令和元年 九州場所 十日目
技の神髄。
九州場所のレジェンド的存在、魁皇の上手投げ。
豪快で多彩に繰り広げられる魁皇の上手投げ。
なぜこの人が横綱になれなかったのかと、不思議に思うほどですがそれもこれも度重なる怪我。
まさに満身創痍の土俵人生でした。
【満身創痍】
吉田「力士って身体中、痛いところだらけなんでしょう?」
舞の海「えぇ、そうなんです。」
吉田「私もね、身体中・・・。」
吉田「痒いところだらけなんですよぉ。もう靴下のゴムが痒くって痒くって。」
舞の海「・・・・・・・。」
冬になると乾燥するわ血行は悪くなるわで、身体あちこち痒くなっておまけに粉まで吹いて、まさに満身創痍。
吉田さんのご尊顔ひさしぶりに拝見しました。
揉み上げ辺りが赤くなっているのはやはり乾燥によるかぶれですか?
加齢と共にどんどん身体から油分水分が蒸発してゆきますからね。
空気の乾燥には火の用心と十分な保湿です。
力士のしこ名と解説者の名前を言い違えたりと、いい間違いも随所に目立つ吉田実況ですが、吉田さんはいいですね~。
話しぶりにゆとりを感じられるのがとても好きです。
何も正確に言うのが良いアナウンスと言うわけじゃなし。
正確さだけを求めるのならAIに任せておけばよし。
その人にしか出せない味や間、懐の深さ、見識、含蓄などに聞いている人は共感したり安心感を覚えたりするのでしょう。
若手アナ衆よ。
失敗を恐れるな。
ところで吉田さん。
錦木のところで時天空がナントカカントカ言ってましたよね。
たしか1年ずっと負け越しを続けたのは時天空以来だとか言っていたような気がしましたが。
なんと!
時天空はそんな記録まで持っていたんですか!(笑)
すごいわ~時天空。
負けっぷりも規格外。
流石は時天空、スケールの大きさが違う。
錦木はそんな大記録に挑んでいたとは気が付きませんでしたが、錣山親方が言ってましたよ。
錦木は小手投げを忘れろって。
錣山親方は自分の弟子よりも、よその力士へのアドバイスの方が的確ですからね。
決め技小手投げは一旦締まっておいて、先に積極的に攻める様になれば時天空の偉大な記録を更新せずに済むかもよ。
今日の結びがなぜに碧山なのか全然ピンときませんでしたが、碧山が唯一白鵬に勝てた1勝が不戦勝というのがなんとも切ないものです。
このまま優勝争いは白鵬一本化となるのか。
明日から早くも終盤戦へ突入です。