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七日目 平成の大関

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平成30年 九州場所 七日目

 

 

 

平成の土俵を沸かせた大関たち。

 

かつてのヒーローは今、何を思い何を感じているのでしょうか。

 

 

 

【平成の大関】

ワーワーワーワー

 

 

 

 

ガヤガヤガヤガヤ

 

 

 

 

藤島「・・・・・・。」

 

 

 

 

 

浅香山「ねー竹縄さん、竹縄さん。」

竹縄「ん?」

 

 

 

 

 

浅香山「ほら見て。時計、新しいの買っちゃった♪」

竹縄「わ~また?高かったでしょう、それ。」

 

 

 

 

 

 

浅香山「ううん、これはそんなにしないよ。」

藤島「・・・・・・。」

 

 

 

 

浅香山「いくらだったけな~。」

 

 

 

 

 

浅香山「100万ちょっとかな。」

藤島「ひゃ、100万・・・・・・。」

 

 

 

 

魁皇いい時計はめているのでしょうね。

 

あんまり時計ばっかり見ているから、見せびらかしてるのかと思ったら入場の時間を図っていたんですね。

 

入場の時間も審判部が見ていたとは気が付きませんでした。

 

それにしても藤島の頭の光というかテカりというか、今日はまた一段とツヤを増して土俵が写り込む様に磨きがかかっていました。

 

 

 

 

ところで今場所の大関陣。

 

もうちょっとしっかりしなさいよ。

 

一応場所を締める役どころなんだから。

 

3大関の誰かしらが、ヨロヨロフラフラしているようでは締まるものも締まりません。

 

 

 

 

そのせいで今場所はすさまじい下剋上の様相に。

 

ついに単独トップだった貴景勝も1敗となりましたが、優勝ラインは解説の錣山や52代の言うように12勝3敗で収まるのか?

 

もしや十両優勝のように11勝まで下がることもあるのでは?

 

いやいや小結・平幕の6-1の力士たちがこのまま優勝争いの中心で進んでいくのでは?

 

・・・・・・なんてもう、何でもアリな見方も出来て優勝争いはまさに五里霧中。

 

 

 

 

そんな中、十両では先頭を行く6勝1敗の3人が皆小兵力士という興味深い展開に。

 

そういえば幕内の6-1の力士は皆、ずんぐりした体形というのも興味深い点です。

 

 

 

明日は場所の真ん中中日八日目。

 

このまま十両は小兵、幕内はずんぐりむっくりがひた走るのか。

 

 

今までにない展開を見せる平成最後の九場所はまだまだ続きます。

 

 

 


九日目 錣山の計画

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平成30年 九州場所 九日目

 

 

 

 

満員御礼が下がる場内。

 

ご婦人、何をお探しですか。

 

 

 

 

 

【視線の先】

ザワザワザワザワ

 

 

 

 

52代「ん?」

 

 

 

52代「・・・・・・。」

 

 

 

52代「はは~ん。アレだな。」

アナ「何ですか?」

 

 

 

52代「寺尾、探してるんだよ。」

アナ「あ~。なるほど。」

 

 

 

しっかり寺尾は見えましたか?

 

 

わかりますよご婦人そのお気持ち。

 

双眼鏡持ち出してまでも探し出したくなるその気持ち。

 

どうせ見るならいいものが見たいですものね。

 

数年前、巡業で来ていたのが兄の井筒だったとき、心底がっくりしたの覚えてますもの。

 

せっかく生で見られるのなら良いものがいいに決まってますもんね。

 

 

 

しかし錣山親方、56歳なんですね!

 

 

 

これが56歳。

 

 

まだ40代なのかと思ってましたよ。

 

還暦まであと4年とは到底見えない若々しさと軽さ。

 

人生100年時代に突入したんだと、今ここではっきりと感じました。

 

錣山親方は阿武松がこれまでもこれからもライバルだとおっしゃっていましたが、阿武松はどこか爺臭さが鼻につきます(失礼)

 

ライバルだからって爺臭さまで競い合ったりしないで、これからも爽快で若々しくいてくださいね。

 

 

 

 

しかし、大相撲の出身地って結構自由なんですね。

 

まるでふるさと納税のようですね。

 

ふるさと納税では行き過ぎた返礼品が問題視されていますが、力士の皆々様はどういう経緯であれ出身と名乗った以上は故郷の期待に応えて努力を続けてほしいものです。

 

 

 

 

ところで本日の錣山解説、気になることを言ってましたね。

 

 

 

【胸騒ぎ】

ワーワーワーワー

 

 

 

 

 

イチン「!」

 

 

 

 

 

イチン「・・・誰か・・・。」

 

 

 

 

 

イチン「僕の噂してる・・・・・・。」

 

 

 

 

野生の感が的中。

 

 

イチン、錣山が「イチン左四つ改造計画」を打ち出しましたよ。

 

 

イチンは右ばっかり使ってるんだって。

 

いつだったかイチンが左四つに組んだら攻めが良かったんだって。

 

だからイチンは左四つに変えた方がいいんだって。

 

でもその改造にはあの軽口の舞の海さえも二の足を踏むほど、覚悟がいるリスキーなことだって。

 

 

どうする?イチン。

 

いつも右で電話してたのを左に変えるよりきっと大変なことらしいよ。

 

ものすごく辛いらしいよ。

 

どうする?イチン。

 

舞の海はイチンにひらめきがあれば、って言っていたけど。

 

どう?イチン。

 

ひらめきはある?

 

 

 

って、本当に四つを変えるって大変なことなんでしょうね。

 

右利きから左利きに今更変えるようなもんなんですかね。

 

 

それで思い出しましたが、前々からわからないことなんですが、「根は左四つ」っていうじゃないですか。

 

あれは「根はいい奴」と同じようなものですか?

 

ということは「根は左四つだけど、今は右四つで相撲を取っている」ということですか?

 

野球で言えばスイッチヒッターみたいなものなんでしょうか。

 

とすると、イチンはスイッチヒッター・・・・・。

 

 

 

 

 

相撲はとうとう貴景勝が8勝1敗の単独トップで勝ち越し一番乗り。

 

おいおい、本当にこのまま貴景勝が優勝街道を突っ走るのかい。

 

もしかしてこの調子で勝ち進んで優勝インタビューでも、「良くも悪くもないです」って言いだすんじゃないかい。

 

 

平成最後の九州場所。

 

あな恐ろしや。

 

 

 

 

 

 

十日目  しみじみと

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平成30年 九州場所 十日目

 

 

 

木枯らしが吹き出す晩秋の折り、人生もふと立ち止まりたくなる瞬間が北風と共に。

 

 

 

 

【人生という道】

元基「はぁ・・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

元基「また土俵入りか・・・。」

 

 

 

 

 

元基「また、あの土俵をぐるぐる回るのか・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

元基「ぐるぐるぐるぐる回り続けて・・・・。」

 

 

 

 

 

 

元基「俺の人生・・・、それでいいのか?」

 

 

 

 

素晴らしき哉人生。

 

 

私が男だったら行司になりたかった。

 

 

行司という職業、私の憧れです。

 

 

 

 

 

正面解説に鏡山、向こう正面は宮城野という、なんともしみじみとした秋らしい解説の布陣。

 

でも鏡山親方は平幕優勝経験者だったのですね。

 

あのしんみりとした語り口、諦観したような目つきからは想像もできない華々しいご活躍でした。

 

 

人生山あり谷あり。

 

紆余曲折。

 

 

親方のあの空を見つめるような瞳には今場所の優勝の行方はどう映っているのでしょうか。

 

 

 

10日目を過ぎて優勝争いに変化なし。

 

 

9-1 貴景勝

8-2 高安  碧山  大英翔  阿武咲

 

 

このまま1敗差で逃げ切ってゆくのか。

 

高安が大関の意地を見せるのか。

 

大穴・碧山が追い上げてくるのか。

 

 

 

明日からの終盤戦。

 

場所はどう動くのか?

