平成29年 初場所 二日目
♪トゥルル トゥ~ルル
八角「おめで・・・・・、!」
刈屋「今年もよろしくお願いいたします。」
刈屋「ようこそ。刈屋の部屋へ。」
八角「・・・・・・。」
大相撲中継にしては張り込んだ花の装飾。
精一杯の初場所の晴れがましさを演出したものと見ました。
私たちの大切な受信料は大方を年末の紅白でむしり取られているのでしょう。
むしり取られた後の小銭をかき集めて大相撲中継の初場所の予算が組んであるのかもしれません。
私たちの大切な公共放送NHK。
国技の未来への継承の為にも、予算の肉付けをしっかりとよろしく頼みます。
ところで新番組「刈屋の部屋」も相撲の話よりお金の話が大好きなご様子。
刈屋「ところで理事長、白鵬の年収どのくらいなんですか?」
八角「・・・・・・。」
八角「・・・・・・。」
八角「・・・・・・。」
刈屋「え・・・、じゃぁ・・・。」
刈屋「ボーナス入れて5倍くらい?」
八角「変な頭してしつこいよ。」
そりゃもちろんたくさん稼いでいらっしゃるんでしょうが、刈屋アナが再三口にしていた、野球サッカー選手のとはだいぶん違うのでしょうね。
でもしかし、一般社会から比べると大いに稼げるのは間違いありません。
八角さんは大相撲力士という職業の価値をお金とは別のところに見出してほしいようですが、お金をたくさん稼げるっていうのは立派な価値ですよ。
もちろん文化の継承というのも大きな価値であり役割ですが、物事は大義名分だけでは進まない。
みんないいもの食べたい、いいもの着たい、いい家に住みたいっていう欲の為に頑張るのですから。
八角さんの芝生と子犬と白い家(余計なもの付加)を夢見て横綱まで頑張ることだって立派なことなのです。
欲や人を羨ましく思う気持ちは決してマイナスなことばかりじゃなく、心に程よく持ち続けると自分を成長させる原動力になるはずです。
お金も稼げて文化御継承者にもなれる大相撲。
若者よ。
大相撲界を知ることは、これから変わりゆく世界を生きゆくための大きな力になることでしょう。
そんなこれからの相撲界を背負って立たねばならない力士の一人、正代。
勝ちはしたけど、やっぱりあの立ち合いは気になるわー。
なくて七癖なんて言うけれど、その癖は早いうちに修正せんとやばいよ。
そして二本かもしくはどちらかの差し手を差す取り口も悪くないけど、前みつを狙うように立てばおのずと出足の圧力は増すはず。
今場所は立ち合いの修正に全力で勤めよ。
また御嶽海も私がウトウトしている間に日馬富士に勝ったようで・・・。
やはり若手の力伸びてますねー。
この伸びまくる若手の力を抑え込んで稀勢の里は、今場所こそ勝利を手にすることができるのでしょうか。
「心臓が悪かったなんて・・・知らなかったよ・・・おやっさん・・・。。」
「いつも心配させて、がっかりさせて、許しておくれ、おやっさん・・・。」
「デッカイ賜杯を抱いてくから、待っててくれよ、おやっさん!」
毎場所毎場所、稀勢の里の初優勝を期待してはがっかりし続けた52代のおやっさん。
ついにおやっさんの心蔵がついに悲鳴を上げたのではないかと、休場の知らせを耳にした時はちょびっとそう思いました。
まぁそれはないでしょうが、でもでも稀勢の里。
横綱昇進なんて外野の話は置いといても、初優勝はもぎ取らないと!!
でも今日のおっつけの力強さを見たら、もしかして?!と再び期待が・・・。
為せば成る為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり
為せ!稀勢の里。