令和二年 十一月場所 四日目
本当なら今頃、玄界灘の潮風に力士幟がはためいていたはずでした。
九州場所と言えば九州場所を統括する九州男児・境川。
発する言葉の端々に九州のDNAを感じます。
【祈り】
佐藤「神様・・・・・・。」
佐藤「どうか・・・、境川親方が・・・。」
佐藤「しゃしぃしゅしぇしょって、言いませんようにお守りください!」
佐藤「お祈りしておきましたから、大丈夫ですよ親方。」
境川「すんましぇん。」
佐藤アナの熱い信仰心が届いたのか。
今日はいつもよりしゃしぃしゅしぇしょは少なめに。
コロナで九州入りが減ったのが幸いしたのかもしれません。
九州で開催できなかった心ばかりの穴埋めに。
九州出身力士の一言メッセージを織り交ぜながらの四日目の放送。
境川部屋からも熊本出身力士のご挨拶です。
【うなされて】
「ムニャムニャ。」
「う~ん・・・。」
「ひよの山・・・。」
「そんなに・・・押さないで・・・。」
ひよの山は東北出身らしいですね。
九州といえば今場所の注目の正代。
ありゃりゃ。
足悪そうですね。
全く相撲にならない状態です。
境川親方が言うように出てきた以上は怪我は言い訳になりませんが、相撲がとれないようなら一旦休場してこれ以上悪くしないことも大切かも。
それに場所はまだ序盤戦。
怪我の程度如何によっては、再出場も出来るかもしれないし。
まぁ大関の責任というのも大切ではあるので難しいところではありますが、考え所になりそうです。
三大関のうち2人が脱落、怪我に苦しむ中、貴景勝は絶好調の4連勝。
序盤戦での優勝予想は時期尚早ですが、この感じだとまず6割がた貴景勝が優勝しそう。
いつになく身体の調子も良さそうだし、気迫も圧力も十分です。
また新関脇隆の勝の目を見張る成長も楽しみなところです。
千賀ノ浦部屋の二人の活躍が今場所の流れを作っていきそうな・・・。
いやいや、照ノ富士が再びやってくれそうな・・・。
もしかしてダークホース、遠藤が持っていくかもしれないような・・・。
万に一つの隠岐の海の線もまだ消えてはいないような・・・。
まだまだ可能性広がる序盤戦の土俵です。