令和四年 初場所 千秋楽
15日間の戦いに幕を下ろす、千秋楽。
この日の場内は行き交う人も多く、ざわついた空気が漂っています。
【入れ物】
ザワザワ
サッ
伊之助「え・・・。」
伊之助「ちょっと・・・。」
伊之助「なんで卓球ラケット、一緒に入れてんの・・・。」
伊之助「ま、待って・・・!」
立行司には付け人が付くんですね。
そうそう。
付け人とといえば。
この人が今場所妙に気なっていました。
【待ち伏せ】
ザワザワ
付け人「・・・・・・。」
付け人「チラ。」
付け人「・・・・・・。」
付け人「・・・・・・。」
照ノ富士「なんか、コイツ・・・怖い。」
まるで、待ち伏せでもしているかのような佇まい。
この人本当に、照ノ富士の付け人ですよね?
ストーカーじゃないですよね?(笑)
でも横綱の付け人って、その横綱によってずいぶんと雰囲気が違いますよね。
白鵬の統率の利いた集団や、鶴竜と白メガネ家の人々など。
個性溢れるチーム編成は、見ているのも楽しいものです。
やはりこれも所属の部屋や一門のカラーが表れるものなのでしょうか。
一門といえば、出羽海一門の総本山。
出羽の海部屋、悲願の大関昇進を確定的にした、優勝を決めた御嶽海。
出羽海一門はお祝いムードに包まれます。
【一門】
ガヤガヤ
若者頭「ミタケ、ミタケ。」
御嶽海「はい。」
若者頭「あのな・・・。」
若者頭「シイタケはいらん。牛肉だけウチにくれ。」
御嶽海「・・・・・・。」
優勝パレードの旗手は碧山だったようで。
碧山といえば千秋楽の豊昇龍との一番で、に見事に投げられた時の真顔がとっても素敵でした。
お人形のような碧山
大関昇進が決まった御嶽海。
お母様も大喜びのご様子で、親孝行できてよかったですね。
優勝、大関昇進おめでとう。
土俵では相撲の基本、押しは強く、腰は低くが徹底されて見事な相撲でした。
看板力士となったこれからは、土俵を下りても相撲の基本・腰を低くを忘れずに日々精進されますように。
上位の番付もだいぶ変わってきそうな、三月場所。
新大関にカド番大関2人と、大関という番付はいつの時代も苦しさが付きまといますが、
来場所はどんな場所になるのか。
いまから楽しみです。