令和二年 十一月場所 三日目
土俵上の取り組みと同じように、15日間変わるアナウンサーと解説者の組み合わせもまた、大相撲観戦では重要なポイントのひとつです。
【組み合わせ】
舞の海「今日の実況は誰かな~。」
舞の海「この声、このしゃべり方・・・。」
舞の海「あ・・・、わかった。」
舞の海「やっぱ、戸部さんだ・・・。」
いやいやどうして。
さすがは墨田区出身の戸部アナウンサー。
幼少のころから相撲委馴染んできただけあって、大相撲が好きな気持ちが実況からも感じ取れます。
この年代では抜きんでた安定感。
このまま精進を重ね続ければ、いつの日か藤井アナのようになれるかも。
今日三日目は大相撲ヒエラルキー構造の説明と解説が行われていました。
横綱を頂点とする角界ピラミッド。
その構造はいつ頃形成され、どのように編成されているか。
アカデミックな視点からその構造に迫る手法は、実にNHKらしいアプローチでした。
そんな中、不意に投げ込まれた一つの問い。
「なぜ力士は三役を目指すのか?」
そりゃあもう。
このためじゃないんですか。
【じっと手を見る】
隠岐の海「・・・・・・・。」
隠岐の海「・・・・・・・。」
隠岐の海「・・・・・・・。」
隠岐の海「・・・出世の相が出てる・・・。」
隠岐の海「俺・・・、優勝するかも。」
番付あげて出世して名をあげて。
角界に入ったからには、てっぺん目指して上りつめる。
それがロマンというものでしょう。
ところで嘉風はまぁはっきりものをおっしゃいますね。
御嶽海の気持ちにムラがあるところを、ズバっと指摘。
現役中から何度も話してそう感じたなんて、あの淡々とした口調で言われると見透かされていたようで、
私が御嶽海だったらヒヤッとするかも。
まぁ若いころは気持ちのムラってわりとあるような気もするし、自分を振り返っても他人のこと言えたもんじゃないけど、自分をコントロール出来ないと損するのも自分自身です。
肩を負傷して朝乃山、本日から休場。
初日から痛めていたとは、全く気が付きませんでした。
休場はとても残念ですが、しっかりと治療して復活してほしいもんです。
辛くも3勝目を勝ち取った正代ですが、左脚は大丈夫か。
角界ピラミッドの形が変わってゆきそうな今場所です。