平成29年 初場所 中日八日目。
welcome to kokugikan!
3年後に控えた東京オリンピックを前にして、国技館はすでにインタナショナルな雰囲気に盛り上がっています。
そして放送席もまた国際色豊かな人々が集いました。
【今何処】
三瓶「今日は外国人も熱視線という事で、放送席にはパトリック ハーランさんをお迎えしております」
三瓶「あら。ハーランさんって誰かと思えば、パックんじゃないですか。」
パックン「はい。そうです。」
三瓶「そういえば、パックンと言えば・・・。」
パックン「なんですか?」
三瓶「マックンってどうしてるの?」
パックン「ぇぇ~・・・。」
外国人タレント枠も熾烈な争いになっていますね。
厚切りなんかに負けるな!パックン!
もちろん旭天鵬の大島親方もそもそもはモンゴル出身の外国人。
外国から大相撲を見に来るだけでも大変なことなのに、何も知らない日本にやってきて日本文化が濃縮されたような角界に飛び込むのですから、どれだけの苦労があったか想像をはるかに超えるものがあったことでしょう。
【実寸大】
三瓶「親方も遠いモンゴルから大相撲界に飛び込まれたわけですが・・・。」
三瓶「来てみてびっくりたことってありましたか?」
大島「そうですね~。」
大島「一番驚いたのは舞の海さんが・・・。」
大島「テレビでしか見たことがないから、これくらいの大きさかと思ってたら・・・。」
三瓶「ハハハ。」
大島「実際見たらこれくらいはあったんで、ビックリしました。」
三瓶「ハハハ。一応人間なんですよ。」
外国人からみた大相撲の魅力。
・見た目が何より面白い
・白黒はっきりしてわかりやすい
・五感で楽しむことができる
などなど。
な~るほどねぇ、外国人に限らず大相撲に馴染みがない人はそう言うところから相撲に興味を持つのかもねぇと時々ウトウトしながら相撲を見ていましたが・・・。
大相撲の魅力。
やっぱ、これじゃないですかね。
荒鷲、白鵬から金星!!!
いや驚いたのなんのって!
やっぱり大相撲の魅力は何が起こるかわからない、このワクワク感!
眠り被ってみていたから鶴竜と正代は記憶にないんですが、この一番で眠気が吹き飛んだ!!
万に一つも荒鷲が勝つことはないだろうとナメてかかってみていたら、上手を狙っての速攻相撲!!
やるじゃないかmaegasira #2!
このスピード・・・この形・・・。
これはまさしく。
【君の名は】
白鵬「~♪」
白鵬「あら?」
白鵬「ちょっと…あんた・・・。」
白鵬「日馬富士じゃないよね?!」
#2「ドキ」
ホント今日の#2は日馬富士だったのではないだろうか。
見た目がなんとなく似ている程度だったのに、日馬富士に取り口がとても似てきた荒鷲。
今場所2勝しかしていないのにその2勝がどちらも金星だなんて!
まさか今年の運をすべて使い果たしているんじゃないよね、と荒鷲に大変失礼な心配すらしています。
ごっそり懸賞金を受け取っていましたが、泥棒や突然連絡をとってきた日頃付き合いのない知り合いや遠い親戚と名乗る縁者に十分気を付けるのですよ。
これで、いよいよ。
【首位】
「はぁ~・・・。明日から場所は折り返し。またアレコレうるさくなるぞ・・・。」
「ま、白鵬2人、どうにか対戦まで星を落とさないようにして・・・。」
「ん。」
「え・・・、白鵬負けたの・・・。」
呼び出し「そうです。あなたがトップです。」
もうプレッシャーがどうたの、そっと応援するだの言っている場合ではありません。
荒鷲ちゃんがくれた大きな大きなチャンスを無駄にしたら、ヘソ塩に祟られます。
この好機を生かすも殺すも自分自身。
為せば成る為さねばならぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり。
やれ!稀勢の里!