令和三年 五月場所 六日目
勝敗は時の運、といいますが、勝った負けたは案外こんなところで決まっているのかもしれません。
【拾得物】
ざわざわ
ざわざわ
高安「ん?」
高安「なんだこれ??」
容堂「あー!それ、勝ち星!」
高安、星を拾う。
きわどい一番でしたが、勝てたのはきっとこのおかげです。
花道奥で悔しさをむき出しにしていた御嶽海も、よくよく自分の足元を見ることです。
今まで見落としていた大切なものを見つけることができるかもしれませんよ。
久しぶりの吉田アナと52代の和気あいあいとした放送の中、六日目再び大関陣が立て続けに撃沈。
妙義龍に電車道で持ってかれた正代に、上手を取っておきながら逆に霧馬山に力強い上手で投げつけられた朝乃山。
いや~、申し訳ないけどこの二人は大関補欠といったところでしょう。
正直、正代はこんなもんかなぁ~ってところもあるんだけど、朝乃山はちょっと重症。
朝乃山を大きく成長させた出稽古が封印されたのが原因なのか、相撲が退化しているように感じます。
コロナ以前右四つ左上手の型が出来つつあったように見えましたが、今はその片鱗すら探すのが困難な状況に。
上手がどうこうの前に立ち合いも圧力も、甘くてぬるいの甘ぬるい。
腰も最近はめっきり立ち腰になっちゃって、オロオロしたり慌てたるする様子は哀れすら感じてします。
コロナが世界中を覆ってやがて1年半。
部屋に稽古相手が不足しているのは気の毒だけど、だからって一人ぼっちってわけでもないでしょう。
部屋には立派な土俵もあれば、若い衆だって何人かいるんだから、そこは知恵を絞って自分をもっともっと追い込んで鍛えなきゃいかんですよ。
朝乃山よ、コロナにつぶされるな!
【感染対策】
吉田「北の富士さん。」
吉田「マスク、鼻出すと楽ですよ♪」
52代「出しちゃダメでしょう~、出しちゃ。」
気温30度の中、マスクで外を歩いたらはもう死にそうでした。
この状況いつまで続くの?
しかし注意一秒、怪我一生。
一瞬のすきにコロナあり。
吉田アナも鼻マスクはお気を付けあれ♪