平成29年 初場所 五日目
今日の大相撲中継はなんだか明るい雰囲気だなと思ったら、繭玉のような装いの林家PP夫妻のご登場。
昨今の力士のピンクまわしが多いのはPP夫妻の刷り込みによるものが大きいかもしれませんね。
でもきっとピンクは人を幸せな気分にする色。
初春の相撲場にぴったりではないすか。
目線を変えた西の升席の画面には、おや。
この後ろ姿は。
【座席】
カン、カン。
正代「あ。」
正代「・・・スミマセン。」
正代「あの。」
正代「勝手に座っちゃダメですよ、忍さん。」
西岩「今日はいいんだよ。」
今場所代打らしいですね。
なかなかもう風格ありますよ。
若い力士を両脇に挟んでいる姿は父親のようでもありました。
いつの日か審判長の席に座って少し甲高い声でハキハキと協議の説明をする日が来るんでしょうね。
それもまた楽しみです。
審判の仕事にまい進する忍さんと時を同じくして引退した旭天鵬は、今日も東の通路を厳しい目で守っています。
【視線の先】
旭天鵬「・・・・・・。」
「怪しいやつはいないか・・・。」
「不審な奴はいないか・・・。」
「挙動不審な奴はいないか・・・。」
「むっ。いたっ!!」
東の通路から旭天鵬の厳しい警備の視線が注がれたその先には?!
【辛抱と忍耐】
玉ノ井「・・・モゾ・・・モゾ。」
藤井「玉ノ井さん、玉ノ井さん。」
藤井「さっきの取り組みどうでしたか?」
玉ノ井「え?さっきの取り組み?」
玉ノ井「えぇ~~っと・・・。」
玉ノ井「うぅ~~んっと・・・。」
藤井「今さっきの取り組みですよ。」
玉ノ井「えぇぇ~~ぇ・・・。」
藤井「玉ノ井さん。」
藤井「あと10分くらいの辛抱ですから。」
玉ノ井「あと10分~?!」
何でしょうかこの玉ノ井親方の挙動不審なモゾモゾ感は(笑)
前半戦の時はまだ落ち着いて見えたのに、後半戦になると途端に縮こまったようにモゾモゾと。
もうこれは私にはトイレを我慢しているようにしか見えません(笑)
5時のニュースは短すぎてトイレに行けないのかも。
親方、解説の日は水分摂り過ぎないで。
高安の活躍、稀勢の里の慌てない取り組みには感心したのですが、それ以上に気になったのが照ノ富士の様子。
先日の伊勢ヶ浜さんの話ではまだまだだけで前よりは良くなっているという事でしたが、今場所5日間を見る限り前よりいいようには見えません。
やっぱり怪我は早めに対応しないと後々長引くようですね。
怪我がなければ今頃四横綱だったのかも・・・なんてタラレバ炒めてもしょうがないですが、本来の相撲ができずにどんどん自信を失っていくのではと心配にもなります。
また同じ大関・琴奨菊の様子も同じように心配です。
今場所カド番。
前に出ようという気持ちと足の調子がかみ合っていない気がします。
カド番という状況は大変厳しく精神的にも辛いだろうと思います。
力強いファンの応援を胸に抱いて悔いのない相撲をとってほしいものです。
さて明日から中盤戦。
混沌とした状況の中から白鵬は一人固く締めて場所をすすめていくのか、誰かが引き摺り下ろすのか。
これからさらに楽しみです。