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十四日目 御嶽海 初優勝

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平成30年 名古屋場所 十四日目

 

 

 

 

御嶽海 おめでとう!!初優勝!!!

 

 

 

 

今場所のほとんどの取り組みが攻めの早い集中した取り口。

 

優勝を決めた今日の栃煌山戦もきっちりとキメて申し分ない内容での初優勝。

 

いや~おめでとうございます。

 

正直に言うといつ崩れ始めるのかと、今場所の御嶽海の快進撃を斜に構えて見ていました。

 

でも今日のインタビュールームでの御嶽海の涙を見て、私はそんな風に見ていた自分を恥ずかしく思いました。

 

御嶽海の心の中は緊張やプレッシャーではち切れそうになりながら、毎日今までの自分と闘っていたんですね。

 

解放されて思わずこみ上げてくる涙に苦しかった胸のうちが感じられて、そういえばまだ25歳だったことを思い出しました。

 

勢いある若さはときに生意気に受け取られ鼻息荒くもなりますが、そうならなければ実力社会で上へは上ってはゆけないものでしょう。

 

若いときは若い戦い方、年を重ねれば年を重ねた分の戦い方を身につけることができれば、より深みのある充実した相撲人生が送れることと思います。

 

来場所はいよいよ大関取りの場所。

 

来場所は横綱も心様も再登場してきます。

 

予想するに大関取りの目安となる来場所の勝ち星は10~12勝といったところですか?

 

今場所よりもより苛酷になる9月場所に御嶽海の真価が問われることになります。

 

 

しかしそうなると・・・。

 

来場所の場内はすごいことになりそうです。

 

 

 

 

 

【杞憂】

藤井「御嶽海、来場所はいよいよ大関取りの場所ですね。」

尾車「ええ。それなんですがね。」

 

 

 

 

 

尾車「来場所は稀勢の里もきっと出てきますから・・・。」

藤井「ええ。」

 

 

 

 

尾車「稀勢の里応援団と・・・。」

 

 

 

 

尾車「御嶽海応援団とがぶつかって・・・。」

 

 

 

 

 

尾車「抗争になりはしないかと、もう今から心配でッ心配でッ。」

藤井「そんな・・・、ろくでなしブルースじゃあるまいし。」

 

 

 

以前、時々行っていた蕎麦屋さんに「ろくでなしブールス」がズラッと置いてありました。

 

すごく温厚そうなおじさんと奥さんと可愛いバイトの子がいたお店だったのですが、この中の誰が愛読しているのか?実は喧嘩上等な奴は誰なのか?と探りを入れながら蕎麦をすすり続けましたが、分らずじまいで店じまいになりました。

 

 

話は脱線しましたが冗談はさておき。

 

稀勢の里と御嶽海、両者の応援団で多くの席が埋め尽くされる9月場所となりそうです。

 

 

 

 

ところで明日の優勝パレードの旗手は一体誰なのでしょう?

 

同門の春日野から栃煌山や碧山?

 

境川から妙義龍?佐田の海?

 

それとも木瀬部屋から光彦?

 

出羽一門を考えるとたくさん関取りはいるので、誰もがありえそうでいてどの人もしっくりこない気がします。

 

名門出羽海部屋からの優勝力士の輩出。

 

これを一番に思うとパッと浮かんだこの人が一番しっくりくる気がしました。

 

そう、この人も名門の出身です。

 

 

 

 

いっそのこと、舞の海秀平旗手でどうですか?

 

 

 

御嶽海の隣で優勝旗を持つ舞の海。

 

案外しっくりきませんか?

 

 

 

 


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