令和三年 初場所 千秋楽
激闘を終えた千秋楽は力士の顔は穏やかで、場内にも和やかな空気が広がります。
【ご褒美の味】
ガヤガヤガヤガヤ
若者頭「優勝おめでとう。」
大栄翔「ありがとうございます。」
若者頭「これでマカロン腹一杯食べられるな。」
大栄翔「はい!」
大栄翔「マカロンって、美味いんスか?」
若者頭「そ、そりゃうまいよ。」
大栄翔「どんな味なんスか?」
若者頭「どんな味って・・・・・・。」
若者頭「どら焼きみたいなもんだよ。」
大栄翔「マ~ジすか!」
♪うわさによれば~、パップラドンカルメというものは~(いうものは~)
♪クリームみたいな味がして、メロンみたいな味もする
♪なんてあの子が言っていた~~
マカロンを初めて見た時これは噂の、パップラドンカルメかと思ったものです。
大栄翔、みごとに初優勝を手にしました。
序盤戦の快進撃で堂々した様子に、これは相当自信をつけていると感じましたが、ついに初優勝までこぎつけました。
力強い突き押しで立派な相撲、立派な土俵でした。
おめでとう!!大栄翔!
その上、十両は剣翔が優勝を決めて、追手風部屋のW優勝。
これがいわゆる、盆と正月が一緒にやってきたって奴です。
鯛は2つ用意できたのでしょうか。
それとも2枚におろして半身ずつ手に持ったのでしょうか。
何にしてもこんなにめでたいことは早々ありません。
まさしく追手風部屋に追い風吹く初場所です。
大関への復帰をかけて大きな11勝目を積み上げた照ノ富士。
場所中の厳しい緊張感から解放されて、他愛もない会話を楽しんでいるようです。
【雑談】
照ノ富士「親方・・・。」
照ノ富士「ブログ、読んでますよ。」
琴欧州「アリガトゴザイマス。」
照ノ富士「ねえ、なんで平仮名ばっかりなの?」
照ノ富士「もう日本に来て20年近いんだから、漢字書けるでしょ?」
琴欧州「・・・・・・。」
チラ
琴欧州「ここだけの話だけど、平仮名の方が可愛いって、ウケがいいんだよ。」
照ノ富士「・・・・・・。」
カロヤン、後頭部だいぶん薄くなったんだね・・・。
でもいい弟子育っているようですね。
ブルガリアからはるばる日本にやってきて、大関をつとめ部屋まで持って。
カロヤン、指導者としても頑張ってますね。
頑張ったといえば、千秋楽に取り直しの相撲となった明瀬山。
惜しくも10勝目と敢闘賞は逃しましたが、いやいや。
エンディングのジャガジャガジャーンにも起用されるほどの、大活躍。
今場所を盛り上げた立役者であることは言うまでもありません。
出来ればあげてほしかった敢闘賞。
私から心ばかりですが。
よく頑張ったで賞を贈ります。
放送の総括でもあったように、どうなることかと思った今場所ですが蓋を開けてみれば熱戦の多い場所となりました。
序盤戦~中盤戦は大関陣の綱とり、カド番脱出に注目が集まりながらも、照ノ富士の大関復活への道のりや、翠富士、明瀬山の新入幕再入幕力士の活躍。
豊昇龍や照強、翔猿、明生らの小気味よい相撲の数々。
地道に力をつけている志摩ノ海や宝富士、隆の勝の活躍も場所に厚みを持たせることとなり、今場所はどこを切っても面白い土俵が繰り広げられたように感じました。
力士の皆さん、緊急時代宣言下での緊張の場所、本当に15日間お疲れさまでした。
新型コロナウイルスの一日も早い収束と、力士と大相撲ファン皆さんの健康を祈念して最後は赤ベコをみながらのお別れです。
それではまたお会いしましょう。
さようなら。
令和三年 丑年