 

 

明日は現地でこの目で見てきます!

 

 

 

十一日目  場所入り観戦

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平成30年  九州場所  十一日目
 
 
 
行ってきました!
 
 
本場所観戦!
 
 
 

 
 
 
およそ4年ぶりの本場所の観戦。
 
 
 
 




場所の雰囲気を存分に味わい、大相撲を体中で体感した1日でした。
 
 
 
今回は大相撲を通じて知り合えた友達と一緒だったので賑やかなとても楽しい1日で、前回一人参戦して時天空を追いつづけた4年前とは違った、見どころ満載の充実した1日になりました。
 
 
 
 
 
 
家に戻るとテレビで観戦していた母が開口一番、「ちょっと逸ノ城が土俵壊したの見た?」
 
え?
 
逸ノ城土俵壊したんですか(笑)
 
 
 
 
【災害】
ドーン!ガラガラガラ
 
 
 
 
イチン「うぅ・・・。」
 
 
 
 
イチン「・・・何が起きたんだろう・・・。」
 
 
 
 
イチン「ハッ!土砂崩れッ。」
高安「お前が崩したんだよ。」
 
 
 
 
天災か人災か。
 
イチンが転げると土俵が崩れる。
 
恐るべし!逸ノ城!
 
 
 
 
 
しかしこれは緊急事態。
 
早急に話し合いが持たれます。
 
 
 
 
 
【ペナルティー】
ザワザワザワザワ
 
 
 
 
呼び出し「派手にやりましたね。」
イチン「・・・・・。」
 
 
 
 
呼び出し「これは、覚悟しといた方がいいですよ。」
イチン「・・・・・。」
 
 
 
 
呼び出し「たぶん、給料天引きです。」
イチン「・・・え!」
 
 
 
 
イチン「給料天引きッッ?!」
 
 
 
 
負け越して給料ひかれてたまったもんじゃないですね。
 
今日で関脇で負け越してしまった逸ノ城ですが、どうにも相撲がパッとしません。
 
今日もイチンについていろいろ話していたんですよ。
 
どうすればイチンが強くなるのか。
 
最初は「ゲルの怪物」などと異名を流してしていたこともありますが、その怪物も今ではすっかり鳴りを潜めています。
 
もしかしてこれ以上上を望んでいないのかも、なんてことも話していましたがどうやら今日の負け越しは悔しかったようなので、現状維持は望んでいるんですね。
 
現状維持は一休みとは違います。
 
常に先場所より強くなり続けなければ、現状維持は難しいものでしょう。
 
周りも努力しているのです。
 
しっかり稽古しなおして、土俵も治して、もうこれ以上壊さないで、またお気に入りの関取りにまた戻るのです!
 
やれば出来るとみんな信じています。
 
 
 
 
 
しかし今日は本当に楽しかった!
 
大相撲でのご縁、本当にありがたいです。
 
大相撲ありがとう!
 
 
 
 
 
 
 
 

十二日目 向こう

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平成30年 九州場所 十二日目

 

 

 

何気なくふと見上げる視線。

 

その先には遠い未来か、明日への扉か・・・。

 

 

 

 

【そう言えば】

貴景勝「よいっしょっと・・・。」

 

 

 

 

貴景勝「・・・・・・。」

 

 

 

 

貴景勝「・・・ん?」

 

 

 

 

貴景勝「そういや・・・、今日の相手誰だっけ?」

 

 

 

 

貴景勝「・・・玉鷲か。」

 

 

 

 

 

今の心境では相手が誰とか関係なさそうですね。

 

うちの母が貴景勝の顔を見ながら「この顔に髭あるのが不思議。」「小さいオッサンみたい」と言ってました。

 

そう言えばベビーフェイスに無精髭、丸い身体に胸毛。

 

なんともアンバランスなギャップの持ち主です。

 

しかしこの人、前に出る突き押しもさることながら左からのいなしは強烈なものがありそうですね。

 

自身の低い重心も相まって自分は安定した体勢を保ちながら、効果的に相手をいなすことが出来そうです。

 

 

12日目を過ぎても1敗をキープ。

 

これに追随するのはもうこの人しかいません。

 

 

 

 

【イメチェン】

高安「―――。」

 

 

 

 

高安「チラ」

 

 

 

 

高安「あれ?、稲川さん・・・?」

 

 

 

 

高安「あちゃー。」

 

 

 

 

高安「あのパーマは失敗。」

 

 

 

 

 

あのパーマって?

 

どのパーマ?

 

 

そう。

 

 

このパーマ。

 

 

 

いえいえ。

 

私は、いいような・・・、間違いじゃないような・・・そんな気がしますよ。

 

この人童顔ですからね、パーマかけたらさらに幼くなりますよね。

 

錣山さんのように現役の相撲よろしく攻めて攻めて攻めまくるヘアスタイルも素敵ですが、稲川さんのようにフワフワのパーマヘアもまた素敵です。

 

髪なんてほっときゃすぐ伸びるんですから、好きにすればいいのです。

 

 

 

 

高安しっかり追随して2敗をキープ。

 

意外にも貴景勝が高安の一番をテレビで見ていました。

 

 

おやおや。

 

 

戦う相手は自分自身。

 

貴景勝はそういうスタンスではなかったのでしょうか。

 

 

いよいよ場所も終盤大詰めに差し掛かり、貴景勝の心中にも変化が出てきたのか。

 

それとも6時のニュースを待ってるだけなのか。

 

 

 

小さなオッサンの心中はさっぱりわかりませんが、序盤戦では想像すらつかなかった貴景勝単独トップで明日は13日目を迎えます

 

 

 

 

 

 

十三日目 青ジャン

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平成30年 九州場所 十三日目

 

 

 

勤労感謝の日。

 

それは

 

勤労を尊び、生産を祝い、国民互いに感謝しあう日。

 

 

 

ここにも勤労に励む姿が。

 

 

 

【書き物】

太田「今日の放送席は北の富士勝昭さんをお迎えしています。」

52代「カキカキカキカキ」

 

 

 

 

太田「北の富士さん。」

52代「カキカキカキカキ」

 

 

 

 

太田「何を熱心に書いてるんですか?」

52代「カキカキカキカキ」

 

 

 

 

52代「ん?」

 

 

 

 

 

太田「あれ。私の名前がありますね・・・。」

52代「うん、これね・・・。」

 

 

 

 

52代「嫌いなアナウンサーのリスト。」

太田「え・・・。」

 

 

 

太田さんは一先ずセーフでしょう。

 

時々ラジオで若手アナと組んだ時、明らかにご機嫌の悪いことがありますね。

 

あれは聞いてるこちらがハラハラして、相撲どころじゃなくなります。

 

 

 

 

それにしても、まぁなんという革ジャン(笑)

 

氷川きよしが好みそうなメタリックな青い色の革のジャケットを、こうもさらりと着こなしてしまうオシャレ横綱北の富士勝昭。

 

もう写真集とか出しちゃっていいんじゃないでしょうか。

 

ファッションという土俵では間違いなく双葉山を超えています。

 

相撲道を離れ、ファッション道で連勝を続けるオシャレ横綱。

 

彼の快進撃は誰も止められません。

 

 

 

 

 

そう言えば向こう正面はいい男なのに、しゃべりが訛ってる立浪さんでしたね。

 

 

でも立浪さん。

 

 

耳たぶが痒そうでしたね(笑)

 

 

 

わかるわ~、立浪さん。

 

耳たぶ痒い時ってありますよね。

 

掻いても掻いても痒くなるんですよね。

 

気が付けば耳たぶが真っ赤になってしまうんですよ。

 

耳の中が痒い時は人が噂してるとか言いますが、耳たぶは何なんでしょうね。

 

あ。明生が勝ち越すいい予感だったのかもしれないですね。

 

 

 

 

ところで優勝争いは

 

1敗 貴景勝

 

2敗 高安

 

3敗 隠岐の海

 

・・・・・・。

 

は?

 

なんで隠岐の海がいるの???

