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四日目 大関の年度末

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平成31年 大阪場所 四日目

 

 

 

穏やかに時が過ぎる水曜日の昼下がり。

 

一昔前のお茶の間で親父が読んでいたものと言えばこれでした。

 

 

 

【ななめ読み】

厚井「さて鏡山さん、昨日殊勲の大英翔ですが今日の横綱戦・・・。」

 

 

 

 

 

厚井「白鵬を引かせることが出来るでしょうか。」

鏡山「・・・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

厚井「鏡山さん?」

鏡山「・・・・・・。」

 

 

 

 

 

厚井「放送席で新聞読まないでくださいよ。」

鏡山「・・・・・・。」

 

 

 

新聞の購読数もずいぶん減っているようですね。

 

新聞をとっていないところも多くなりました。

 

情報の早さではインターネットに勝るはずもなく、紙の媒体でしかも戸別配達という新聞は形態を変えながらこれからの時代の生き残りを探ります。

 

 

 

 

 

 

生き残りと言えばこの人の今場所まさに、生き残りをかけた戦いです。

 

 

 

【時間よ止まれ】

のこった、のこった、のこっ・・・。

 

 

 

 

 

・・・・・・。

 

 

 

 

 

・・・・・・。

 

 

 

 

心様「今、時間、止マッテタネ。」

錦木「・・・止まってねーよッ。」

 

 

 

なんという重い腰の二人。

 

そしてこの二人が同期だったとは!

 

錦木が遅咲きだからか、いまだにフレッシュ感が残っています。

 

 

心様はこれで2勝2敗に星を五分に戻しながらも依然、大関存亡の危機の縁を只今綱渡り中。

 

足の影響からなのか、肩も肩パット入れたような妙な具合になっちゃって・・・(涙)

 

まだまだ場所は十日以上ありますから、どこかでアドレナリンを大量噴射して、どうにかこの危機を乗り切ってほしいものです。

 

 

 

それとは打って変わって人が変わったような目の覚めるような勝ちっぷりを見せているのが、ご当地力士の豪栄道。

 

今日の上手投げも下に投げ打つキレの良さ。

 

あんまり褒めるとすぐにコロコロと負けだすので、この活躍も見てみぬふりをしながら見ていますが、豪栄道の筆頭株主・舞の海もこれには大喜びをなさっていることでしょう。

 

どうぞ株主を落胆させぬように、このまま業績のV字回復を期待します。

 

 

 

 


五日目(ミニ) 入待ち

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平成31年 大阪場所 五日目



【入待ち】
入待ち中の心様



六日目 予感的中

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平成31年 大阪場所 六日目

 

 

 

 

虫の知らせか、第六感か。

 

もうこの時はすでに不調和音に包まれていました。

 

 

 

 

【ピンポイント】

容堂「手を付いて。」

 

 

 

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

 

 

容堂「あ、ちょっと。そこ・・・。」

 

 

 

 

 

 

容堂「ペンキ塗り立てだから。」

豪栄道「・・・・・・。」

 

 

 

 

今場所の大英翔は一皮むけたというのでしょうか。

 

グンと成長してきましたね。

 

今までは同じ部屋の遠藤に注目が集まる中で地味な役どころを担っていましたが、そもそもは若く才能のある力士。

 

幕内に上がってきた時点で遠藤よりも出世するという見方も多かったものです。

 

ここにきてその才能が開花してきたのか、今場所は二大関を撃破。

 

今場所の台風の目となっています。

 

 

そんな大英翔を局内で困らせる指示でも出ているのでしょうか。

 

先日の沢田石に続き、今日のインタビュアー厚井までも、大英翔に明日の取り組み相手を教えたが始末。

 

大英翔を前にすると皆、教えたがり屋に変身してしまうのですか。

 

今日の厚井などもう喉の奥まで「貴景勝」って出かかっていましたね。

 

こんな調子が続けばそのうち大英翔も怖がって、インタビュールームが嫌になり上位戦では思うような力が発揮できなくなるかもしれません。

 

何をオーバーなと言われそうですが、いやいや。

 

今の若い子は案外繊細。

 

そんなことも無きにしも非ず。

 

 

今は若手が伸びる大切なとき。

 

伸びゆく枝を折ってしまわぬように周りもお気を付けください。

 

 

 

しかしそれも横綱ともなれば、自己コントロールもお手の物。

 

真剣勝負に向かう前は集中力を高めます。

 

 

 

 

 

 

【呪文】

鶴竜「さてそろそろ・・・。」

 

 

 

 

 

鶴竜「取り組み前の呪文を・・・。」

 

 

 

 

鶴竜「・・・友達の友達は皆友達だ。世界に広げよう、友達の・・・。」

 

 

 

 

鶴竜「輪。」

白メガネ「明日のゲストは誰かしら。」

 

 

 

 

 

♪お昼休みはウキウキウォッチン。

 

♪あっちこっちそっちどっち いいとも。

 

 

 

笑っていいともが終わってどのくらいが経ちますか。

 

感慨に浸るほどいいともを見ていたわけでもないですが、テレフォンショッキングのあの合言葉はいつの間にか言わなくなりましたよね。

 

 

呪文が効いて、粘る正代を得意技のはたき込み。

 

 

その前の錦木は実に残念!

 

もう少し錦木にスピードがあれば十分に勝機がありました。

 

でもあの錦木が小手投げに着た時の身のこなしはさすが白鵬。

 

昨日の首の動きは奇妙奇天烈でしたが、42回目に向けて着実に勝ち星を重ねております。

 

 

 

身のこなしと言えば、今日一番度肝を抜いたのが。

 

 

 

 

晃之助の大ジャンプ。

 

 

 

 

今まで土俵から落とされたり、飛ばされたりした行司はたくさん見ましたが、自ら飛んだ行司は初めて見ました。

 

 

しかも

 

 

ヒラリと

 

 

 

 

着地も軽やか。

 

 

おそらく草履も脱げていません。

 

 

赤い装束を身にまとい軽やかに宙を舞ってみせ、何事もなかったように着地も決める。

 

恐るべし木村晃之助。

 

 

 

平成最後の場所。

 

飛ぶ行司の出現です。

 

 

中日八日目 疑問質問

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平成31年 大阪場所 中日八日目

 

 

 

 

中日の放送席はゲストの日。

 

今日は俳優・大谷亮平さんが放送席に座り、素朴な疑問を交えながら幕内の土俵を見つめます。

 

 

 

 

【大谷さんのぎもん】

大谷「時間いっぱいって誰が決めているんですか?」

佐藤「あ~。」

 

 

 

 

佐藤「大谷さん。本当のことが知りたいですか?」

大谷「ええ、本当のことが知りたいです!」

 

 

 

 

 

佐藤「じゃあ舞の海さん、お願いします。」

舞の海「はい。実は・・・大阪場所では・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

舞の海「神田川さんが『時間やでぇ~』って言うんです。」

大谷「―――。」

 

 

 

 

 

ずっと前から同じ席にいらっしゃいますからね。

 

琴錦がぼんやりしていたら後ろから、「そろそろやで」とか言ってるんじゃないでしょうか(笑)

 

 

 

しかしごめんなさいね、大谷さん。

 

私、まんぷく観てないの。

 

だから「今日のゲスト 大谷亮平」って見た時は、大谷翔平かと思って一瞬すごく驚きました。

 

 

でも朝ドラの人の大相撲のゲスト入りって多いですよね。

 

大相撲ファン層と朝ドラ視聴者層って被っているのでしょうか。

 

 

 

 

それはさておき、白鵬ー栃煌山の取り組み。

 

ついにオーザン、白鵬に一矢報いたと思ったのですが、超人的な反射神経と運動神経を見せつけ逆転の小手投げ!

