令和元年 九州場所 二日目
力士たちの勝敗、喜怒哀楽といつも共にある土俵の砂。
時に砂に泣かされ、時には救われながら土俵人生は過ぎてゆきます。
【土俵の砂】
佐藤「親方、九州の土俵は滑りやすいようですね。」
芝田山「そんなこと言いますけどね。」
芝田山「私の現役の頃はね。」
芝田山「そんなこと思いもしなかったもんですよ。」
佐藤「・・・・・・。」
佐藤「あ~なるほど。さては親方・・・。」
佐藤「油足ですね。」
芝田山「・・・・・・。」
どうでもいいけど、芝田山親方はこのウルトラマンのような色合いのネクタイよく締めてますよね。
きっと親方のお気に入りなんですね。
いいじゃないですかウルトラマン色のネクタイ。
地球防衛隊って感じでよく似合ってます。
滑りやすい土俵では、乾燥した足の裏より油足の方が滑り止めにはなるでしょう。
でもまぁよく聞きますよね。
九州の土俵は滑るって。
どうなんですかね。
秋の乾燥した気候が影響しているんですかね。
秋口も時々黄砂が飛んできたりしますが、まさかそれが影響するってこともないでしょうし。
話は横道にそれますが現在阿蘇の火山活動が活発で、風向きによっては火山灰で家の中車がジャリジャリになってしまいます。
そういや熊本の冬巡業は小国で開催されるとか。
小国場所の土俵はさらに滑りやすいかもしれません。
ご注意あれ。
そのすべりやすい砂が災いしたのかどうなのか。
上位陣総崩れの二日目となりました。
地味な存在ながら着実に力をつけている大英翔が白鵬に完勝。
何がしたいのか分らない高安に阿炎も押し出し。
磨きがかかってきた上手で朝乃山圧勝。
二日目にして早くも緊迫した展開は滑りやすい砂が一役買っているのか。
豪栄道も姿を消して上位の壁も薄くなる中、面白い事になってきました。
明しぇいも遠藤相手に冷静に体を運んでこちらも先が楽しみです。
力士たちが日ごとに姿を消してゆく年の納めの九州場所ですが、これも滑りやすい砂のせいかなのか、それとも他に原因があるのかどうか。
チケットの売れ行きやコンプライアンスばかり気にしてないで、そろそろここら辺をしっかり考えなおした方がいいと思うよ、八角さん。