 

いつの間に10勝もあげたんですか?

 

 

でもまぁ、まずこれはないと思うのでスルーして、とにかく明日の直接対決。

 

何はともあれ、高安には貴景勝を2敗に引きずりおろして、明日優勝が決まるなんて事だけは阻止してもらわなくては!

 

そのためにもまずは立ち合いで貴景勝を圧倒すること。

 

そして慌てないこと、ムキにならないこと。

 

明日の一番に大関としてドンとした相撲を見せてほしい、と思うのですがそれが高安だからなぁ~。

 

安定感に勝るのは貴景勝の方だし・・・。

 

明日ニュース速報出ちゃうかもなぁ~。

 

 

 

 

十四日目 初優勝へ

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平成30年 九州場所 十四日目

 

 

 

平常心を保つ。

 

口では簡単に言いますが、実際には食事も喉を通らなかったり、眠れなかったり。

 

心理状態は様々な影響を身体にもたらします。

 

 

 

【眠れぬ夜】

尾車「昨夜は何度も目が覚めちゃって・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

藤井「弟子の十両優勝が気にかかって、眠れなかったんじゃないですか?」

 

 

 

 

尾車「いいえ・・・、そうじゃなくって・・・。」

 

 

 

 

尾車「おしっこで目が覚めちゃうんですよ。」

藤井「あぁ、そっちね。」

 

 

 

 

 

寒い時にトイレで目が覚めるのって辛いですよね~。

 

もう何で今なんだよっ!

 

って自分で自分の膀胱に喝を入れたくなるものです。

 

 

 

でも実際に夜中に何度も目が覚めているのは貴景勝でも高安でもない。

 

この人なのではないでしょうか。

 

 

 

【初めてのこと】

千賀ノ浦「・・・・・・。」

 

 

 

 

千賀ノ浦「あ~・・・。」

 

 

 

 

 

千賀ノ浦「優勝祝賀会って何を出しゃいいんだ・・・・・・。」

 

 

 

 

 

千賀ノ浦「困ったな・・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

千賀ノ浦「そうだな・・・。」

 

 

 

 

 

千賀ノ浦「ピザでも取るか・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

ピザーラから腹一杯ピザ取って、優勝祝賀会に備えてください。

 

もし貴景勝が優勝したら、元貴乃花部屋の後援会の人たちもやってくるのでしょうね。

 

千賀ノ浦部屋の後援者に元貴乃花部屋の後援者。

 

力士も増えれば部屋を支える後援者の数も増えて、大所帯もいろいろ大変ですね。

 

こりゃ、銀のさらから寿司も取らなきゃね。

 

 

 

 

 

しかしまぁなんという相撲(笑)

 

これは天の配剤か。

 

 

 

 

何で負けたのか分らない人

 

 

 

 

 

 

 

何で勝ったのか分らない人

 

 

 

 

勝ちに不思議の勝ちあり、 負けに不思議の負けなし。

 

と言いますが、これはどちらも摩訶不思議。

 

狐につままれた様な土俵際、一瞬で勝敗が入れ替わってしまいました。

 

 

 

勝つも負けるも紙一重。

 

今日の勝敗はまさに時の運。

 

貴景勝も高安も明日は本割で勝ち進み、優勝決定戦まで持ち込んで、互いに納得のいく相撲をいま一度存分に取るがよい!

 

 

さて明日の千秋楽、初優勝はどちらの手に?

 

 

 

千秋楽 22歳の初優勝

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平成30年 九州場所 千秋楽

 

 

千秋楽まで縺れた優勝の行方。

 

運命の女神は今日、」どちらに微笑んだのか。

 

 

 

 

【運命の瞬間】

高安「―――。」

 

 

 

 

 

高安「あ~~ッ・・・!!」

 

 

 

 

高安「・・・!!!」

 

 

 

 

 

高安「・・・・・。」

 

 

 

 

 

高安「・・・おめでとう・・・、貴景勝・・!」

 

 

 

 

高安、よくやったよ。

 

惜しくも初優勝は逃したけれど、千秋楽までの盛り上がりは高安なしでは語れなかった。

 

正直言って、安定感と信頼感に欠ける大関ではありますが、ハラハラさせながらもトップで走る貴景勝を昨日は2敗に引きずりおろし、千秋楽決戦までもつれ込ませたのは他でもない、大関・高安。

 

今日の悔しさは、必要以上のアップの画面から溢れんばかりに伝わりました。

 

暑苦しすぎる高安のアップにうちの液晶が焼け付いているのではないかと、心配するほどです。

 

でも今場所の惜敗は必ずこれからの糧となるはず。

 

今日の悔しさを心に刻んで四股を踏めば、その悔しさは強い足腰、強い精神となって身につきます。

 

来年は一回りも二回りも大きくなった大関・高安が見られることを信じております。

 

 

 

 

そして。

 

貴景勝、初優勝おめでとう!

 

なんという22歳と3か月!!

 

成人式を過ぎてまだ2年。

 

22歳なんてこの前まで、ランドセル背負っていたような年じゃないですか。

 

 

 

【きこりの泉】

貴景勝「ハァハァハァハァ」

 

 

 

 

貴景勝「は?何?」

 

 

 

 

貴景勝「きれいなガガ丸がいるって?」

 

 

 

 

 

貴景勝「どこに?」

 

 

 

 

 

貴景勝「あ、ほんとだ。」

きれいなガガ丸「やあ。優勝おめでとう。」

 

 

 

 

 

それは舛東欧。

 

きれいなガガ丸ではありません。

 

 

いえね、先日場所を身に言ったとき、舛東欧を見て思ったんですよ。

 

 

「あれ?きれいなガガ丸?」って。

 

 

 

 

ほら。

 

ドラえもんできれいなジャイアンっていたでしょう。

 

 

 

ジャイアン(画像お借りしています)

 

 

きれいなジャイアン(画像お借りしています)

 

 

 

 

 

そしてこっちが。

 

 

 

 

 

 

 

ガガ丸(画像お借りしています)

 

 

 

 

 

 

きれいなガガ丸(画像お借りしています)

 

 

 

 

でも本物のガガ丸も来場所関取り復帰できるようですね。

 

ヨカッタね、ガガ丸。

 

 

きれいなガガ丸の方はどこら辺の番付にいるのか分りませんが、部屋の中も一気に増えて稽古もたっぷりできる環境です。

 

しっかり力をつけていつか、ガガ丸VSきれいなガガ丸 対決を見せて下さいね。

 

 

 

しかしすごい22歳と3か月。

 

やってのけましたね。

 

さすがに昨日は悔しさをにじませていましたが、今日は優勝しても淡々とした受け答え。

 

表彰式もそつなく落ち着いてこなして、浮ついたところを一切見せませんでした。

 

22歳って言ったら世間では大学生だのなんだので、まだまだ子供臭さが抜けないお年頃。

 

自分の時に置き換えても、生意気なだけの若造でしたよ。

 

それがまぁ貴景勝ったら、優勝争いのいう未知の経験にも緊張感に押しつぶされることもなく、自分のやるべきことをぶれずにやり通す、恐るべし精神力の持ち主。

 

精神力って年取ったら身につくもんでもないんですね(笑)

 

いや~、恐れ入りました貴景勝。

 

まだこの先の先を見つめているような感じもうかがえるコメントでしたが、この調子で進んでいくならばこりゃ、歴代のスピード初優勝のメンバーのような出世もあるかもね。

 

でもこれから先はそろそろ他の力士たちも貴景勝の取り口を研究して対策もしてくるでしょうから、とんとん拍子にはいかないでしょう。

 

今までのようにうまく勝てない日がやって来たときに、貴景勝の真価が問われるのかも。

 

しかし何はともあれ若いということは大きな武器です。

 

失敗を恐れず攻める相撲で輝ける未来を勝ち取ってほしいと思います。

 

 

 

いや~今場所は、まさかの展開そして結末となりました。

 

エンディングで懐かしさすら感じた稀勢の里の連敗~休場から始まって、若い力士たちの台頭、ベテランの復活、混迷する優勝争いと三横綱不在、一大関途中休場の場所ならではのバラエティー豊かな活躍が目立ちました。

 

正直前半戦は上位陣の休場などで、見る気持ちも散漫になっていましたが、力を付けてきた力士たちの活躍が場所を盛り上げました。

 

そして楽しかった本場所観戦が大いに気持を盛り上げてくれました。

 

 

 

 

さて来年は平成という時代が終わりを告げます。

 

ひとつの時代が終わる時、相撲界もまた時代が動くのか。

 

時代のはざまとなる2019年。

 

来年の土俵は何が起こるのか。

 

年末年始は嫌だけど、今から初場所が楽しみです。

 

 

 


二日目 ブレイク

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平成31年 初場所 二日目

 

 

 

人気者とは、ただそこにいるだけで人を惹きつける。

 

恐るべき吸引力を持っている人です。

 

 

 

 

【人だかり】

トコトコ

 

 

 

 

トコトコ

 

 

 

 

トコトコ

 

 

 

 

 

あ!