 

いや~、やっぱりこの人すごいわ。

 

負けて通路を下がるオーザンの顔が悔しいというより悲しそうに見えましたが、これはもうしょうがない。

 

今まで散々やられ放題のオーザンからしてみれば、今日の千載一遇の大チャンスを逃したのは優勝を逃したあの一番に匹敵するものがあるのかもしれませんが、今日あそこまで追い込めたのは負けはしても善戦でした。

 

 

でもオーチャン。

 

これを機に白鵬はまた立ち合いで何かしてくるかもしれませんよ(笑)

 

 

 

全勝の白鵬を1敗差で追う地元の大関豪栄道。

 

キレのある前まわしの引き付けで、玉鷲を土俵の外へと圧倒した中日八日目。

 

明日からの後半戦へと気持ちを入れなおします。

 

 

 

 

【男の決意】

豪栄道「今日でようやく折り返しか・・・。」

雅山「今日で折り返しか・・・。」

 

 

 

 

 

 

豪栄道「長いな…。」

雅山「長いなぁ…。」

 

 

 

 

 

豪栄道「でも・・・、必ず千秋楽は・・・。」

雅山「でも・・・、千秋楽は絶対・・・。」

 

 

 

 

 

豪栄道「優勝するっ。」

雅山「パチンコ行くっ。」

 

 

 

 

趣味はパチンコ、雅山。

 

現役時代、相撲雑誌に堂々とそう記していましたね。

 

今もじゃんじゃんバリバリ出しているんですか。

 

部屋を持ってからは早々そんな時間もないのかもしれません。

 

しかし気晴らしも大切です。

 

気晴らしの方法も人それぞれ。

 

場所が終わったらパ~っとやってください。

 

くれぐれものめり込みすぎず、節度ある遊びを心がけましょう。

 

 

 

明日から場所はいよいよ後半戦。

 

優勝争いも大関取りも、まだまだ先はわかりません。

 

 

 

 

九日目 さようなら

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平成31年 大阪場所 九日目

 

 

出会いと別れの春。

 

お別れの日はある日突然訪れました。

 

 

【さようなら】

ワーワーワーワー

 

 

 

 

 

・・・・・・。

 

 

 

 

 

本当に・・・。

 

 

 

 

もう、いないんだな・・・。

 

 

 

 

さようなら・・・。

 

 

 

 

オリンピックおじさん・・・。

 

 

 

 

オリンピックおじさんが高安の名前を掲げたことがあったかどうかは定かではありませんが、大相撲ファンにとってはオリンピックよりも本場所での応援が目に焼き付いているものです。

 

 

ご冥福をお祈りいたします。

 

 

 

 

今日の向こう正面には豪子の姿が。

 

初めての解説席とは思えぬ滑らかな語り口。

 

さすがは豪子、何の気負いもありません。

 

しかし豪子の断髪は来年の2月とは、ずいぶん先になるんですね。

 

たしか稀勢の里は9月とか言ってましたから、段取りを横綱に譲ったのでしょうか。

 

何はともあれ、ちょん髷姿の豪子がもうしばらく見ることができそうです。

 

これからおよそ1年間かけて新しい豪子のヘアースタイルを模索するのもいいでしょう。

 

キッツキッツに巻いたオバチャンパーマにするもよし。

 

思いっきって紫に染めるもよし。

 

存分に新しいオシャレを楽しんでほしいと思います。

 

 

 

 

話は相撲に戻りますが、大関取りの貴景勝をはじめ、御嶽海や阿武咲、大英翔など昨今の若手の台頭著しい様子は、土俵も活気づき嬉しい限りですが、この世代の一つ前のこの人。

 

この人に私も大いに期待していたんですけどね・・・。

 

 

 

 

【春眠】

正代「あ~・・・。」

 

 

 

 

 

正代「・・・ウトウトしてた・・・。」

 

 

 

 

正代「今、何時?」

呼び出し「5時半です。」

 

 

 

 

 

正代「そっか・・・。」

 

 

 

 

 

正代「じゃあ6時に起こして。」

呼び出し「はい。」

 

 

 

 

 

正代よ。

 

 

もうそろそろ、立ち合いからもろ差しを狙っていくのはやめにしないか。

 

動きの中からもろ差しを狙うならまだしも、最初から二本差しばっかり狙ってるんでは相手に手の内をさらして相撲をとるようなものです。

 

恵まれた体格をしているのですから、もろ差しばっかりにこだわらないでもっと大きな相撲をとってほしい。

 

Mrもろ差しは幕内に一人いればもう十分です。

 

Mrもろ差しは栃煌山に譲ってあげて、正代はもっと相撲の幅を広げなさい。

 

いつまでも若いつもりでいるのでしょうが、気が付けばもう中堅。

 

上を狙って行きたいのなら、ここらで意識を変えて臨まねば時は待ってはくれません。

 

 

今日の相撲を善戦と見るか、己に足らざるを知るかは自分次第です。

 

 

 

 

 

地元の大関に二敗目の土をつけた逸ノ城。

 

九日目に勝ち越しを決め意気揚々と花道を下がります。

 

 

 

 

 

 

【待ち人】

付け人「勝ち越しおめでとう。」

イチン「うん。」

 

 

 

 

 

付け人「イチンに会いたいって人が待ってるよ。」

イチン「え?本当!」

 

 

 

 

 

付け人「こっちこっち。」

イチン「うん。」

 

 

 

 

 

 

イチン「会いたい人って誰だろー。」

 

 

 

 

 

 

 

沢田石「イチン。待ってたよ♪」

イチン「サ、サワダイシ・・・。」

 

 

 

 

すごいね、イチン。

 

怪力の小手投げは相撲の理屈を超えますね。

 

九日目での勝ち越し。

 

これは今場所の大きな台風の目となるかも。

 

といいながら、いつも後半戦は途中で尻つぼみになるのが逸ノ城の常。

 

しかし今場所の逸ノ城は場所前から出稽古に出向くなど、何やらやる気が違った模様。

 

ここは一つそのやる気を信じて、このまま後半戦もこの活躍が続くことを信じたい。

 

 

 

頑張れイチン!

 

この調子で初優勝をつかみ取れ!

 

 

 

 

 

十一日目 52代 62代

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平成31年 大阪場所 十一日目

 

 

 

昨日十日目の放送、ついにあのご長寿番組が幕を下ろしました。

 

 

 

【62代】

沢田石「今日の放送は第62代横綱 芝田山親方が解説です。」

 

 

 

 

 

芝田山「『北の富士語る』終わりましたね~。」

沢田石「はい・・・。」

 

 

 

 

 

沢田石「来場所から何をやろうかって、ディレクターも悩んでるんですよ~。」

芝田山「・・・・・。」

 

 

 

 

 

芝田山「・・・私に、いい案がありますよ。」

沢田石「え~、なんですか?」

 

 

 

 

 

芝田山「『大乃国、食べる』」

沢田石「ムリ!」

 

 

 

 

芝田山お勧めのスイーツを、毎場所毎場所親方自身がむさぼり食う企画です。

 

きっと、ちょろっと水を向けたらすぐにノッテきますよ(笑)

 

 

今日も平成の強く記憶に残った取り組みに、稀勢の里が白鵬の連敗を止めた一番を取り上げていました。

 

同じ一門の引退した横綱へのはなむけかと思えばなんということはない。

 

自分が千代の富士の記録を止めたことへの我田引水でした(笑)

 

 

 

 

しかし昨日の北の富士語るの最終回は何だかしんみりしちゃいましたね。

 

企画の最終回のみならず、解説者の引退を示唆したものとなりました。

 

今場所で最後なのか、今年いっぱいなのかわかりませんが、もう決まっているようですね。

 

半ばいい加減ながら辛口の歯に衣着せぬ物言いでいて憎めない解説は、52代をおいて他にはありません。

 

 

協会の外の人間だからこそ言える苦言や、問題提起は大切です。

 

協会に浸りすぎることなく、相撲を愛し、世間に迎合しない発言ができる人。

 

これが大相撲中継の専属解説者に望まれる姿勢と考えます。

 

きっと舞の海は残留するのでしょうが、もし新たに人選するときはどうか上記の基準を頭の片隅に入れておいてください。

 

 

 

 

 

そう言えば、今場所これを見たのは初めてでした。

 

 

 

 

【後ろ髪】

ガヤガヤガヤガヤ。

 

 

 

 

 

藤島「髷引っ張ってたかどうかわかった?」

玉ノ井「いんや。」

 

 

 

 

 

藤島「引っ張ると言えばさっきさ・・・。」

 

 

 

 

 

藤島「後ろのお客さんから、髪の毛引っ張られた。」

玉ノ井「ウソつけ!」

 

 

 

 

 

今日はまた、阿武松さんの言語が大崩壊してましたね(笑)

 

この人の崩壊具合は人を混乱させます。

 

ちょっと前の元大受の朝日山親方審判長時代にも、崩壊してゆく日本語の様をよく耳にしましたが、その崩壊具合とは少し趣が異なります。

 

元大受の崩壊は積み木がバラバラと崩れ落ちるような感じでしたが、阿武松さんはダムの堰が一気崩壊するようなスリリングさが持ち味となっています。

 

 

崩れ落ちる文法、抜け落ちる主語述語。

 

 

平成の世が終わるこの春、土俵周りから響き渡る日本語の変遷にも耳を傾けたいものです。

 

 

 

 

 

結びの土俵。

 

横綱に敢然と戦いを挑み、自分自身と闘う貴景勝の姿がありました。

 

 

 

 

【自戒】

・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

チラ。

 

 

 

 

 

 

チラ。

 

 

 

 

 

・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

・・・やっちゃダメだっ・・・・・!

