪場所にはたくさんの花柳界がやってくることでしょう。
しかしまさかそれが理由と言うわけじゃないでしょうが、今場所の52代は今見てなかっただの、聞いてなかっただのと
解説の職務を半ば放棄したような言動をしませんね。
やはり無観客の緊張感が52代の奔放さにも影響を及ぼしてるのでしょうか。
いつもの好き勝手さがやや鳴りを潜めているような気もしますが、適度な緊張感は良い刺激になります。
せいぜい職務に励みましょう。
異例の無観客となった場所においても、吉田アナはベテランの味で場所の空気を和ませます。
このベテランの味。
放送席に留めておくだけではもったいない。
【番宣】
吉田「視聴者の皆さん、ここでお知らせです。」
吉田「わたくし、来年新年度から新しく番組を持つことになりました。」
吉田「北の富士さんをアシスタントに相撲部屋のちゃんこ場を渡り歩いて、その部屋その部屋の名物、銘酒に舌鼓を打つ大相撲グルメ番組。題して・・・」
吉田「吉田賢のちゃんこ放浪記!どうぞご期待ください。」
いけると思うよ、ちゃんこ放浪記。
ちゃんこを肴にいつまでも酒を飲み続ける吉田アナ。
親方が隠し持っている一番いい酒を開けさせるのが番組のクライマックスに。
酒を開けさせたくない親方と開けさせようとする吉田アナとの攻防が番組の見どころとなるでしょう。
ヨッシ―きっと、いい仕事しますよ。
あ。
相撲に全然触れてなかった。
朝乃山、納得いかないようでしたがいい勝ちっぷりじゃないですか。
今場所はどっしりとした取り口に、期待が膨らみます。
そんな朝乃山の明日の取り組み相手、高安。
静かな場内に響いたうめき声。
起き上がれない様子を見ると腰なんでしょうか。
怪我の状態が心配されます。