 

 

 

 

ヨッシ―!

 

 

 

 

ヨッシー!

 

 

 

 

ヨッシ―!ヨッシ―!

 

 

 

 

力士「うわ・・。」

 

 

 

 

 

力士「ヨッシ―人気、マジスゲエ!」

 

 

 

 

 

平成31年、ヨッシ―ブレイク幕開けか。

 

 

 

正月の雰囲気が残る初場所二日目。

 

子供の頃の正月と言えば、まずはコレ。

 

雑煮やおせちなんか二の次三の次だったものです。

 

 

 

【お年玉】

呼び出し「う~ん・・・。」

 

 

 

 

 

呼び出し「うまく入らない・・・。」

 

 

 

 

 

呼び出し「・・・そうだ!」

 

 

 

 

 

呼び出し「1枚抜いちゃおう。」

阿炎「・・・・・は?」

 

 

 

 

3万円のお年玉。

 

今もらったらべらぼうに嬉しいですね。

 

3万円もらったら、この前見たセーターとカットソーを買います。

 

 

 

 

今場所から新入幕の矢後。

 

自ら大銀杏が似合う宣言をしているようですが、うちでは新入幕あいさつで初めて気づいた矢後の美しい二重瞼で話題は持ちきりです。

 

 

 

2連敗となった稀勢の里ですが、あーだこーだ周りはアレコレいうけれど中学卒業以来自分の人生をかけてきたことです。

 

周りが言うことや横綱の体面も全て省いて、一力士に戻って納得がゆくように相撲をとってほしい。

 

自分の人生の大切な岐路を他人に舵取られたくないじゃないですか。

 

今まで努力して辛いことを乗り越えてきたのも自分です。

 

周りへの配慮や感謝は大切ですが、それに飲み込まれたら元も子もありません。

 

やりたいように。

 

納得がいくように。

 

自分のために。

 

土俵に上がってほしいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

三日目 技能賞時天空

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平成31年 初場所 三日目

 

 

 

ありがとう。

 

 

ありがとう。

 

 

 

ありがとう二十山。

 

 

 

あの日あの時あの場所で、二十山さんが敢闘賞をとる活躍をしてくれていたおかげで、時天空の姿を今日目にすることができました。

 

今までメガネがくどいとか、面白くないとか言っていてごめんなさい。

 

若いころはとてもハンサムだったんですね。

 

でもそのハンサム二十山の隣に立っていたのは、久しぶりにテレビで見る時天空ではないですか!

 

 

 

 

眼光鋭く、口は真一文字、少々緊張した面持ちながらも堂々たる三賞受賞力士の姿。

 

 

 

何を受賞したのか気になったので調べてみましたよ。

 

平成17年 九州場所の三賞。

 

 

前頭7枚目の時天空は技能賞を受賞していたんですね。

 

 

当時の三賞選考委員会のメンバーは見る目がありました。

 

きっと足技中心に15日間大活躍の場所だったのでしょう。

 

時に自慢の足で相手を瞬殺に仕留め、時に足技で相手を脅かしながら力強い投げや寄りで相手を沈める。

 

今はもう見ることができない時天空の勇姿が目に浮かぶようです。

 

 

風格すら漂う技能賞の時天空の姿を見せてくれた二十山さんに感謝せねばなりません。

 

ありがとう二十山。

 

もう、ゴーグルみたいなメガネなんて言いません。

 

 

 

 

1月も半ば。

 

全国的にインフルエンザが猛威を振るっている模様。

 

ここ熊本でもインフルエンザ注意報が出ています。

 

大相撲界でもウイルスの拡散は広がっているようですね。

 

 

 

昨日から冷えピタつけた力士が続出です。

 

 

しかしまぁ同じような分厚い絆創膏して、佐田の海と勢、同じ医者にかかっているのですかね。

 

なんか水で戻した高野豆腐のようにも見えますが、その高野豆腐で再び頭から当たっていくのですからたまげたことです。

 

だけど二日連続で二人の額を割った輝の頭蓋骨の硬さ。

 

侮ってはなりません。

 

 

稀勢の里の土俵に注目が集まりがちですが、その陰で負け続ける大関・栃ノ心と豪栄道、連敗してしまった鶴竜の様子も見過ごすわけにはいきません。

 

 

 

 

【鶴竜とその仲間たち】

付け人「そろそろ横綱の取り組みっスね。」

白メガネ「そうね。」

 

 

 

 

 

付け人「今日は勝つッスよね。」

白メガネ「そうね。」

 

 

 

 

付け人「・・・・・・。」

白メガネ「・・・・・・。」

 

 

 

 

 

付け人「負けたっスね。」

白メガネ「そうね・・・。」

 

 

 

 

錦木恐るべし!!

 

今までは守りのみで活かされていた腰の重さが攻めでも十分に伝わって、上位相手に快進撃の3連勝!!

 

鶴竜もできれば今日は受け取りたくなかった恩返し、3日目に受け取っちゃいました。

 

 

だけどこういう地味な力士が力を付けるのは本当に嬉しいものです。

 

十両から幕内定着も時間じりじりと時間がかかりましたが、コツコツと積み重ねた努力は必ず花開くということを体現してくれる良いお手本です。

 

 

パッと華々しくその才能を開花させる人、じっくりと小さな花を咲かせていく人。

 

どちらも努力という根っこがなければ咲かすことが出来ぬ花です。

 

 

 

乱気流巻き起こる初場所の土俵上。

 

道ならぬ恋を進む二人の姿が再びここに。

 

 

 

 

【愛~再び】

白鵬「玉治郎・・・。」

 

 

 

 

白鵬「待って。」

 

 

 

 

 

白鵬「待てよっ!玉治郎。」

 

 

 

 

 

白鵬「・・・花柄もいいけど。」

 

 

 

 

 

白鵬「赤い装束も似合ってる・・・。」

玉治郎「・・・うん。」

 

 

 

今場所の行方と二人の愛はどこへ。

 

 

 

四日目 稀勢の里引退の日

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平成31年 初場所 四日目。

 

 

 

引退を決めた稀勢の里。

 

決して器用とは言えないけれど、懸命に土俵に向かい一歩ずつ頂点を極めアクシデントに見舞われながらも、もがき続けた姿は多くの人々の胸に響きました。

 

会見の口ぶりから察するに優勝と引き換えにわが身に引き入れた胸の怪我は、想像以上に深刻なものだったようで、もしもあの時あれがなければ…と今もなお思わずにいられない決定的なものとなってしまいました。

 

しかし土俵に上がる力士である以上は勝ち負けがすべて。

 

何事も言い訳にはできない厳しい世界です。

 

今土俵を下り新たな人生の一歩を踏み出す稀勢の里。

 

人生の第二ステージではまじめすぎるほどの真面目さや、誠実な人柄がこれから稀勢の里の新たな左差しとなることでしょう。

 