 

 

 

 

 

テッポウ厳禁。

 

よく我慢しましたね。

 

 

相撲の方は横綱の貴景勝対策の方が万全でした。

 

しかし今できることは精一杯できたのではないですか。

 

大関取りの場所 11日目 8勝3敗。

 

力を出しつつも苦労している感じが星に表れているようでもありますが、残り4日。

 

大丈夫、いけるはず!

 

 

 

 

優勝争いは全勝の白鵬を先頭に、2敗勢には優勝経験力士や大関の顔が並びますが、1敗にはただ一人、イチンの姿が。

 

どこまで信用できるのか未知数ではありますが、こうなったら一つ今場所はイチンにかけて見たいと思います。

 

 

 

平成最後の優勝力士に名を飾るのだ!

 

逸ノ城駿!(←颯爽とした名前なんですね)

 

 

 

 

 

 

十三日目 優勝の噂

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平成31年 大阪場所 十三日目

 

 

 

怒涛の快進撃!!

 

 

 

 

逸ノ城13日目、1敗をキープ!!!

 

 

 

 

 

春分の日を過ぎて季節は春。

 

ついに覚醒したモンスターの活躍に噂話に花が咲きます。

 

 

 

【噂話】

千代大龍「ねえねえねえ。」

玉鷲「なあに?」

 

 

 

 

 

千代大龍「今場所の逸ノ城って強いわよね。」

玉鷲「ほんとね。」

 

 

 

 

 

千代大龍「優勝は逸ノ城かしら?」

玉鷲「えー。優勝はやっぱり白鵬じゃない?」

 

 

 

 

 

 

千代大龍「でも今場所の逸ノ城は一味違うわよ。」

玉鷲「白鵬だって意気込みは相当なものよ。」

 

 

 

 

 

千代大龍「だけどあたしはやっぱり、逸ノ城に・・・・・・。」

玉次郎「あの・・・。」

 

 

 

 

 

玉次郎「ここ、土俵なんですけど・・・。」

千代大龍・玉鷲「あ。ごめんなさ~い。」

 

 

 

 

 

苦手意識を力でねじ伏せ、御嶽海をはたき込み。

 

今場所のイチンは、はたき込み一つをとっても神がかっています。

 

いいぞ!いいぞ!イチン。

 

千賀の浦部屋への出稽古が埋もれていたやる気スイッチをONにしたのか、今場所は動かぬ表情の中にも闘志が伝わってくるような気がしないでもありません。

 

でもここまで来たのですから本人も狙っているのでしょう。

 

幸運にも本割で白鵬と当たることはありませんが、残念ながら白鵬には未だ土つかず。

 

しかし残り二日、いつ何時何が起こるかわかりません。

 

準備万端な者にチャンスは訪れます。

 

その1度のチャンスを逃さないためにも、残り2日をつないでゆくんだ逸ノ城!!

 

 

 

高安よ。

 

明日はイチンのために頑張ってくれい!

 

 

 

そして、安美錦にあと1勝を!

 

 

 

 

十四日目 辛い千秋楽

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平成31年 大阪場所 十四日目

 

 

 

 

温かな日差し。

 

心地よい陽気。

 

彼岸を過ぎればそこはもう、春。

 

春風に誘われつい・・・・・・。

 

 

 

 

 

【誘われて】

藤井「優勝の行方は直接の対決をせずこのまま千秋楽へと移ってゆくわけですが・・・。」

尾車「・・・・・・。」

 

 

 

 

 

藤井「今場所の逸ノ城を見ていると、何かやってくれそうな気もしてきますね尾車さん。」

尾車「・・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

藤井「・・・?尾車さん?」

 

 

 

 

 

藤井「眠ってる!!」

尾車「zzzz」

 

 

 

 

春の陽気はどこへやら。

 

今日は九州も寒の戻りでした。

 

北西の風が冷たいこと冷たいこと。

 

でも春先に眠たいのって暖かいせいだけじゃないそうですね。

 

暖かくなったり寒くなったりして温度差が激しく身体の負担が大きくなるから、眠気が出るとかでないとか。

 

そんな話を聞いたことがあります。

 

私も仕事が終わったらとりあえず横になりたくなるし、横になったらなったで気が付いたら寝ています。

 

寒暖の差は自律神経を乱すらしいし、忙しい季節ですが無理は禁物。

 

年度末だ、平成最後だと世間は煽りますが、淡々と過ごしてゆきたいものです。

 

 

 

 

淡々といえば、飄々として見えていた正代。

 

心中はいろいろ思い悩んでいたんですね。

 

 

 

【探せ!】

正代「あ~、明日でようやく千秋楽か・・・。」

 

 

 

 

正代「ん?!」

 

 

 

 

 

正代「あれ?」

 

 

 

 

正代「おや?」

 

 

 

 

正代「大村崑がいない・・・。」

 

 

 

 

大村崑に限っていないってことはないと思うんですが、見当たらないことも間々ありますね。

 

「ウォーリーを探せ!」より「大村崑を探せ!」の方がよっぽど難しいことがあります。

 

大阪場所には欠かせない大村崑ですが、きっと若い力士のほとんどが彼を知らないことでしょう。

 

 

 

 

大村崑氏と言えばコレ。

 

 

 

 

 

(画像お借りしました)

 

 

 

 

 

大村崑氏は御年87歳。

 

さすがはオロナミンC。

 

いつまでも元気ハツラツ。

 

効き目は確かです。

 

 

 

 

正代も明日の千秋楽、オロナミンC飲んでハツラツとした5勝目を。

 

 

 

優勝争いは、イチンは1敗を守りましたが白鵬も隙のない相撲で全勝をキープ。

 

明日千秋楽は横綱同士の取り組みですが鶴竜には申し訳ないけど十中八九、白鵬の勝ちでしょう。

 

イチンが優勝する可能性は白鵬が麻疹に罹ったりしない限りはどうもなさそうです。

 

 

残念ですがこれも定め。

 

 

イチンも今場所これだけ出来たことを忘れずに、出稽古を続けてやる気スイッチをオフにしないでほしいものです。

 

 

 

そんな優勝がほぼ決まったような千秋楽。

 

審判部はなんという酷な目玉を作ったものでしょう。

 

 

大関昇進をかける貴景勝 VS 大関陥落の危機・栃ノ心。

 

 

幕内と十両の入れ替え戦は時折目にしますが、この入れ替え戦はあまりにツライ(涙)。

 

 

貴景勝からすれば大関を倒して星は二ケタに乗せておかねばならないところ。

 

心様は何が何でも勝ちこさねばならぬところ。

 

 

千秋楽に狙ったかのような大関入れ替え戦。

 

今までに味わったことのない、何とも重苦しい千秋楽となりそうです。

 

 

 

 

 


初日  令和の大相撲

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令和元年 五月場所 初日

 

 

 

 

令和の大相撲。

 

いよいよ幕開けとなった五月場所、初日。

 

 

新時代の土俵への期待をこめながらの放送席です。

 

 

 

【臭いが付かない】

佐藤「令和での大相撲に賭ける期待は、やはり若い力士の活躍でしょうか。」

 

 

 

 

 

52代「うん、そうね・・・。」

 

 

 

52代「やっぱり・・・、若い力士が・・・エッ!。」

 

 

 

 

 

52代「・・・ちょっとぉ!」

 

 

 

52代「虫に食われてるッ!」

佐藤「ムシューダ、入れておかなきゃ。」

 

 

 

今は無臭の物と香付きの物や植物由来のボタニカルシリーズなんかもありますね。

 

 

 

良い着物の味はまた格別なんでしょう。

 

今年は早めに衣替えを済ませることが出来て、ほっとしました。

 

大したい類は持ち合わせていませんが、シーズンに1度しか袖を通していないコートなどをクリーニングに持っていく時は冬物のランニングコストを感じます。

 

あんまり着ないうちに形は古くなる冬物のアウター。

 

これって本当に必要なのか?

