令和三年 初場所 九日目
10年ひと昔と言いますが、10年の歳月は世の中を変え、人を変えます。
【再会】
碧山「みっちゃん。」
碧山「みっちゃん、久しぶり。」
明瀬山「え?」
碧山「碧山だよ。みっちゃん!」
明瀬山「えーーー!!!」
明瀬山「チョービックリ!」
明瀬山、驚きすぎの3敗目。
しかし10年ぶりに顔を合わせて再び幕内で相撲がとれるというのも、またすごいところです。
これからさらに10年・・・、さすがにそれは厳しいでしょうが、来場所も顔合わせ出来るように、みっちゃん。
あと2勝、あと2勝です。
【こなれ感】
三瓶「今日から後半ですが・・・。」
三瓶「優勝の行方はどうなるでしょうか・・・。」
三瓶「あ、今日はパーカー。オシャレですねー。」
52代「・・・うん。」
52代「着こなし上手で、ごめんなさいね。」
三瓶「なんか、嫌みだな~。」
なんですか、このこなれたおしゃれ感は。
ともすれば生活感がダダ漏れになるグレーのパーカーを、同系色のマフラーと腕時計で引き締めた、大人カジュアルでまとめてきました。
先日の放送で舞の海が、北の富士さんは何色を着てもオシャレだと、公共放送の電波を使って年の初めのゴマをすっていました。
おしゃれ凡人からしてみれば、雲の上の存在のようなおしゃれ横綱北の富士。
おしゃれな人はどんな色でもおしゃれに着こなす、と思ってしまう凡人心。
私も凡人ゆえにその気持ちも充分わかりますが、それはちょっと違うな舞の海。
52代は色の選び方や使い方に、ものすごいセンスがあるのです。
先日の赤いマフラーもあの幅、あの色合わせだからこそ、猪木ボンバイエにならずにオシャレ上級者の着こなしになったのです。
最近は鳴りを潜めている舞の海のビックリドッキリなオレンジ色のジャケットなど、52代は間違っても選びはしません。
大英翔、9日目にして初黒星。
幕内でも屈指の受けの強さを誇る宝富士に、突いて押す力をうまく流されてはたき込み。
やはり絶好調のまま15日間を通し切るというのは至難の技。
再び調子の波に戻れるか。
明日の相手は同じ突き押し、北勝富士。
出血大サービスの激しい一番になるか。