令和二年 初場所 四日目
日々、土俵や力士のそばで場所を支える呼び出し達。
土俵つくりや、太鼓、呼び上げ、土俵進行のサポートとその仕事は多岐にわたります。
呼び出し幸司曰く、
「お客さんの為じゃなく、力士のために働いている」
力士のために働く、と言い切るこの気概。
これを愛と呼ばす何と呼ぶのか。
呼び出しの相撲愛に包まれながら、15日間土俵の中で愛憎劇が繰り広げられます。
【抑えられぬ愛】
剣翔「千代丸たん」
剣翔「千代丸たん」
剣翔「大好きっ!」
ぶちゅ。
バシン。
なんですか?この小競り合い(笑)。
小競り合いのような内容の上に、甲山の京訛り解説による「目ぇ瞑ってますからね」のコメントで、本日一番笑わせていただきました。
私の身勝手な希望ですが千代丸たんと剣翔にはあまり強くなり過ぎず、ここら辺で時々笑わせてほしいと願っています。
【溢れ出る愛】
心様「ふんぬっ」
炎鵬「わぁ!!」
心様「Oh・・・」
心様「my・・・」
心様「Little boy!!」
炎鵬「はぁ?」
心様、溢れ出る父性愛。
いくら満身創痍の心様と言えども、炎鵬相手にはまるで高い高いのような吊り出しに。
炎鵬もあそこまで吊り上げられたら、そりゃあまわしも食い込みますよね。
影に日向になりながら、土俵と力士を守る呼び出しさん。
忙しい毎日。
つかの間の小休止です。
【一休み】
志朗「あー終わった、終わった。」
志朗「さてと。」
志朗「正月のおみくじでも見るかな。」
志朗「・・・・・・。」
志朗「ウソだろ・・・凶だ・・・。」
私も凶引いたことあるんですよねー。
凶って文字を見ると一瞬時が止まりますね。
でも結局、凶でも大吉でも、末吉でも書いてあること適当にしか読まないから、何の為にもならないんですよね。
木に結び付けて、次の瞬間にはイカ焼きとかに目がいってるのでそもそも引く意味ないのかも。
休場の白鵬、連敗が止まらぬ鶴竜。
今年も早くも横綱不在の気配が満ち満ちてきました。
そんな不穏な空気の中、豪栄道が伝家の宝刀・首投げで今年初めての初白星を得ました。
あまりの鮮やかな逆転に戸部ちゃん、
「出ました!首投げー!!」って大声で叫んでましたよね(笑)
周りは勝手に豪栄道の得意技のように見てますが、あれは本来万事休すの時の捨て身の技。
本人も決して出したくて出してるわけではないのでしょう。
たしか今場所はカド番だった豪栄道。
時々伝家の宝刀を抜きながら、荒れ狂う初場所を乗り切っていってほしいと思います。