 

新時代令和を機にクローゼットの見直しを図りたいと考えています。

 

 

 

令和、令和。

 

新時代、新時代。

 

と世の中連呼していますが、時代が古かろうが新しかろうが、昨日の続きに今日があり今日の続きに明日があるのは変わらぬ事実。

 

花道奥には、先場所大阪場所の挽回に挑む男の姿が。

 

 

 

 

 

 

【熱い視線】

心様「ヨッシ。」

 

 

 

 

 

 

心様「・・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

心様「チラ。」

 

 

 

 

 

心様「アイツ、イヤラシイ目デ、メッチャ見テタネ。」

 

 

 

母曰く、今場所の心様は新陳代謝が良いそうです。

 

体も先場所より張っているようにも見えました。

 

今場所10勝上げて、ぜひとも大関復帰を果たしてもらいたいものです。

 

 

 

ところで今場所お休みの白鵬。

 

新元号初の大相撲とか内弟子二人を従えての土俵入りとか、記念日大好きそうに見えたのにお休みするとはよくよく腕の調子がよくないのでしょう。

 

ここはしっかりと治してまた名古屋場所以降には土俵に戻ってきてほしいものですが、休場を伝える普段着の宮城野爺やのお姿。

 

なんとも言えない哀愁と生活の疲れが感じられました(笑)

 

 

しかしあの左側に映りこんでいた張り紙。

 

ピラピラしていて非常に気になります。

 

 

 

宮城野部屋では一般の人は稽古見学できるのできないの?

 

 

どっちなのさ?

 

 

宮城野爺や!!

 

 

 

 

二日目 入れ替え

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令和元年 五月場所 二日目

 

 

 

長い長い10連休も終えて五月病を発症しながら、中だるみの5月半ばへと差し掛かっておりますが、二日目の放送席には大相撲ファン大喜びの親方が解説席入りです。

 

 

 

 

【下剋上】

大坂「本日の放送席には第72代横綱元稀勢の里の荒磯親方にお越しいただいております。」

 

 

 

 

 

 

大坂「親方、解説席もこれが2度目・・・。」

 

 

 

 

 

大坂「いよいよ、解説レギュラー入りとみてよろしいですか。」

荒磯「そ~ですね。」

 

 

 

 

 

荒磯「そうなると、解説の入れ替えが必要ですよね。」

大坂「は~。」

 

 

 

 

 

荒磯「元横綱の解説は2人というのが定説ですし。」

大坂「は~。」

 

 

 

 

 

 

荒磯「NHKの予算もあるでしょうし。」

大坂「は~。」

 

 

 

 

荒磯「とすると・・・、あの甘いもの好きの・・・・・・。」

大坂「・・・!!」

 

 

 

 

 

荒磯「あの人に、そろそろ降りてもらわなくては!」

大坂「ス、スイーツ?!」

 

 

 

 

そうそう。

 

しかも同門なんだから二人して放送席を牛耳ることはありません。

 

ここは一つ時代も改まったことですし勇気を出して、スイーツ親方の所に降板の打診をしに行こうではないか。

 

最初はきっと「しかしながら~、しかしながら~」と理屈っぽく怒りをぶちまけてくるでしょうが、な~に全国の銘菓でも手土産に持っていけば、好物の甘いものが心をなだめそのうち溜飲も下げてくれることでしょう。

 

 

 

 

しかし稀勢の里って聞き取りやすいきれいな声してますね。

 

取り組みも細かく理論的に見ているようですし、自身の相撲理論も確立されている様子。

 

その稀勢の里相撲理論を少しでも覗き見ようと必死に大坂も食い下がりますが、ここは現役時代の左おっつけよろしく「話せば長くなる」と一蹴。

 

感覚的なことを素人相手に説明するのって面倒なことよくわかります。

 

よくわかりますが稀勢の里よ、口で説明することが解説の仕事です。

 

大坂だから話したくなかったのかもしれませんが、今度藤井さんが聞いて来たら簡単でいいので教えて下さい。

 

相撲の基本足腰へのこだわり、もっと詳しく聞きたいです。

 

 

 

ところで先場所14-1の実は準優勝だったイチンですが、今場所は大関への階段の只中にいるではないですか。

 

今場所10勝でも上げれば来場所は大関取りの場所になってくるではないですか。

 

おいおいイチン。

 

ボーっと相撲とってる場合じゃないぞ。

 

⒕勝の貯金はかなり大きい。

 

決して無駄にしてはならぬ。

 

新大関の活躍や大関復活を賭ける土俵に目がいく今場所ですが、新たなる大関誕生に向けて布石を打つことが出来るか、逸ノ城の動きも目が離せません。

 

 

 

 

 

三日目 力士たちの守護天使

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令和元年 五月場所 三日目

 

 

 

15日間、勝った負けたを繰り返し怪我と隣り合わせになりながら、一人土俵に上がり続けねばならない力士とは、孤独で大変に厳しい職業だと毎場所つくづく思うものです。

 

 

勝手称賛を浴びる日や負けてうなだれて変える日。

 

 

15日間の中にはいつも力士の数だけドラマが生まれるものです。

 

 

そんな辛く厳しい土俵人生を、背中越しにそっと見守る力士たちの守護天使がいます。

 

 

 

結びの一番。

 

 

頭から土俵に落ちる激闘を治めた横綱鶴竜には、言わずと知れた白メガネ。

 

 

 

 

いつも白メガネ越しから菩薩のような眼差しで鶴竜を見守ります。

 

 

 

 

そして、対戦相手の琴奨菊にも心強い味方が付いていました。

 

 

 

 

 

 

 

琴奨菊を守るチャーリーズエンジェル。

 

 

 

 

惜しくも負けはしましたが、今場所はスピード、圧力共にとてもいい動きをしてますね。

 

先場所から引き続き、琴奨菊は調子がよさそうです。

 

相撲の取り口も大関の頃よりも気負いがとれて相撲に深みが出たような、力士としての熟成すら感じます。

 

勝敗は時の運ですが、この相撲を続けていればきっと星もついてくるはず。

 

琴奨菊の守護天使、チャーリーズエンジェルも見守っています。

 

明日からも安心して土俵に集中してください。

 

 

 

 

 

今日は大関大殺界。

 

大関全滅の日。

 

でもまぁ、番付の差こそあれ、力は拮抗しているのでこういうことも無きにしも非ず。

 

序盤戦から緊張し戦いが繰り広げられます。

 

 

 

 

そんな大関の一人、豪栄道を倒した遠藤ですが、どうでもいい事ですが揉み上げが伸びましたね。

 

伸ばしてるんでしょうか。

 

いいじゃないですか。

 

もう遠藤も若武者とは言えないお年頃。

 

ワイルドに高見山路線を狙いつつ、相撲巧者の立ち位置を三役辺りで定着していってほしいと思います。

 

 

 

ところで問題はイチン!

 

何だ!あのまともな引き技は!

 

簡単に叩きに頼るな!

 

土俵に上がって楽すんな!

 

前に出らんか!

 

前にッ!