白黒で解決出来る土俵の上とは違って、ややこしい人間関係や世の中の不条理にぶち当たることもあると思いますが、きっと大丈夫です。

 

この横綱の2年間が大いなる肥やしとなって、稀勢の里のこれからの人生に大輪の花が咲くことを願っています。

 

 

稀勢の里、素晴らしい土俵をありがとう。

 

 

 

 

 

 

そう。

 

 

いつだって土俵は真剣勝負。

 

 

 

土俵に上がる人間はいつだって命を懸けてその一番に向き合っているものなのです。

 

 

 

 

 

【真剣勝負】

ワーワーワーワー

 

 

 

 

 

 

九重「あれ、伊之助さん。」

 

 

 

 

 

 

九重「どうして泣いているの?」

 

 

 

 

 

 

高田川「それがね・・・。」

 

 

 

 

 

 

高田川「さっきから腹は切りたくないの一点張りなんだよ・・・。」

九重「あ~・・・。」

 

 

 

 

 

ヨカッタね勘太夫さん。

 

じゃなかった新伊之助さん、腹切らずに済んで。

 

 

っていうか、あれは取り直しでもよかったんじゃないかな~。

 

相撲じゃ完全に北勝富士、勝負への執念白鵬って感じでしたもんね~。

 

でもその執念は勝負の世界ではとても大切ですね。

 

あの白鵬の執念が伝わって、新・伊之助をこんな格好にさせたんですから。

 

 

 

 

 

 

この行司さん、勝敗に困ると身体が思わぬ動きをしますよね(笑)

 

いいのです。

 

立行司なってもこの調子で新たなポージングをどんどん発表してほしいと願っております。

 

 

明日はとことん行司デー。

 

頑張れ!

 

新生伊之助!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

五日目 今日はとことん行司デー

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平成31年 初場所 五日目

 

 

 

今日はとことん行司デー。

 

WAONポイントも今日は5倍。

 

 

まるで流通大手のコマーシャルのような触れ込みで始まった、行司特番・行司デー。

 

ネーミングの軽いノリとは裏腹に行司さんの毎日は緊張感に張り詰めていました。

 

 

 

 

【路地裏】

スタスタ

 

 

 

 

 

スタスタ

 

 

 

 

 

 

伊之助「!」

 

 

 

 

 

 

伊之助「・・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

伊之助「・・・・・・。」

 

 

 

 

 

伊之助「チラ。」

 

 

 

 

 

 

伊之助「風体の悪いのがいる・・・。帰り道、気を付けなさい・・・。」

付け人「・・・はい。」

 

 

 

 

 

取り組み前なのにすごくリラックスしてるなぁと思ったら、風体が悪そうに見える人は今日は不戦勝だったんですね。

 

幸運を手にすることが出来るのは日頃の行いが良い表れです。

 

 

 

それにしても新・伊之助さん。

 

立行司になった途端、波乱万丈な日々が続きます。

 

二日連続の物言いに今日は取り直し。

 

ついには勢い余って土俵を転落。

 

土俵から落ちながらも勝敗の行方を見届ける姿勢に、担当を持つ立行司の覚悟を見ました。

 

 

 

そんな結びの土俵を沸かせた主役は今場所の立役者・錦木。

 

白鵬の身体が流れるほどの重さを持ったあの腰。

 

取り直しの取り組みに若干苛立ち気味の白鵬の様子も、強い近視の錦木には見えているのか見えていないのか(笑)平然とした顔。

 

取り直しの一番で辛くも勝ち星を手にした白鵬でしたが、知らぬ間に力をつけていた錦木の存在に心中は穏やかではなかったはずです。

 

 

 

いやしかし、錦木は本当に力をつけたんですね。

 

すごいよ錦木。

 

由緒ある四股名にふさわしい力を身につけうてきた錦木徹也28歳。

 

今年1年を飛躍の年と出来るよう、中盤戦も気を抜かず土俵に励んでください。

 

 

 

 

 

六日目 続く休場

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平成31年 初場所 六日目

 

 

 

鶴竜本日から休場。

 

御嶽海に怪我。

 

 

場所もまだ序盤戦が終わったばかりというのに、優勝争いの中心にいるべき力士が次々と戦線離脱。

 

こうやって早くも優勝争いは戦う前から、白鵬へと絞られてゆくわけです。

 

 

生き残りの一人横綱は土俵に向かうために心を整えます。

 

 

 

【復習】

付け人「それではいいですか。」

 

 

 

 

 

付け人「土俵でのお約束です。蹲踞して聞いてください。」

白鵬「ハイ。」

 

 

 

 

 

付け人「張り差ししてはなりません。」

白鵬「ハイ。」

 

 

 

 

 

付け人「カチアゲてもなりません。」

白鵬「・・・ハイ。」

 

 

 

 

 

白鵬「じゃあ先生。ダメ押しはいいですか?」

 

 

 

 

 

付け人「もちろんダメです。」

白鵬「ガク。」

 

 

 

いやいや。

 

最近はずいぶんと減ったんじゃないですか。

 

って言うか先場所は休場していたからよく覚えていないだけということもありますが。

 

でも少なくともあのエルボーバットのようなカチアゲは鳴りを潜めています。

 

 

玉垣親方の話では足の手術後は負担がでないように体重を落として調整したとかなんとかいう話でしたが、さすがこの横綱、自己メンテナンスはこれぞプロ。

 

やるべきことをやってから場所へ臨む姿は見習うべきところがあります。

 

 

 

 

今日の放送席は小兵でならした玉垣親方に舞の海。

 

大学の先輩を向こう正面に座らせて、突っ張りはわからないからと玉垣親方へと無茶ぶりをかましていた舞の海秀平さん。

 

 

おやおや。

 

まあ。

 

貴方からそんな言葉を聞くなんて。

 

 

 

【目で語る】

大坂「舞の海さん・・・。」

 

 

 

 

 

大坂「目は口ほどに物を言う なんて・・・。」

 

 

 

 

大坂「本気で思っているんですか?」

舞の海「・・・・・・。」

 

 

 

 

 

大坂「あ・・・!今、目で何か語ってるんですね?」

舞の海「・・・・・・。」

 

 

 

 

大坂「え~、なんて言ってるんだろう・・・。」

舞の海「・・・・・・。」

 

 

 

 

 

大坂「あ・・・!わかった!」

舞の海「・・・・・・。」

 

 

 

 

大坂「早くしゃべりたいって言ってるんだ。」

舞の海「あたり~♪」

 

 

 

 

たしかに一瞬の心の動きは目によく現れますね。

 

 

だけど今日の舞の海は何かと言えば若さを羨んでいました。

 

矢後の黒々した髪の毛や御嶽海の身体の張りを見て、羨ましそうに詮索したり眺めたり。

 

もうすぐ終わりゆく平成の世と共に己の老いを感じているのかも知れません。

 

 

白髪が増えましたか?

 

抜け毛が増えましたか?

 

身体がたるんできましたか?

 

 

時代の変わり目を前に若さがまぶしく映ったのかもしれませんが大丈夫、老いは皆平等です。

 

 

舞の海が土俵を沸かせた平成の世はもうすぐ終わりを告げますが、おしゃべりの花は時代を超えて咲かせ続けられますよ。

 

 

いつまでたっても口だけは達者。

 

 

きっと舞の海はそんな年寄りになるはずです。

 

 

 

 

ところで大坂さん。

 

阿炎を「ジャビ」って呼んでましたね。

 

ジャビ。

 

なかなかいいかもね(笑)

 

 

中日八日目 天覧相撲と時天空

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平成31年 初場所 中日八日目
 
 
 
NHKよ!
 
 
ありがとう~~~~~!!!
 
 
 
先日の三賞受賞の時天空に続き、今回の平成モンゴル力士編への時天空の登場。
 

 

 

華麗なるけたぐりで相手力士を一瞬に沈める時天空の雄姿!
 
 
 
「あ~ぁ!見損ねた!」と悔しがる時天空ファンのそこのあなた!
 
