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十二日目 そして二人に

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平成28年 名古屋場所 十二日目






高安の大冒険もここで終了になるのか、今日は嘉風に負けて3敗と優勝争いから1歩交代。




そして優勝争いの中心にいた白鵬までも3敗。


しかしこれは・・・、白鵬、伊之助に負けましたな。


手付き不十分って感じにも見えませんでしたが、伊之助の止め方もまた中途半端な・・・。


というか審判長も手くらいあげてもっと早く制してはどうだ。


先場所はあんなにやったら目ったら手付きにがみがみ言ってたんだから。


いくら白鵬とは言え、少々気の毒なことです。





とは言え、勝負は勝負。


これで、2敗は稀勢の里に日馬富士の二人に絞られました。




放送終わりの明日の取り組み 稀勢の里ー日馬富士 を見て「稀勢の里、明日は負けられませんよ!!」と誰も知ってることを自信満々に言っていた人がいましたね。



そう、それは、


あなたです。





【エピソード4】

芝田山「明日は絶対に稀勢の里は負けられませんっ!」

吉田「・・・・・・。」







芝田山「どうしました?吉田さん。そんなに見つめて。」

吉田「いえね・・・。」







吉田「親方見てたら、スターウォーズのあの人を思い出したもんですから。」

芝田山「え?あの人??・・・もしかして、ハンソロ?」








吉田「あの人とは、ハイ、こちらです。」

芝田山「どれどれ。」










ジャバ ザ ハット







吉田「ね。なんか似てるでしょ。」

芝田山「・・・・・・。」







胸から腹のラインにいつもジャバを感じます。







しかし、その今場所の主役の稀勢の里。


今日は正代の善戦を褒めるべきなのか、それとも稀勢の里の危うさを憂えるべきなのか。


あっぶないなぁ~。


正代に一瞬二本入れられかけましたよ。


その上攻め込まれましたよ。


明日はスピード相撲の日馬富士です。


オタオタしてたら土俵際まで一瞬でもっていかれますよ。




でもねぇ、稀勢の里の初優勝を見たいけれど日馬富士の優勝もまた見たい。


明日応援する方を決めかねる、優柔不断な私の目にあるものが飛び込んできました。


それは、これ。








この破壊力、本人以上。





この絵の衝撃は、初めて漫画太郎の漫画を見たあの時に匹敵します。


すごいですね、横断幕全面から稀勢の里の初優勝を応援する熱いパッションは伝わってくるのですが、それ以上にこの稀勢の里の顔をマイナス方面にデフォルメしたようなこのイラスト!


一瞬で目を奪われて、心に焼き付きました。


稀勢の里、あなたに足りないのはこれかもしれない。


このすべてを飲み込み、土俵を自分のものにしてしまうこの破壊力。


本人からは見えたのでしょうか。


見えたとしたらこの絵を瞼の裏に焼き付けて、明日この絵と共に土俵に上がるのです。


というか、出来ればこの絵を譲ってもらいなさい。


そして宿舎の天井に貼りなさい。


この絵のエネルギーに打ち勝ちそのエネルギーを味方にできたならその時が、稀勢の里が真の横綱となる日です。





というわけで、明日は稀勢の里を応援します!!


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