 

 

いつの間にかイチンを大関にする気満々になっていただけに、今日の一番を見るともうガックリこの上なし。

 

自分でもなぜゆえイチンを大関に上げたいのかさっぱりわかりませんが、イチンの大関取りを本人以上に望んでいるような気もします。

 

せっかく先場所14勝も上げたのに、この調子ではあの準優勝も水の泡となってしまいます。

 

 

 

今場所のイチンのやる気スイッチは果たして、ONになっているのかOFFなのか。

 

序盤戦での見極めはまだまだ難しそうです。

 

 

 

 

 

四日目 師弟の絆

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令和元年 五月場所 四日目

 

 

 

大相撲界の最も大切な絆・・・。

 

 

それは。

 

 

師匠と弟子の信頼関係にあります。

 

 

 

 

 

【師弟の絆】

ガヤガヤガヤガヤ

 

 

 

 

 

 

 

友風「グ~グ~グ~グ~グ~」

 

 

 

 

 

 

付け人「関取り、関取り。」

友風「グ~グ~グ~グ~グ~」

 

 

 

 

 

 

付け人「起きてください、関取り。」

友風「グ~グ~グ~グ~グ~」

 

 

 

 

 

 

付け人「今日の解説、師匠っすよ。」

友風「・・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

友風「エ~~~ッ!!!」

 

 

 

 

師匠も予想せぬ速さで快速出世街道を疾走する友風。

 

初土俵以来負け越し知らずとはまさに順風満帆な相撲人生。

 

 

そんな順調な友風はいいとして、尾車さん矢後をどうにかしてくださいよ。

 

解説で腰が高いのは仕方がないとおっしゃっていましたが、本当にそれでいいのでしょうか。

 

素人ながら心配です。

 

矢後は友風のような器用なタイプじゃないゆえに、相撲の基本を今一度徹底的に見直した方がいいように思えます。

 

先日の稀勢の里も言っていましたが、今の矢後に決定的に足らないのは辛抱すること。

 

最後まで辛抱して押し切ること。

 

最後まで辛抱して寄り切ること。

 

このシンプルな事ができる様になるためにも、あの立ち腰はやはり出来る限り早いところ改善した方がよろしいのではないでしょうか。

 

安易に叩いたり、引いたりして勝ち星を拾っても明日の土俵には何もつながらないことを、まだ若い今のうちにぶつかり稽古で体に染み込ませてやってください。

 

鉄は熱いうちに打てと言いますが、矢後も熱いうちに打たねばなりません。

 

尾車部屋のこれからを背負って立つ大切な若手です。

 

若手の鍛錬に遠慮は無用です。

 

 

 

 

しかし尾車さん、朝乃山にあと10㎏の増量は賛成できないわ~。

 

今で十分基本の身体は出来上がってきているんじゃないですかね。

 

これからさらに稽古を重ね技を身につけていくうえで、自然とガッシリとした体つきとなり結果として体重が増すのならば良いのですが、先に10㎏の増量ありきでは無駄に体を大きくさせるだけのような気がしてちょっと心配になります。

 

ま、素人の取り越し苦労なんでしょうけど。

 

 

 

 

そんな素人の取り越し苦労の範疇を超えた異次元の存在、逸ノ城。

 

今日は前に出て隠岐の海に相撲をとらせず寄り切り。

 

 

そうなんだよ逸ノ城。

 

逸ノ城は前に出るだけで6割は勝てるのだよ。

 

毎日前に出さえすれば、大体勝ち越せるはずなんだよ。

 

脚なのか膝なのか痛めてるのか痒いのかよく知らないけれど、怪我しているならなおのこと前へ。

 

前に向かって左脚右脚と踏み出すごとに、大関の階段を上れるはずです。

 

 

イチン。

 

明日も前へ前へ!

 

 

 

 

膝と言えば貴景勝の具合が心配されるところです。

 

珍しく二本差しての取り組みで、膝に負担がかかったのでしょうか。

 

大関昇進後の本場所というのは思わぬところに落とし穴が隠れているものです。

 

 

ひどい怪我でないことを祈るばかりですが、貴景勝といえばすぐに頭に浮かぶのはあの親父さん。

 

師弟関係よりも父子関係に目がいってしまいます。

 

まさに二人三脚の親子関係ですが、今回の怪我もあの親父さんなら速攻で東京にやってきて、あれやこれやと息子の世話を焼いているような気がします。

 

明日の貴景勝の怪我の状態も、千賀ノ浦親方を差し置いて親父さんが説明したりして(笑)

 

 

 

でもまだ場所は序盤戦。

 

 

 

急がば回れ。

 

急いては事を仕損じる。

 

 

 

怪我の程度もありますが治療を優先させてしっかりと怪我を治して土俵に臨んでほしいものです。

 

 

 

 

 

六日目 小兵

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令和元年 五月場所 六日目

 

 

 

昨日五日目は芝田山親方の理屈っぽい解説をBGMに、周囲のワイシャツ姿のサラリーマンたちに擬態したような立浪親方をチラ見しながら、林家ペーのピンク色の「余談」Tシャツ、東のお客さんの「高安」Tシャなどに目を奪われている間に睡魔に襲われそのまま寝落ち。

 

 

 

気を取り直しての中盤戦六日目の観戦。

 

 

 

 

今場所の顔たる新大関・貴景勝の休場で場所の盛り上がりが欠かれたかと思われた中盤戦ですが、ところがどっこい。

 

4時台の館内を大いに沸かせてくれる注目の力士の存在はとても心強いものです。

 

 

 

 

【ここだけの話】

キャーキャーキャーキャー

 

 

 

 

付け人「あの、関取り・・・・・。」

 

 

 

 

 

付け人「ここだけの話っスけど・・・・・・。」

炎鵬「なに?」

 

 

 

 

 

付け人「この浴衣、趣味悪いッスよね。」

炎鵬「・・・・・・。」

 

 

 

 

 

炎鵬「・・・・・・。」

 

 

 

 

 

炎鵬「うん・・・・・・。」

付け人「やっぱり・・・。」

 

 

 

 

 

失礼なこと言ってごめんよ白鵬!

 

これは完全に私の好みなんでしょうが、この薔薇の絵柄に白鵬ってのがなんともミスマッチだなぁって前々から思っていたんですよ。

 

なんて言うかね正直なところ、白鵬と薔薇って言うのが合わない感じがするんですよね(笑)

 

白鵬って四股名と薔薇がケンカしている気がするんですよ(笑)

 

どっちかというと炎鵬と薔薇の方が合う気もしますが、しかしまぁこの反物たくさんの人に贈っているようですよね。

 

力士だけにとどまらずお茶屋さんもよく着ているのを見かけます。

 

大量に発注して作ったんでしょうね。

 

そう言えば来場所は名古屋場所。

 

名古屋場所では浴衣の特集がありますね。

 

力士たちの浴衣姿や様々な柄の浴衣生地を見ることが出来て、毎回楽しみにしている企画です。

 

 

 

 

そんな白鵬の薔薇の浴衣も当然持っているであろう炎鵬ですが、連日アッと驚く相撲で場内を沸かせてくれています。

 

ほぼ舞の海と同寸法の小兵のなりで、舞の海とはまた一味違った相撲で2倍近くある力士たち相手に

6連勝。

 

錣山親方のご指摘の通り、炎鵬は相手から下半身を離しながら勝機を作っていくスタイル。

 

舞の海はどうかすると相手にしがみついて倒す相撲スタイル。

 

同じ小兵でもアプローチの角度が異なる点は興味深いところです。

 

昨日の芝田山さんも言っていましたが、よくよく相手を見ながら攻めどころを探す姿は洞察力の高さも窺えます。

 

可愛らしい顔立ちも相まって令和の人気力士となっていますが、とにかく怪我をせずに大いに土俵を動き回ってほしいものです。

 

 

 

 

 

ところでところで。

 

今場所の千秋楽はいよいよあの人が国技館に来るそうですね。

 

 

 

【自己紹介】

藤井「千秋楽はトランプ大統領が来るそうですね。」

舞の海「はい。」

 

 

 

 

藤井「舞の海さん、自己紹介はなんて言うんですか。」

 

 

 

 

 

 

舞の海「My name is Syuhei mainoumi . I was sumo wrestler.って言います。」

藤井「そして?」

 

 

 

 

藤井「ほら・・・、あれ言わなきゃ。」

舞の海「あれ・・・?」

 

 

 

 

 

藤井「ほら、I was シリコンマン って言わなきゃ!」

舞の海「 シリコンマン・・・。」

 