天才が魅せるわずか3秒の煌めきをとくとご覧ください。
 
 
 

 

 

 

「なんだよ!動作しないよ!」といらだつ時天空のファンのそこのあなた!

 

もちろん写真もご用意しております。

 

 

 

大きく前に踏み出された相手力士の左足を即座にロックオン。

 

 

 

 

 

相手の差し手を殺すのと同時に右足はすでに足首に到達。

 

 

 

 

一瞬にして相手の足を刈り取り

 

 

 

 

 

崩し

 

 

 

 

 

土俵へと沈める。

 

 

 

 

また嬉しいことに勝ち名乗りを受ける時天空の姿も編集されているではありませんか!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これはおそらく懸賞金がなかったパターンの勝ち名乗りのようです。

 

勝って嬉しいものの、一抹の物足りなさも感じている様子が伏し目がちな目元から窺えます。

 

 

NHK、これは天覧相撲の一環のサービスですか?

 

数いるモンゴル出身力士の中から時天空を選び出し約3秒を割いてくれるとはっ!

 

NHKは時天空ファンの気持ちがよく分かっているのですね。

 

ありがとう。

 

ほんとうにありがとうNHK。

 

感謝の気持ちを添えて、受信料は来月もちゃんと納めます。

 

 

 

そんな興奮のモンゴル企画の映像の中にあの人の姿があったのにはお気づきになりましたか?

 

 

 

 

 

モンゴル初の横綱朝青龍。

 

 

 

 

優勝を決めた朝青龍を花道億で出迎える・・・

 

 

 

 

 

この人・・・。

 

 

 

 

 

そう!メガネなしの白メガネこと神山!!

 

 

 

 

好角家の皆さんから白メガネは朝青龍の付け人もしていた、と聞いていましたが居た居た!

 

朝青龍付きの白メガネ!

 

 

若っ。

 

そして眉毛長っ。

 

 

朝青龍の付け人時代から漂うただならぬ落ち着きこの風格。

 

やはり彼は横綱付きのプロフェッショナル。

 

こんなプロ中のプロが付け人にいるのですから、鶴竜ももっと気持ちを大きく持って土俵に上がっていいのです。

 

鶴竜の後ろにはいつだって白メガネがついているのですから。

 

 

 

 

 

 

天覧相撲の中日は館内もいつもと違った華やいだような、緊張したような空気に包まれているようで・・・・。

 

 

 

 

【人質】

ワーワーワーワー

 

 

 

 

 

ワーワーワーワー

次郎「・・・・・・。」

 

 

 

 

次郎「誰か・・・助けてください・・・。」

 

 

 

 

 

次郎「・・・隣の人、怖くてたまりません・・・。」

 

 

 

 

次郎さん、私もです。

 

#Mee too です。

 

私も最近玉次郎さんが怖いです。

 

 

 

だって。

 

 

画面の端から覗く玉次郎の目が。

 

 

こんなにも。

 

 

 

 

鋭すぎるからっ!

 

 

この目何を見つめ、何を考えているのでしょうか。

 

立行司となった新伊之助さんの背中を見つめているのでしょうか。

 

天覧相撲の結びのふれに対して何か思うところがあるのでしょうか。

 

あまりに鋭い眼光にどうでもよいことを勘ぐってしまいそうです。

 

 

 

そういえば先日幕下の取り組み見たら、場内アナウンス席に洋服の玉次郎さんの姿がありました。

 

いつもの装束姿が頭に焼き付いているからか、すぐにはわからなかったのですがこの鋭い目つきで玉次郎さんであることに気が付きました。

 

あの目元は烏帽子を被っていてもなくても厳しさ満点です。

 

 

 

 

 

騒めく天覧相撲をよそに放送席は未だにお正月気分が続きます。

 

 

【お裾分け】

吉田「あれ?北の富士さん。」

 

 

 

 

吉田「何食べてるんですか?」

52代「モグモグモグモグ。」

 

 

 

 

吉田「一人で食べてないで、私にも下さいよ。」

52代「うん・・・。」

 

 

 

 

52代「・・・・・・。」

 

 

 

 

52代「はい、あげる。」

吉田「汚ねー。」

 

 

 

 

52代、風邪ひきすぎ。

 

 

吉田さんも年寄りに免じてなんて言ってましたが、吉田さんはこんな風に見えてまだ50代。

 

全然年寄りなんかじゃありません。

 

というか、人生100年時代に突入した我が国日本。

 

働き手不足の超高齢化社会において、年齢にとらわれず自分のモチベーション高くいつまでも活躍することが求められています。

 

もちろんそれはここ大相撲会を取り巻く社会でも同じこと。

 

52代も調子が悪い時ばかり年寄風吹かせて逃げていてはいけません。

 

半ば趣味のようなこの大相撲解説も大事な仕事。

 

いい加減に人の話を聞かないで、興味のないこともちゃんと勉強してきちんと仕事に臨みましょう。

 

体調管理は社会人の基本中の基本です。

 

 

 

 

ほぼ、取り組みと関係のなことばかり書き綴ってきましたが、

 

 

全勝は白鵬ただ一人。

 

1敗で魁聖 千代の国 そして矢後。

 

新入幕でここまでこの勝ち星。

 

矢後に期待をしているけれど、この成績はちょっと出来過ぎな気もしてなんだか心配になるものです。

 

もちろん矢後の優勝争いはないとしても、果たして千代の国、魁聖にもその芽はあるのか??

 

やっぱり白鵬がこのまま突っ走っていくのか?

 

 

明日から場所は後半戦です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

九日目 大関喝!

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平成31年 初場所 九日目

 

 

 

大寒も過ぎた1月21日。

 

 

 

 

 

【カウントダウン】

ワーワーワーワー

 

 

 

 

 

ザクザク

 

 

 

 

 

ザクザク

 

 

 

 

ザクザク

遠藤「・・・・・・。」

 

 

 

 

遠藤「あの。何埋めてるんですか?」

 

 

 

 

 

呼び出し「平成の、思い出ですよ。」

遠藤「思い出・・・。」

 

 

 

 

今日で平成も残すところ100日らしいですね。

 

私自身は正直なところ、世間が煽るほど平成30年間への感慨は特にありません。

 

感慨に浸るほど余裕もないというのが実際のところです。

 

残り僅かな平成の日々を噛みしめるというよりも、あと100日足らずで5月になってしまう!という現実にかなりゾッとしています。

 

 

 

一月は往ぬる

 

二月は逃げる

 

三月は去る

 

 

いかん!

 

大切な3か月をしっかり捕まえねばっ!

 

 

 

 

しかし遠藤はいつの間にか6勝も挙げていたんですね。

 

いつもどこか調子悪そうにしていたので、2~3勝くらいかと思っていましたが、今場所は復調していたんですね。

 

それは良かった、良かった。

 

 

 

 

 

ところで、今場所の大関は大変なことになっていますね。

 

 

豪栄道3勝6敗。

 

高安4勝5敗。

 

栃ノ心途中休場。

 

 

きっとそれぞれ体の調子や怪我が思わしくなく、こんな思いもよらぬ結果になったということでしょう。

 

 

インフルエンザに見舞われたのは不運。

 

肉離れも不運。

 

なんか調子悪いのも不運。

 

 

こればっかりはどうしようもなくしょうがないことなのでしょうねえ。

 

不可抗力なんでしょうねえ。

 

 

・・・・・・なんて、優しい慰めの一つも言って応援するのが優しいファンの在り方なのかもしれませんが、一言言っていいですか。

 

 

 

大関つまらん。

 

 

いや~ホントくだらん。

 

 

関脇の強い場所は面白いと言いますが、大関が弱すぎる場所は興ざめです。

 

 

けがや体調不良はみんな何かしら抱えているもの。

 

土俵に上がってしまえば言い訳にはできますまい。

 

若手が台頭してきたといっても仮にも大関。

 

大関であればその番付の重さを、土俵でどんと示さなければならないところです。

 

 

 

 

それがまぁ~。

 

若手にはいいように食い物にされて、まるでこれじゃ噛ませ犬(泣)

 

 

大関の株は大暴落ですよ。

 

売値つかずのストップ安の高安ですよ。

 

 

 

この彼らの不甲斐なさ、見ているこっちが泣けてきます。

 

 

そもそも優勝争いに絡んでいなくてはならない大関なのに、単独トップの白鵬以下は関取以下の力士というこの有様では場所の厚みもへったくれもありゃしません。

 

 

これから組まれる上位同士の対戦も、大関がこんな調子だと全くワクワクしないし、何か起きるような期待など持てたものではありません。

 

 

後半戦に向けて場所の興味は増していくものですが、今場所は逆にフェードアウトしつつあるこの状況。

 

 

このままでは残り6日間の見どころが、「全大関のカド番なるか?」になりそうです。

 

 

やい、大関陣。

 

残り6日、意地見せろ!

