平成29年 初場所 七日目
さだまさしを正面ゲストに迎えての場所の七日目。
さだまさしと解説は誰なんだろうと期待に胸膨らませていたら、胸躍るお年玉キャスティング。
【持ち歌】
刈屋「お二人はお知り合いだそうですね。」
さだ「ええ。」
さだ「結構長い付き合いなんですよ。」
刈屋「へぇ~。」
刈屋「じゃぁ親方、さださんの歌なにか歌ってくださいよ。」
春日ノイズ「じゃぁ、大好きな関白宣言を。」
春日ノイズ「お前をよ・・ザーザーザーザー。」
春日ノイズ「俺より・・ザーザーザーザー・・い。」
さだ「・・・・・・。」
さだ「なんでだろう・・・。歌詞が聞こえてこないんだけど。」
春日ノイズ「ザ・・―――。」
ようこそ、さださん。
ゲストの予告がさだまさしとあったので楽しみされていたさだまさしファンもたくさんいらっしゃった事でしょう。
私はお恥ずかしながら、さださんの歌は関白宣言や精霊流し(錦木でしたっけ?せいれい流しと思っていた人 笑)くらいしか知らないのですが、さださんが相撲に詳しくお好きだという事は知っていたので、今日は安心して放送に集中できました。
時々相撲好きだと偽りの仮面をはめて放送席に紛れ込んでくる輩がいますが、あれはどうにもこうにも我慢なりません。
宣伝目的で来てるんならスタジオパークかなんかに行け!
ここは大相撲観戦を目的とする真剣勝負の場。
自分の商売の為に相撲を使うな!
その点さださんは大相撲の神事という面やそれを含めた日本文化、時代背景まで熟知しておられて勉強になりました。
そんなさださんのホスト役は、ここ2~3場所でドンドン好きになってきた春日ノイズとは!
最初の解説では何言ってるのかノイズがきつくて聞き取りずらかったのに今日はノイズも少なめに感じられ、あのザラついた声が心地よく感じるほどに春日ノイズファンになってきました。
大型犬のような風貌から放たれるザラついた声。
そのザラついたノイズから放たれる言葉辛口ながら男らしく爽快。
大ナタで割ったような簡潔な理論だても、昨今の緻密化されていく日常生活の中においては
明快で心地よいものです。
今日もその明快な春日ノイズ語録出ましたね。
◆困ったときは前に出ろ
◆何のために張るのか
◆アマ出身力士は小兵に強い
並べると脈絡はまるでありませんが、大相撲観戦や人生において役立つことがきっとあることでしょう。
春日ノイズに気をとられていましたが、今日から日馬富士休場。
やっぱり足は相当にいたかったようですね。
以前時天空も太ももの肉離れに泣かされたことがありました。
そもそも怪我をたくさん抱えている横綱です。
しっかり治療してまた来場所、元気な姿で土俵に立ってほしいものです。
ですが日馬富士も戦線離脱となると、対白鵬という点においても一気に注目が集まってくるのは必定。
【正しい応援】
玉治郎「・・・・・・。」
玉治郎「神様・・・どうか・・・。」
玉治郎「稀勢の里が優勝しますように・・・。」
玉治郎「稀勢の里が優勝しますように・・・。」
本当に稀勢の里に優勝してほしかったら、心の中でお祈りするのが一番でしょうね。
ドンドン注目が集まってくると、妙なスイッチが入って墓穴を掘り始めるのがいつもの流れ。
やはり稀勢の里には優勝してほしいと思うのですが、そう願う周りの気持ちに押しつぶされているような危うさも感じられて、応援スイッチを入れるのも躊躇われます。
でもまた今場所も囁かれ始めた「稀勢の里綱取り物語」とのセット販売はいけません。
初優勝は初優勝として、あくまで綱取りは次の場所。
だって刈屋さんも言っていたではないですか。
横綱の条件は「品格と力量が抜群であること」だと。
安定した強さはあるけれどまだ抜群の強さではないように感じます。
その抜群の強さを持つ白鵬。
今日はおやおや、玉鷲に翻弄されていましたね。
【首の角度】
白鵬「!」
白鵬「・・・ちょっと、ちょっと。」
白鵬「・・・後ろの人・・・なんか変・・・。」
玉鷲「ホントだ。なんか変。」
白鵬「シッ。聞こえる。」
白鵬といえども離れて攻めると隙は出来ます。
折り返しの独走状態にさせないためにも誰か一瞬の隙を狙って1敗させくれないでしょうか。
厳しい白鵬と優勝争いを競るためには1敗差はつけておきたいものです。
明日は場所の折り返し中日八日目。
厳しい戦いがまだ8日間続きます。
英気を養うためにも今夜は癒しの一コマでお別れしたいと思います。
それではいい夢を。
おやすみなさい。