 

 

 

 

公表174cmで実際は170cmなかったというと、シリコンを5㎝分くらい入れてたんですね。

 

すごいね舞の海。

 

今じゃ笑い話のように言いますが、頭皮にシリコン入れてとんでもなく痛い思いまでして入門したんですよね。

 

そしてあの小さな身体で小錦や曙相手に小結まで務めたんですから、ガッツと情熱はケタ違いです。

 

 

 

話はトランプ大統領に戻しますが、正面の枡席をすべて押さえているとか。

 

その上、枡席なのに椅子を希望しているんだとか。

 

そりゃ米国の大統領なんだからある程度の便宜は図らなきゃいかんとは思いますが、枡席で椅子に座るくらいなら枡席の意味なんかありゃしないんですから、最初から貴賓席に座らせたらどうなんですかね。

 

セキュリティも警備親方なんかじゃ役に立たないくらいの警備を敷かねばならぬのだろうし。

 

第一もしも何かあったら、協会役員腹切って詫びを入れたところで追いつきゃしないでしょうし。

 

大相撲協会も有難迷惑な感じでしょうね。

 

そしてなにやら優勝力士にトランプ杯を渡す計画もあるとかないとか。

 

 

その有難迷惑なトランプ杯を受け取る力士は鶴竜か心様か。

 

はたまた別の力士となるのか。

 

 

場所はまだまだ中盤戦です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

七日目 武井壮スポーツ学講座

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令和元年 五月場所 七日目

 

 

 

 

ゲストに武井壮を迎えての七日目の放送。

 

いつも暴走気味に暑苦しさを全開にする武井壮を思い浮かべて、大相撲中継に呼んだりして大丈夫だろうかと心配しておりました。

 

ですが考えてみれば武井壮ももう40代半ば。

 

TPOをわきまえて、場所や相手に敬意を払って振る舞うことのできるジェントルマンになっていたんですね。

 

 

ジェントルマン。

 

紳士らしく服装もバシッと決めて登場です。

 

 

 

【ファッションチェック】

52代「ねぇねぇ。下から何着てるの?ランニング?タンクトップ?それともキャミソール?」

武井「えっ・・。」

 

 

 

 

52代「ちょっとだけ見せてよ。」

武井「えー!」

 

 

 

 

 

武井「ちょっとだけっスよ。」

52代「うん!うん!」

 

 

 

 

太田「あ~・・・、タンクトップですね。」

52代「キャミじゃなかったね。」

武井「・・・・・・。」

 

 

 

もう十分に裸を見ているはずなのに、何で今さら武井壮のタンクトップ姿に盛り上がるのか(笑)

 

 

しかし武井壮のゲストの範疇を超えた、運動力学及び運動心理学及びスポーツマネジメント学の解説

には感服仕りました。

 

時々その溢れ出る探求心の矛先を、52代にも向けるものだから52代もタジタジに。

 

いつも仕事に真摯に取り組んで向上心を忘れない武井壮は立派だと心底思うけど、あんまり52代に難しいこと聞かないでおくれよ。

 

52代は適当に仕事していい調子で生きていく、そんな毎日の積み重ねに重きを置いているのです。

 

仕事と言えども半ば趣味のような心持で毎回解説席に座っているのです。

 

そんな人に身体の軸やスポーツメンタル話の難しい質問をして、困らせてはいけません。

 

 

 

でも武井さんよ。

 

真面目で一生懸命なことはとても素晴らしく誰もが見習うところですが、52代のように力を抜くことも大切ですよ。

 

人生緩みも大切です。

 

張り詰めてばかりでは糸はプッツリ切れてしまいます。

 

 

 

 

本日土曜日七日目に続いて、明日も大相撲中継にはゲストがいらっしゃる予定です。

 

 

 

 

【サスペンス】

きゃー!人が死んでるー!!

 

 

 

 

照強「えぇ!!」

 

 

 

 

 

照強「大変だっ」

 

 

 

 

 

 

照強「うわっ。動いたッ!」

 

 

 

照強、ナイス裾払い。

 

 

 

岩崎宏美さんと言えば火曜サスペンス劇場。

 

聖母たちのララバイ。

 

大相撲ファンだったとは全く知りませんでした。

 

 

明日はそれに加えて貴景勝が再出場してくるそうで、中日八日目の土俵はさらに盛り上がりそうです。

 

でも貴景勝、膝は大丈夫なのでしょうか。

 

そこ2,3日で良くなるものなのでしょうか。

 

怪我の程度の程はわかりませんが、貴景勝だけに怪我の具合も軽症なことを祈ります。

 

 

 

それでは、おあとがよろしいようで。

 

 

中日八日目 特番

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令和元年 五月場所 中日八日目

 

 

 

場所の始めからの大々的な告知で注目を集めていた中日八日目のスペシャル放送。

 

 

 

「奥深いいね!大相撲」。

 

 

 

 

いよいよその全貌が明らかに。

 

 

 

 

【特番】

三瓶「さぁ。いよいよ始まりました。 奥深いいね!大相撲 今日は特設の部屋から放送です。」

 

 

 

 

 

舞の海「三瓶さん。」

三瓶「はいはい。」

 

 

 

 

 

 

舞の海「もちろん、あのボタンはあるんでしょうね?!」

三瓶「・・・・・は?」

 

 

 

 

豪子「やだわ。奥深いいねボタンがないじゃないのよ。」

三瓶「ハハ・・・。」

 

 

 

いや~~~・・・。

 

せっかく急ごしらえとはいえ別室にセットを組んで、岩崎宏美さんまでゲストに呼んで、たくさんのメッセージを集めていたようですが、放送としてはどうなんですかあれでいいんですか。

 

NHKが「~いいね」っていうからには「眠いいね」を連想するのは当然。

 

ならばあの「眠いいねボタン」ならぬ「奥深いいねボタン」は絶対に外せないマストアイテムだったはず。

 

せっかくたくさんのメッセージを集めたならばその質問の回答や取り組み、通常は見られない裏方の映像などに絡めて「奥深いいねボタン」を押してもらうようにしなければ、「奥深いいね!大相撲」は番組として成立できないのではないですか。

 

三瓶さんの隣くらいに奥深いいねカウンターを設置しておいて、取り組み直後にカウンターが増える様子を見ながら、コメントしたり舞の海のいつもよりも若干詳しい解説でカウンターが増えるのを期待したりしながらの放送であれば、メッセージを送っていなくても放送に参加した満足感もより多くの人に感じてもらえるでしょうし、別室で放送した意味も少しは出てきたように思います。

 

昨日の放送を見た限りではなぜ別室で4人固まっているのかその真意がわからず、もしかしたら佐藤アナが公開村八分にあっているのかも・・・と視聴者をいたずらに不安を与えてしまいます。

 

 

でも長く続けていくうえで新しい試みはとても大切です。

 

数多くの失敗の積み重ねの上に一握りの成功が築き上げられるもの。

 

大型企画北の富士語るが終了した今、NHK大相撲放送にはこれからも新しい事に挑み続けてほしいと期待しております。

 

 

 

 

その特別ゲストの岩崎宏美さんですが、大相撲がお好きで八日目は一ファンの気持ちに戻っていらっしゃたのでしょうか。

 

 

出待ちの力士がファンに取り囲まれる様子を見てボソッと一言。

 

 

 

「力士の皆さんも大変ですね。早く帰りたいでしょうに。」

 

(笑)

 

 

宏美さん、それはあなたの立場では言わない方がいいわ~(笑)

 

だってあなたは歌手。

 

岩崎宏美さんにもたくさんのファンがいらっしゃるのでしょう。

 

コンサートが終わった後には裏口に待つファンの姿もいらっしゃるのでしょう。

 

そのファンが今日の放送見てたら出待ちするのに気兼ねします(笑)

 

 

でも岩崎さんが言ってたのが本音でしょうね。

 

 

早く帰りたいと思っていてもそこ数分を対応できるかどうかはその人の心のゆとりが表れるでしょうね。

 

 

岩崎さんも早く相撲が見たからって、出待ちのファンを無視したりしちゃいかんですよ(しないって)。

 

 

 

 

 

ところで豪子は矢後に甘すぎます。

 

矢後の腰高改善は喫緊の課題です。

 

 

 

貴景勝が再出場してきましたが、貴景勝、心様、鶴竜と注目力士が次々と黒星。

 

心様に今場所の初黒星をつけた遠藤ですが、ああいうところをみるとやはりこの人は相撲が上手いのだと改めて感じるところです。

 

あの上手さを場所中にいかんなく発揮させるにはもっとギラギラとした欲が必要なのでしょうね。

 

御嶽海や北勝富士、阿武咲などが身体中から発する出世欲。

 

そんなギラギラしたものを遠藤からはほとんど感じることができません。

 

一足先に大関の階段を駆け上った貴景勝に対するライバル心を超えた嫉妬心のようなものを、彼らからはビシバシ感じます。

 

 

こういうのは生まれもった人の性格が大いに関係するのでしょうから、一概にどちらが良いとか悪いとか言えることではないですが、もしも遠藤がライバル心むき出しで相撲をとるタイプだったなら、今頃はもう大関にいたんじゃないかと、ついつい愚にもつかないことを考えてしまいます。

 

 

 

場所も折り返していよいよ9日目。

 

 

あれ?

