平成30年 五月場所 十二日目
日を追うごとに鬼気迫る表情の栃ノ心。
負けられない白鵬戦への興奮からか、ついに胃腸にまで影響が。
【胃袋】
付け人「もう・・・、そんな・・・。」
付け人「吐いてしまうほど・・・。」
付け人「納豆ばっかり食べないで!」
付け人「朝から納豆5パックなんて食い過ぎなんだから・・・。」
栃ノ心「オエ。」
数日前の新聞に、暑さで食欲が低下している栃ノ心は毎朝納豆5パック食べている、とありました。
暑さで食欲減退して納豆5パックって、暑くなかったら何パック食べるつもりなのでしょう。
とにかく今場所は気迫が規格外の栃ノ心でしたが、ついに26回目?27回目?にして白鵬に初めて勝って、大関昇進内定を勝ち取りました。
おめでとう栃ノ心。
白鵬とがっぷり四つに組んでからの真っ向勝負。
互いに引きつけ合いながらも白鵬を力で寄り切りました。
白鵬も正面から荒ぶる心様を受け止めて横綱らしい相撲で良い一番でした。
でも何だろう、この胸いっぱいな感じ(笑)
もう12日目で心様腹一杯です。
ゲップ。
場内は心様からほとばしる熱量が発散され熱気に包まれていますが、国技館の秘密の小部屋では全く違う時間が流れていました。
【秘密の小部屋】
ワーワーワーワー
ガチャ
「・・・・・・。」
竹縄「親方・・・・・・」
竹縄「CM・・・、ないっすね。」
甲山「・・・そう言えば、ないっすね。」
「・・・・・・。」
竹縄「トイレ・・・、行きたいっスね。」
甲山「・・・そうっすね・・・。」
あの煩雑な雰囲気いいっすね。
綺麗な部屋より雑多は部屋の方が落ち着きます。
入り口付近の傘、誰かの忘れものなんでしょうか。
私もあそこで相撲見ていたいです。
今日も幕内全取り組みを見たのですが、どうにも栃ノ心の残像だけが頭に残ってしまいあと場所は3日もあるのに優勝争いまで決まってしまったような、妙な感じになってきました。
今日で白鵬は2敗に後退しましたが、鶴竜は1敗でとどまっていました。
【夏の気配】
白メガネ「♪~♪~」
白メガネ「あら。」
白メガネ「鶴ちゃん、背中に。」
白メガネ「汗疹ができてる、天花粉つけなきゃ。」
鶴竜「ハイ。」
生前祖母はシッカロールのことを天花粉と呼んでいました。
天花粉とシッカロールって同じものを差すのか分りませんが、あの白いおしろいの様な粉。
今はベビーパウダーって言うんですかね?
ベビーパウダーもシッカロールも妙に似合う横綱・鶴竜。
残り3日、場所の緊張感を保つためにも土曜日まで1敗を維持してほしいものです。
心様、大関おめでとう。