 

 


十日目 さよなら豪子と続出する怪我人たち

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平成31年 初場所 十日目

 

 

豪子が土俵を去りました。

 

 

長く上がり続けた土俵に静かにマイクを置きました。

 

 

豪子は今日から普通のおばさん押尾川になります。

 

 

豪子、今までありがとう。

 

 

 

私は豪子のこと好きでした。

 

努力や研究を怠らず39歳までまわしを締め続けたことはもちろんのこと、巡業で実際に会った時の親しみやすく気さくな人柄はとても魅力的でした。

 

ふと気が付くと隣にいた豪子と目があうと、何の屈託も構えたところもなくご近所さんのような会話をしてくれた豪子の姿今もよく覚えています。

 

九州場所の土俵が滑りやすいと私に散々苦情を言っていた豪子。

 

まるで昨日のことのようです。

 

これからは押尾川のおばちゃんとなって弟子の世話を焼いてくれることとなります。

 

どうぞこれからも矢後に厳しく時にお節介な世話をどんどん焼いてください。

 

 

豪子、お疲れさまでした。

 

 

 

しかし今日はこれだけでは終わらなかった。

 

10日目はアクシデント続出の日となりました。

 

たまたま昼食の時にチョット見た幕下の土俵で宇良が怪我で倒れ、幕内では立て続けに千代の国と琴勇輝が膝を痛め車いすで土俵を後にする惨事。

 

ここまで怪我人が続くと大して信心深くない私でもなんかあるんじゃないかと心配になります。

 

呼び出しさん、しっかり塩は撒いてますか?

 

 

 

でもこれは何かあるのではなく、原因はありすぎること。

 

そうそれは体重。

 

これは毎場所毎場所再三にわたって、力士の大型化平均体重の増加が示されているにもかかわらず、この状況に目をつむって問題視してこなかったことが今現状となって溢れ出てきているのでしょう。

 

大相撲界に限ったことではないですがスポーツ界は得てして、怪我からの復活を感動の復活劇の語られます。

 

当事者の苦労や努力それ自体は大変に素晴らしく見聞きする私たちの胸を打つものですが、そもそもは怪我をしないことに越したことはないのです。

 

 

「無事これ名馬」

 

と言う言葉がありますが、多少力量が劣っても無事に怪我なく走り続けた馬は名馬である、という意味の言葉です。

 

 

この言葉、八角理事長に贈ります。

 

そろそろ協会を上げてこの事態に重い腰を上げるときです。

 

 

 

 

 

そう言えばこの人も力士の増え続ける体重を憂いていましたね。

 

 

 

【おしゃれ】

佐藤「わぁ、北の富士さん!オシャレですね。」

52代「フフ、そう?」

 

 

 

 

 

佐藤「そのジャケット、革でしょう?」

52代「うん。」

 

 

 

 

 

佐藤「すごい。なんか・・・なんて言うか。」

 

 

 

 

 

佐藤「あ。赤ベコって感じ。」

52代「――。」

 

 

 

銭こ貯めで 東京でベコ飼うだ~♪

 

 

はぁっ!♪

 

テレビもねえ!ラジオもねえ!自動車もそれほど走ってねえ!♪

 

 

 

赤ベコ姿の52代は、怪我ばっかしてちゃオシャレも楽しめねえと、放送席からエールを送っているのですきっと。

 

 

 

 

引退や相次ぐアクシデントの数々にもはや優勝争いがどうなっているのかもわからなくなってしまいましたが、依然白鵬勝ちっぱなしは変わることなく、今日も結びの土俵には一人異次元をゆく姿が。

 

 

戦わずして周りからライバルがいなくなり、ついに無敵状態に突入か

 

 

 

 

【道ならぬ恋~もう一つの愛~】

白鵬「あ、そうだ。」

 

 

 

 

白鵬「伊之助さん・・・。」

 

 

 

 

白鵬「言い忘れてたけど・・・。」

 

 

 

 

 

白鵬「昇進・・・おめでとう。」

伊之助「うん。」

 

 

 

 

土俵下には二人を見つめる玉治郎の姿。

 

 

玉治郎 白鵬 伊之助

 

3人の恋の行方はどこへ?

 

 

 

 

安っぽい昼ドラはいいとして。

 

 

 

これから場所は終盤戦。

 

白鵬と追従する力士との差は開き星の差2つに。

 

このままでは戦わずして白鵬の周りからライバルたちはいなくなり、気が付けば最後荒野に一人白鵬だけが佇んでいた・・・、なんていう状態にもなりそうな気配すら漂ってきました。

 

 

 

 

 

早くも白鵬、無敵状態に突入か?

 

 

 

 

明日は再出場の御嶽海戦。

 

 

御嶽海。

 

病み上がりのところ悪いけど、明日の結びは一つ頼みます!

 

 

 

 

 

休場届

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平成31年 初場所 十三日目



場所も終盤盛り上がりをみせ、白鵬三連敗、玉鷲初優勝に大手、貴景勝二桁の勝ち星と、優勝争いは目まぐるしく変化して、場所はまさに佳境!



大変な盛り上がりを見せているのですが...私、場所前痛めていたPC が調子が悪くなりブログの更新ができない有り様になりました。


せっかく面白くなってきたのに無念ではありますが、今場所は途中休場いたします。


今ブログ書いてるじゃないか、と突っ込みを頂戴しそうですが場所の記事をスマホで書くのは正直しんどい。


大変中途半端ではありますが休場して回復を試みたいと思います。


怒濤の展開を見せる終盤戦の初場所。

ブログは書けませんが、残り二日優勝の行方をしっかり見守りたいと思います。


初日 フレッシャーズ

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平成31年 三月場所 初日

 

 

 

慌ただしいこの季節。

 

忙しさに紛れ込み悪行を企てる輩が横行しています。

 

 

 

 

【注意喚起】

52代「いや~、物騒な世の中になったね」

大坂「どうしたんですか。」

 

 

 

 

 

52代「俺んちにもオレオレ詐欺かかって来た。」

大坂「え!北の富士さんのところにですか!」

 

 

 

 

大坂「どんな電話だったんですか?」

52代「それがね。」

 

 

 

 

52代「『はい、北の富士です』って出たら・・・。」

 

 

 

 

52代「『北の富士さん、私、舞の海です』って言うんだよ。」

 

 

 

 

52代「『ご要件は何ですか?』って俺がいったらさ。」

 

 

 

 

52代「『赤の革のジャケットくれ』って言うんだよ!」

大坂「北の富士さん・・・・・。」

 

 

 

 

大坂「それ、本物の舞の海ですよ。」

52代「え!本物だったの?!」

 

 

 

 

そうですよ、北の富士さん。

 

きっと今場所も、52代のお洒落アイテムを向こう正面から虎視眈々と狙っていますよ。

 

 

 

 

 

この顔、この声にお気を付けください。

 

 

 

 

 

オレオレ詐欺が凶悪化したアポ電強盗の被害起きています。

 

悪知恵というのはどうしこうも際限ないのでしょうか。

 

ここまでなってきたら、知らない電話には出ないのが一番のようです。

 