 

逸ノ城ってどうしたの?

 

 

 

 

 


九日目 タオル

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令和元年 五月場所 九日目

 

 

 

風薫る五月。

 

五月の風は時折、真夏のような暑さを運んできます。

 

 

 

【タオル】

ワーワーワーワー

 

 

 

 

沢田石「九日目、再休場となった貴景勝ですが・・・。」

境川「フ~フ~。」

 

 

 

 

沢田石「やはり膝の怪我は思うようにいかなかったということでしょうか。」

境川「フ~フ~。」

 

 

 

 

沢田石「親方~そのタオルもしかして・・・。」

境川「え?」

 

 

 

 

沢田石「部屋の力士のじゃないですよね~?」

境川「・・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

境川「あ!・・・・。しゃだの海の・・・だ。」

沢田石「やっぱり。」

 

 

 

 

 

時間と共に吹き出せ汗。

 

両国国技館の空調はちゃんと効いているのでしょうか。

 

トランプも日曜日にはやってきます。

 

空調が効いてなかったらきっとトランプの奴きっと、

 

「ここは何て暑さだ!相撲レスラーたちの熱気でエアコンが壊れている!」

 

なんてツイートを全世界に拡散させることでしょう。

 

あな恐ろしや、SNS大統領。

 

良からぬことをつぶやかれぬためにも、今のうちから準備は怠りなく備えておかなくては!

 

緊褌一番。

 

八角よ、ふんどし締め直して事にかかれよ。

 

 

 

 

それにしても今日は昼過ぎからザーザーとよく降りました。

 

おかげで洗濯物がずぶ濡れに。

 

たしか奄美はもう梅雨に入ったとか。

 

九州の梅雨入りもそろそろでしょうか。

 

 

【タオルⅡ】

白メガネ「クンクン」

 

 

 

 

 

 

 

白メガネ「・・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

白メガネ「クンクンクンクン。」

 

 

 

 

 

白メガネ「このタオル臭いわよ。」

透明メガネ「それ部屋干しだっちゃ。」

 

 

 

 

部屋干しはお湯で洗うといいっちゃ。

 

 

でも白メガネガッツリ嗅いでましたよね(笑)。

 

大丈夫ですか?

 

鶴竜の背中生乾き臭くならなかったですか?

 

 

でもその生乾きの匂いのおかげか、昨日の負けを全く引きずることなく勝ち越しの8勝目。

 

 

 

心様も貴景勝再休場の不戦勝で思いもかけぬ9日目のオアシスを得ました。

 

 

 

依然として優勝争いは横綱と心様の二人が中心となっていますが、今場所は朝乃山が気合が入った相撲を見せているのはとても嬉しいことです。

 

良い四つ身を持ちながら、ちょっと足踏み状態に見えていただけに今場所の攻めの相撲は頼もしい限りです。

 

 

 

また、明生がいい相撲がとれているのも嬉しいところです。

 

日々の弛まぬ努力が実を結びつつある様子を目にするのは、大相撲観戦の大きな喜びの一つです。

 

 

 

 

 

そろそろ勝ち越しの力士も決まり始めた九日目。

 

 

 

心様大関復活まであと2勝です。

 

十日目 横綱

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令和元年 五月場所 十日目

 

 

 

番付社会の大相撲。

 

前相撲から始まって、序の口、序二段、三段目、幕下、十両、幕内。

 

果てしない番付の階段を上り続け、選ばれし者しかたどり着けないピラミッドの頂点。

 

それが横綱。

 

 

 

綱の重みは人格にこそ宿ります。

 

 

 

 

【綱の重み】

バタバタバタバタ

 

 

 

 

 

呼び出し「あ~忙しい。」

 

 

 

 

 

 

呼び出し「あ~忙しい。」

 

 

 

 

 

 

呼び出し「あの横綱・・・。」

 

 

 

 

 

呼び出し「そこ・・・。」

 

 

 

 

呼び出し「邪魔なんで退いてください。」

稀勢の里「イヤ。」

 

 

 

 

どっしりと座る姿も天鎧鵬などとはずいぶん違うものです。

 

やはり風格と華があります。

 

解説でも人気を博しているようで、稀勢の里の第2の人生も洋々たるものになりそうです。

 

稀勢の里を横綱にする会会長も今日はキセの浴衣に袖を通して、横綱は横綱同士、意気に感ずといったところでしょうか。

 

綱をつけた者だけがわかり合える心のひだがあるのかもしれません。

 

 

 

 

しかし、土俵に上がりつつげる現役の横綱は毎日が戦いです。

 

 

 

 

 

若い未熟な力士の無謀な攻撃からも

 

 

 

 

 

 

耐えて

 

 

 

 

 

 

耐えて

 

 

 

 

 

 

ひたすら耐えて

 

 

 

 

 

 

耐え忍ぶ

 

 

 

 

阿炎の攻めを余裕をもって受けているのはわかってはいるものの、鶴竜ファンの悲鳴が聞こえてきそうな今日の結びでした。

 

 

 

スローで見たらまるで家庭内暴力(笑)

 

暴れるまわる息子を静かに受け止める母親のようではないですか。

 

 

 

横綱は神でありながら母でもある。

 

 

 

令和の時代に打ち出した鶴竜の新しい横綱像。

 

時代の変化と共に横綱の在り方もまた変わってゆく。

 

千変万化を繰り返しながらこれからも大相撲界は進んでゆきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

心様、大関復帰まであと1勝。

 

 

1敗力士は

 

鶴竜

 

心様

 

朝乃山

 

 

 

場所はいよいよ明日から終盤戦です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

十一日目 動き出す終盤戦

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令和元年 五月場所 十一日目

 

 

 

終盤戦に入った11日目。

 

トップの均衡は一気に破れ、優勝争いは動き出します。

 

 

 

 

 

心様、阿炎に2敗目!!

 

 

 

 

 

 

鶴竜、妙義龍に2敗目!!

