令和三年 五月場所 七日目
待望の新年度新企画。
企画の初日に花を添えるのは、この人でした。
この人といえばこの技。
がぶり寄り。
がぶり寄りへのほとばしる愛を熱く、強く、語ってくれました。
喜々として自身のがぶる寄りへのこだわりを語る琴奨菊。
話すほどに頬は紅潮し、表情は緩み、身振り手振りは大きくなってゆき、持ち時間の5分では到底たりそうもありません。
もう誰にも止めらることはできない、聖ガブリエルが説くがぶり愛の真理。
汝しっかり肩から当たれよ ~聖ガブリエルによる福音書・第2章~
有難いお導き。
人生の道しるべと致します。
聖ガブリエルの導きの下、迷える子羊たちが今日も土俵で救いを求めています。
【迷える子羊たち】
千代丸「俺のさがり返せ―!」
明瀬山「ほら。」
明瀬山「やっぱ、やめた。」
明瀬山「ほら。」
明瀬山「やっぱ、やめた。」
千代丸「返せー!」
明瀬山「わかったわかった。」
千代丸「グスン」
神様、嘘をついてごめんなさい。
子羊ではありません。
どうにか4大関全員の白星が揃った七日目の土俵。
明日は場所の中間地点の八日目。
照ノ富士、無傷で折り返しとなるか。