 

 

オレオレ詐欺ではありませんが、うちにもよく電気料金を安くするだの何だのと、見ず知らずの業者がとっかえひっかえ電話をかけてきます。

 

いちいち応対するのも面倒になので「私は高いのが好きなんだ」と言ってみたら、その後そこからはかかってこなくなりました。

 

 

 

 

おっと。

 

全く相撲と関係なかった。

 

しかし初日の放送も相撲と関係ないところで話が盛り上がっていましたね。

 

誰の嫁さんが綺麗だの、誰の嫁さんが優勝しただの。

 

他人の噂話に花咲く春です。

 

そろそろ桜も咲きそうです。

 

 

 

今場所は貴景勝の大関取りが最大の注目ポイントとなりそうですが、3年ぶりに幕内の土俵に戻って来た豊ノ島や、伊勢ヶ浜イズム漲る小さな身体の照強。

 

若い新入幕も多く、初々しい協会ジャンパーに身を包んだ稀勢の里の姿や、いつの間にか間垣となっていた土佐豊新審判の土俵下の様子など、大阪場所はフレッシャーズで溢れます。

 

春場所にふさわしいフレッシュな土俵で活気のある15日間が楽しめそうです。

 

 

毎日は更新できないと思いますが、今場所もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

二日目 アイドル降臨

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平成31年 大阪場所 二日目

 

 

8年前の今日という日へ黙祷を捧げての鎮魂の二日目。

 

今日の放送席は意表を突く布陣が敷かれていました。

 

 

 

 

【乙女心】

三瓶「・・・ということは、貴景勝は大関昇進に向けて。」

 

 

 

 

 

三瓶「何勝くらいが必要となりそうでしょうか。」

高砂「はっ!」

 

 

 

 

 

三瓶「高砂さん。」

高砂「・・・・・・。」

 

 

 

 

三瓶「高砂さん・・・、どうかしたんですか?」

高砂「・・・・・・。」

 

 

 

 

高砂「いや~ン。リップ塗るの忘れた~ン。」

三瓶「―――。」

 

 

 

 

 

出た!

 

高砂萌え!

 

 

 

 

皆さんどうか見てください。

 

 

 

この愛らしいぱっちりとした二重瞼。

ぷっくりとしたあどけない唇。

 

 

一つ一つのパーツをとりだしてみると、どれもアイドルさながらの可愛らしい目元口元ではないですか。

 

 

それがまあ、時々・・・。

 

 

 

 

素の表情が出てしまったり・・・。

 

 

 

 

野生に戻ってみたり・・・・。

 

 

 

そんな自由奔放で天真爛漫な振る舞いも、高砂さんの大きなチャームポイントとなっています。

 

高砂親方は角界のトップアイドル。

 

今や世界へ向けたサブカルチャーへと発展した日本のアイドルビジネス界に、角界から新規参入ののろしを上げようではないか!

 

大物アイドルの出現に、世界中がきっとどよめくはずです。

 

 

 

 

話は変わりますが、向こう正面の玉垣さん。

 

なんかあか抜けてきましたね。

 

 

一時は見る度ごとに、バッテン荒川に近づいているように思えてハラハラしていましたが、今日はいつになくスッキリとした印象で見違えたようです。

 

 

元々声と見た目のギャップが激しいタイプだっただけに、向こう正面に押し込められている様子を熊本県人として歯がゆく思ったものでしたが、声に見た目を寄せてきましたね。

 

いいですよ親方。

 

この調子でどんどんブラッシュアップして、同じ小兵のライバル舞の海のお株を狙うのです。

 

入門が舞の海が先だからって何も遠慮はいりません。

 

所詮日本は年功序列。

 

四の五の言って来たら、「お前年下だろ。チビ。」って言ってやればいいんです。

 

背丈だって親方の方が高いんですから。

 

 

 

しかし流石は大卒力士の先がけ朝潮。

 

解説がまぁ理論的。

 

対象力士の問題点を澱みなく澱んだ声で理路整然と語る様子は、解説というより相撲講義を聞いているようでした。

 

哲学書読んでたのは伊達じゃありませんね。

 

 

 

取り組みの方はと言えば、高安の取り組みに目が留まりました。

 

いつもだったら力任せに強引な、相撲をとる高安が昨日今日と我慢の相撲を見せるようになっています。

 

荒汐親方となった稀勢の里に胸を出してもらい、少しはお利口になったのでしょうか。

 

今や幕内力士も多くが平成生まれとなり珍しくもなんともありませんが、そもそもは高安が元祖平成生まれ力士だったものです。

 

それがあれよあれよと時は移ろい、今年はまさかの譲位によって元号も変わってしまいます。

 

いつまでも若手と思っていたら気が付けば高安も来年は30歳。

 

実は誰よりも平成最後の場所に強い思いをもって臨んでいるのかもしれません。

 

 

 

ところで北の富士さん。

 

朝8時から前相撲を見に来ていたなんて。

 

 

 

 

 

 

意外と本当は仕事熱心だったんですね。

 

 

枡席に座って土俵を見つめる様子はまるで普通の相撲好きのようだったけど、見直したよ!52代!

 

 

 

 

三日目 若いころ

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平成31年 大阪場所 三日目

 

 

 

古いアルバムの中に。

 

隠れ、想い出がいっぱい。

 

by H2O

 

 

 

【若いころ】

昭和59年

 

 

 

 

 

吉田「わー。親方若い。」

 

 

 

 

 

吉田「しかもカッコイイ。」

 

 

 

 

吉田「あ、でも・・・、こうやって見ると・・・。」

 

 

 

 

 

吉田「私の若い頃に似てますね。」

陸奥「あ・・・う・・・。」

 

 

 

 

 

いやいや。

 

こう見えて。

 

陸奥さんと吉田さんは1歳違い。

 

陸奥さんは吉田さんより一つ年上です。

 

万感が胸に押し寄せます。

 

 

 

 

 

それはさておき。

 

なんですかこの井筒衆のかっこいいこと。

 

もはや遠藤や阿炎がイケメンだのどうのこうのいうレベルではありません。

 

明らかに角界を超えて、更には海を超えてワールドワイドの二枚目レベル。

 

やっぱりこの頃の相撲界は奇跡の時代だったんですね。

 

奇跡は二度と起こらないから奇跡。

 

平成の土俵は今場所で終わりますが、次の時代も時々こうやって奇跡が起きた昭和の土俵を振り返りたいものです。

 

 

 

 

 

ところで最近姿が見えなくて内心心配していた沢田石アナ。

 

今日はリポーターとして活躍していたようですね。

 

久々の大相撲中継に張り切りすぎたのか、殊勲のインタビューでは大英翔本人以上にはしゃいでいて、

喜びの強要を強いていたようにも映りました。

 

最近は普通のアナウンサーになりつつあった沢田石ですが、こういう面を見るとやはりこの男ただ者ではないナ、と彼に秘められたポテンシャルを感じるところです。

 

 

 

そういえば。

 

イチンったら。

 

「チガノウラヘヤニイキタイ。」

 

 

って言ったらしいですね(笑)。

 

 

湊親方もやる気を見せたイチンに喜んで出稽古に行かせたようですね。

 

いつもはぼんやりベビースターを頬張る愛弟子(嘘)の前向きな様子に、心躍らせる親方の姿が目に浮かぶようです。

 

 

 

こうやって次は

 

 

「デワノウミビヤニイキタイ。」

 

 

「オイテガワヘヤニイキタイ。」

 

 

「キセヘヤニイキタイ。」

 

 

と道場荒らしのように相手を求めてどこまでも彷徨う逞しい新生イチン。

 

 

ですがそのうち調子に乗って。

 

 

「ディズニーランドニイキタイ。」

 

 

とか言いだしそうな気もします。

 

 

稽古相手を求めてやる気を見せたという情報も今一つ信用できない、逸ノ城。

 

眠れる大器にもいよいよ啓蟄の春来たるか。

 

 

 

 

 

 

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