 

 

 

 

ついでに

豪栄道、竜電に4敗目

 

 

高安、碧山に4敗目

 

 

 

 

 

予想のつかぬ動きを見せだした令和最初の五月場所。

 

思い返せば、この潮流を作りだした人はあの人かもしれません。

 

 

 

 

 

【聞くは一瞬の恥 聞かぬは一生の恥】

ワーワーワーワー

 

 

 

 

 

 

阿武松「え~。もしもし?」

 

 

 

 

 

阿武松「それで、相撲のルールというのは・・・」

 

 

 

 

 

阿武松「先に出た方が負けで。」

 

 

 

 

 

 

阿武松「残った方が勝ちと言うわけですね?」

 

 

 

 

 

阿武松「なるほど~!初めて知りましたッ。」

 

 

 

 

親方、現役時代より破壊力を増してますね。

 

不可解で難解な説明に冷ややかな視線が西側から注がれていましたね。

 

お気づきでしたか審判長。

 

ほら。

 

 

 

 

このオッサン何言ってんだよ って顔に書いてありますよ(笑)

 

 

 

でもこれも大相撲観戦のご愛敬なんです。

 

長い歴史がある割にはいつまでたっても洗練されず垢抜けないところが、大相撲が様々な世代の人に愛され世界中の人々を惹きつけるところでもあると思います。

 

上手に話すことが人に伝わることではありません。

 

人の心に届く言葉はその人自身が紡ぎ出した言葉にこそ魂が宿ると、私は信じています。

 

 

阿武松審判長、下手くそでいいんです。

 

たどたどしくていいんです。

 

支離滅裂でもいいんです。

 

ただ、どっちが勝ってどっちが負けたかをしっかり話してくれるだけで、審判長の真心は十分に伝わります。

 

 

 

 

 

これで平幕朝乃山が優勝争いのトップに立ちました。

 

平常心を心がけているとのことでしたが、明日の玉鷲戦。

 

明日の土俵でもそれができるならば、朝乃山は精神面でも成長していると言えそうです。

 

 

 

しかし、竜電があんなに上手に上手出し投げを決めることが出来たなんて驚きました。

 

いつも背中を丸めて寄っていく姿しか知らなかったので、あんなキレのある出し投げを決めた姿は衝撃的でした。

 

地道な努力で才能を大きく開花させているようで嬉しいものです。

 

 

 

才能というと、秘めた才能をいかんなく発揮して、放送終了間際のインタビュー3本勝負を見事に収めた沢田石アナ。

 

 

良かった、良かったですよ。

 

 

時間の制約を受けながらも次々になだれ込んでくる力士たちを、リズムよく迎え入れ、大体同じようなことをそれぞれ3人に質問していました。

 

そして力士から発せられる熱気を逃しまいと、力士に身を寄せる沢田石アナの熱意のある横顔。

 

 

 

 

 

 

濃いまつ毛がしっかりと映りこんで、とても羨ましく感じましたよ。

 

 

若手アナウンサーの突き上げが激しいNHK。

 

見かけはいつまでも若手のようですが、実は中堅どころの沢田石アナの活躍を私はこれからも影ながら見つめ続けます。

 

 

十二日目 あと1勝

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令和元年 五月場所 十二日目

 



 

今や国技館は、世界各国から多くの人が集う場となりました。

 

多くに人が集まる場は目に見えない細菌やウイルスも集まります。

 

 

 

多くの人が集う場は風邪などの感染症にまず罹らないのがエチケット。

 

 

 

 

 

【エチケット】

栃ノ心「ガラガラガラ~」

 

 

 

 

 

栃ノ心「ガラガラガラ~」

 

 

 

 

 

 

栃ノ心「ガラガラ~ガ・・・!」

 

 

 

 

 

 

栃ノ心「うっぷ。飲んじゃった。」

付け人「大丈夫っすか?」

 

 

 

多くの人が集う場は風邪などの感染症にまず罹らないのがエチケット。

 

うがい手洗いは年中無休です。

 

 

 

ところで

心様大丈夫っすか?

 

あと1勝のプレッシャーが心様の筋肉細胞を覆っているのでしょうか。

 

 

 

でも大丈夫。

 

いつも通りやれば今場所の心様はきっと負けやしません。

 

 

焦る心を落ち着かせ、相撲をとることだけに集中すれば大関復帰へのあと1勝、必ず手に入れることができます。

 

 

 

 話は変わりますがあの……。


いつイチン、戻って来たんですか?(笑)



昨日は土俵入り見ていなかったので、いつの間にか土俵に上がり込んで、平然と碧山相手に相撲をとっていたので驚きのあまり不整脈を起こしそうになりましたよ。


 


残り三日、優勝争いは横綱か?元大関か?まさか平幕か?




トランプ杯をめぐる戦いはいよいよ大詰めです。



 

 

十三日目 踵

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令和元年 五月場所 十三日目

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蛇の目の砂に踵は、

 

 

付いていたのか―。

 

いなかったのか―。

 

 

土俵際の踵をめぐる協議は6分近くに及び、協議は白熱した様相を呈しました。

 

 

 

 

ガヤガヤガヤガヤ

 

 

 

 

 

阿武松「踵は出てたの?」

湊「出てました。」

 

 

 

 

阿武松「間違いない?」

湊「間違いありません。」

 

 

 

 

 

阿武松「じゃ、このこと誰が言う?」

 

 

 

 

 

 

・・・・・・。

 

 

 

 

 

湊「そりゃぁ審判長、アンタでしょう。」

阿武松「えっ・・・でも、言いづらいよ・・・。」

 

 

 

 

 

私が見ていたお茶の間角度でも、心様の踵は出ていないように思えました。

 

 

いつも以上に神妙な面持ちで、慎重に協議結果を伝えた阿武松審判長でしたが、心様と同様に俄かに信じがたい協議結果となりました。

 

 

でも5分も6分も時間をかけて協議していた様子を見ると、お茶の間からわからないところでしっかりと確認がとれたのでしょう。

 

 

さがる花道の心様の青い瞳には怒りと悲しみが映っていて、見ているこちらも悲しくなりました。

 

 

気持ちを切らすなという方が難しいことだとは思いますが、どうか腐らずに残り2日間に魂をかけて臨んでください。

 

 

しかしこの非情な場面を前にして、うちの母は「この人は大丈夫よ、ちゃんと乗り越える」と、妙に自信を持って言い放っていました。

 

 

母は何年か前にちょっとだけ心様ファンになりその後すぐ他の力士に乗り換えた薄情な女ですが、今でも心の奥底では心様を応援し続けていたのかもしれません。

 

女心の複雑さに驚きつつも、今回はその何の根拠もない素人の自信を私も信じてみようと思います。

 

 

 

栃ノ心よ。

 

今日はガガ丸でも相手に大いにやけ酒を飲むがいいさ。

 

栃ノ心の手料理になついているガガ丸のことです、ガツガツ飯を食いながら一緒に悔し涙を流してくれることでしょう。

 

ジョージア語でたくさん悪態をついたり、ガガ丸をのど輪で突き上げたりして今日の憂さを晴らしてしまいましょう。

 

ガガ丸はきっと真っ赤な顔になりながらも栃ノ心を元気づけてくれると思います。

 

今日の無念は残り2日の土俵で存分に晴らし、必ずやあと1勝を手に入れようではないか栃ノ心!

 

 

 

 

 

一方の朝乃山ですが、心様に勝る立ち合いの圧力を見せて優勝争い単独トップに。

 

この力士、今場所豹変しましたね。

 

前々から期待されていたものの、今まで番付の昇降を繰り返していましたが、ここにきていきなり一皮むけたようです。

 

朝乃山躍進の秘密を親方にぜひ聞かなくてはなりません。

 

 

 

 

【秘密】

太田「朝乃山、今場所は大躍進ですが。」

高砂「ホジホジホジホジ」

 

 

 

 

 

太田「このまま行くと千秋楽は。」

高砂「ホジホジホジホジ」

 

 

 

 

 

太田「どこに当ててくるか。」

高砂「ホジホジホジホジ」

 

 

 

 

 

太田「まさか、横綱と割を組むってことは・・・。」

高砂「!!」

 

 

 

 

 

高砂「パク。」

太田「・・・ねぇ、高砂さん・・・。」

 

 

 

 

 

太田「鼻くそ、食べちゃダメですよ。」

高砂「や~~ん。」

 

 

 

高砂さんはたぶん鼻くそ食べたりしませんが、子供ってなんで鼻くそ食べるんですかね?

 

先日もスーパーで鼻くそをたらふく食べている可愛い子供を見かけました。

 

お母さんが見てないこっちを向いてパクパク食べていました(笑)

 

親御さんからするととんでもないことでしょうが、傍から見てたら可愛いですよね。

 

 

 

 

あれ?なんの話でしたっけ?

 

そうそう、朝乃山でした。

 

巡業でも稽古に精を出していたようですし、そろそろ意識が変わってきたのかもしれません。

 

大器と言われてきた朝乃山。

 

師匠は朝青龍を育てた高砂親方。

 

令和元年初めての本場所で、高砂部屋いよいよ新時代の幕開けか?!

 

 

 

場所もついに残り二日。

 

場所の始まりには予想もしなかった幕内優勝争い。

 

明日の結び二番に注目が集まります。

 

 

 

 

 

 

 

 

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