令和四年 大阪場所 九日目
マスク生活もはや3年目。
もはやマスクのことを『顔パンツ』と呼ばれるようになった昨今。
マスクを外せる日は本当にやってくるのでしょうか。
【マスク】
佐藤「本日の放送は。」
佐藤「毎度おなじみ舞の海秀平さんと、実況は・・・。」
佐藤「どんなマスクをはめても。」
佐藤「ブカブカな小顔の佐藤が担当いたします。イエイ。」
いつもマスクが大きすぎて隙間が空いているように見える佐藤アナ。
きっと普通サイズをしているんでしょうけど、明らかにブカブカのご様子です。
そういえばかけてるメガネも何だかいつも大きそう。
女子憧れの小顔ですが、小顔には小顔なりの悩みがいろいろありそうです。
今から28年前の思い出の土俵。
巴戦で湧いた大阪場所だったようですが、毎度おなじみの舞の海も生き死にをかける土俵が続いていたんですね。
170キロ差という桁違いの相手に捨て身で飛びかかり。
捕まえられて。
巨体に吸収され。
土俵下に投げ捨てられる。
よくもまぁこれで今日まで生きてこられたものです。
大相撲は体重制限なしの無差別級だらか面白い、といいますがこの無差別さはあまりに非道。
非人道的すぎると人権団体からクレームがつきそうなレベルです。
そんな修羅場を掻い潜って生き抜いた舞の海。
今日は高安にむかって「桜と共に満開の花を咲かせてほしい」だなんて、季節感をあしらった素敵な言葉をかけていました。
かつては小さな身体全身をつかって弱肉強食の世界を生き抜いて、第二の人生はおしゃべりと言う新たな武器を携えて軽やかに人生の波に乗ってゆく。
時に激しく、時に軽やかに、変幻自在に人生を生きる舞の海秀平54歳。
これからの秀平の人生に幸あれと、思い出の土俵を振り返りながらそっと手を合わせました。
その思い出の土俵の年に生まれた若隆景。
大きな逸ノ城と相対する姿が一瞬、小錦―舞の海とタブりましたが、よく辛抱しながら左から活路を作って見事寄り切り、勝ち越し!
見ごたえのある今日一番の取り組みに、今場所は技能賞に合わせて頭脳賞もあげてほしいものです。
これで全勝 高安
1敗に 御嶽海 若隆景 琴ノ若
高安の初優勝に期待しながらも、まだどうなるかわからない事にも胸躍る。
場所は明日までが中盤戦です。