令和二年 十一月場所 二日目
新型コロナウイルスの蔓延で全世界の経済が多大なるダメージを受けた2020年。
影響は大企業、中小零細、個人商店、個々人にすべてに渡り、誰一人例外ではありません。
それはもちろん、大相撲相撲協会においても同じこと。
この大変革期をどう乗り越えるか・・・・・・。
全てはこの人に託されました。
【遅れてきた部長】
船岡「芝田山さん、協会カレー大人気だそうですね。」
芝田山「ええ。」
芝田山「味は辛口と激甘の2種類。」
芝田山「辛口はスパイスの香り豊かなスパイシーな味・・・。」
芝田山「激甘はぜんざいベースのほぼほぼぜんざいです。」
船岡「・・・!」
カレーブームに乗っかて来たな大相撲協会。
先が見えないこの世の中。
乗れるものには全て乗っかっていく、その気概は大切です。
そう言えばこのカレー、先場所から大評判だそうですね。
しかし、芝田山は広報という仕事に没頭しているようですね。
このカレーの話や感染症対策のこと、情報発信など、広報に関することを話すときのはまさに、立て板に水。
取り組みの解説は理屈っぽく感じることもあるのですが、協会の取り組みについて話す口調は、よどみなく、滑らかで、相撲解説よりも数倍の情熱を感じます。
横綱まで上り詰めながらも、現役時代の評価はさほどでもなかった大乃国ですが、土俵に別れを告げた30年後に広報という天職に巡りあったようです。
生き生きと広報の仕事に邁進する芝田山部長。
人間どこで花開くかわからないものです。
置かれた場所で花開く。
こんな題名の本があったようななかったような・・・。
ところでこの人はアクション俳優という道でもきっと、大輪の花を咲かせることでしょう。
【炎鵬マンVSブラジルマン】
炎鵬マン「出たなっ!ブラジルマン!!」
炎鵬マン「さぁ、こい!」
炎鵬マン「やっ!」
炎鵬マン「とうっ!」
炎鵬マン「うわっ。」
炎鵬マン「背中、モジャモジャだッ!」
ブラジルマン「うおー。」
炎鵬マン、撃沈。
炎鵬マンったらあんなに跳びあがっちゃって。
あれじゃ、八艘飛びならぬ八段跳び。
池谷直樹とモンスターボックス対決も夢ではないかもしれません。
八艘飛ぶなら高さと同じくらい距離も必要。
そこら辺は軍師・秀平にいい知恵を借りようではないか。
話は変わりますが、照ノ富士ー朝乃山。
照ノ富士がキャリアの違いを見せつけるようでした。
場数が違うというのもありますが、朝乃山が合同出稽古に参加しなったことが気になります。
部屋での調整だけでどれだけ身になる稽古ができたのでしょうか。
怪我をしているようには見えませんが、なぜ参加しなかったのか。
まさか高砂ちゃんが寂しがって、出掛けることができなかったのか。
照ノ富士との一番をみても相撲の甘さが目につく大関朝乃山。
思うような稽古出来ないのは皆同じ。
もっと貪欲に己を磨いてほしいと、老婆心ながら思う二日目です。