平成29年 大阪場所 十三日目
日馬富士に敗れ肩を痛めた稀勢の里、大丈夫でしょうか。
初めて痛がる稀勢の里を見ました。
何事も表情に出さない稀勢の里が、とても苦しそうに声を漏らしている姿がことの深刻さを表しているような気がしました。
相撲をとる前まではまさかこんな事態が待ち受けていようとは。誰も夢にも思わないわけで大相撲における怪我の怖さをまざまざと見せつけられて、残り2日間よりもこれから先の事を心配してしまってなんだか悲しい気持ちになりました。
どうか稀勢の里の怪我が深刻なものでないことを祈ります。
気が付けば3月も残りわずか1週間。
そろそろ気になるのがあれです。
【予定】
がやがや。
藤島「今日集まってもらったのは他でもない・・・。」
藤島「今年のお花見の件です。」
藤島「予定通り、3月26日の日曜日、午後1時から始めますっ。」
浅香山「ちょっとまって。26日って何かなかった?」
藤島「26日・・・?。」
親方衆「・・・・・・。」
容堂「その日は千秋楽。」
藤島「あ~!」
桜咲くんでしょうか?
熊本ももうすぐ開花するとか言っていたような気がしますが、ここ2~3日寒いしうちの前の桜は全く咲く気配すらありません。
咲いてしまえばあっという間に散ってしまう桜。
たまにはじらすようにゆっくり咲くのもいいものです。
大阪と言えば造幣局の桜の通り抜けが有名ですが、大阪城にも桜は植わっているんでしょうね。
【高い高い】
貴ノ岩「高い高~い。」
千代の国「アハハハハ。」
貴ノ岩「高い高~い。」
千代の国「あ!今・・・!」
千代の国「太陽の塔が見えた・・・。」
貴ノ岩「だいじょーぶ?」
太陽の塔、一度は見てみたいです。
たしかあれも大阪城ふきんにありましたよね。
それにしても貴ノ岩って千代の国をあんなに軽々とつるなんて、力強かったんですね。
地道に力をつけていつの間にか幕内の上位にいる貴ノ岩。
今場所は負け越しはしていますが、コツコツと強さを増している力士です。
琴奨菊踏みとどまって8勝目。
出来る力を出し切って前へ前へ。
明日は52代も一瞬無言になった照ノ富士戦。
渾身の立ち合いがあれば為せぬことはありません。
休場明けも今までと同じペースで出場を続ける52代。
ろれつが回らないとか言っていましたがなんのなんの。
今日もまたじつに滑らかな勝昭節。
お酒飲まないと口の滑りもよくなったのではないですか?
【イメチェン】
52代「ねーねー、刈屋さん。」
刈屋「はい?」
52代「快気祝いの記念にさ。」
52代「ピアス入れていい?」
刈屋「・・・・・・。」
刈屋「ダメです。」
北の富士「・・・・・・。」
今日のスーツはちょいワルを通り越してちょいコワ。
術後痩せたご様子なので洋服も買い替えられたのでしょうか。
そういえば今年はまだ和装姿を見ていません。
オシャレには俺流の哲学がありそうな52代のことです。
和装を着る基準というのがあるのかもしれません。
13日目に稀勢の里の怪我というとんでもない方向に転がってしまった今年の大阪場所ですが、ここ一番の日馬富士の力はすごいと改めて感じました。
これで照ノ富士優勝に一気に流れが変わったようにも思えますが、大関の階段を上る高安の3連敗には残念な溜息。
どこか痛いのかいつものような気持のムラが出てきたのか。
TV画面からは理由まではわかりませんが、ムラっ気をコントロールできないうちは大関は難しいかもしれません。
今場所は序盤に白鵬の休場、次いで豪栄道の休場、そして稀勢の里の怪我。
人生何が起こるかわからない、と感じさせられた大阪場所の13日目でした。