令和元年 名古屋場所 二日目
「相手が小さすぎて、どこにいるのか分らなかった」
取組後の魁聖談
直径4m55cmの土俵の中対峙した魁聖にすら「どこにいるのか分らない」と言わしめた、令和の小兵・炎鵬の何という小ささよ!すばしっこさよ!
対戦相手すら見失ってしまうのですから、ちょっと離れた客席から見えなくなって当然なんです。
だってほら。
花道を下がる炎鵬、もうどこにいるのか分りません。
お客様も目を皿のようにして群衆に紛れる小粒の炎鵬を探しておられるのでしょうね。
さながら実写版ウォーリーを探せ。
炎鵬を見つけるためには視力が良くなくてはならないようです。
【通過】
ザワザワザワザワ
ザワザワザワザワ
ザワザワザワザワ
錦木「!!」
錦木「・・・何か、今、通った??」
錦木もメガネかけてればよかったのに。
錦木も炎鵬と対戦するときは是非、眼鏡を着用をお勧めします。
九州の梅雨明けはまだ先らしいですが、夏はもうすぐ。
子供たちには長い長い夏休みがやってきます。
【不審者情報】
明生「あっちぃなぁ~。」
知らないオジサン「ねえキミ。」
明生「・・・はい。」
知らないオジサン「アイス食べない?」
明生「・・・え!」
知らないオジサン「すごく美味しいよ。」
明生「でも・・・。」
知らないオジサン「大丈夫だよ。すぐそこだから」
明生「・・・・・・。」
知らないオジサン「さぁこっちこっち。」
明生「うん!」
付け人「だめっすよ・・・!関取り。」
付け人「知らない人についていったら!」
この手口、私は小学校の下校時に実際に遭いました。
見た目はバカそうでも案外用心深い子だったので、「ヨカです」と熊本弁丸出しで断って逃げ切りました。
今も昔も平穏な街角に不審者は潜んでいます。
良い子の皆さん、怖いと思ったらまず大声で助けを呼びましょう。
新小結の竜電、ずいぶんと力をつけたのですね。
取り直しの上で2度も腰の思い高安に土をつけるとは、真面目な稽古がしっかりと身になっている証です。
地道な努力家が強くなるのは見ていてうれしいものです。
暑苦しい季節ですが稽古は力なり。
今日の稽古が未来の貴方を作ります。
努力は人を裏切らない。
これまでの努力の積み重ねが今場所の土俵に表れます。