稀勢の里、変化の突き落とし!!!!
やるね、やるね、稀勢の里。
あれは昨日から決めてた立ち合いの変化ですよ、きっと。
花道奥の稀勢の里の表情には、今日の一番に賭ける気持ちが表れていました。
迷いのないあの右への身体のかわし。
よほどイメトレと、立ち合いの動作確認を頭と体に叩き込んできたのでしょう。
もちろん白熱した取り組みは見たかったですが、舞の海が言うところの「現実と理想のはざま」で稀勢の里は、確かな現実を得ることで理想の明日へ一歩近づこうとしているのでしょう。
その懸命な姿は誰にとやかく言われるものではありません。
しかし、そこのあなたは別です。
【追及】
舞の海「ですから、誰しも現実と理想のはざまで生きているんですね。」
三瓶「・・・・・・。」
三瓶「でもですね、舞の海さん。」
舞の海「はい?」
三瓶「ワサビの話や星の話は、理想でも現実でもなく、ただの嘘でしょ。ねえ、舞の海さん。」
舞の海さん「・・・・・・。」
三瓶「それも、眠ったふりでしょ。舞の海さん!」
ぶつかった衝撃の星はあるとしても、ワサビの例えはどうなんでしょう(笑)
しかしそこの虚構と現実のはざまを厳しく追及し続けた実況・三瓶に、今年の上半期・報道ドキュメンタリー賞を差し上げたい。
これからも舞の海の大げさな話や、嘘っぽい話に厳しく詰め寄れ!三瓶アナ!
それにしても井筒は全治3か月の大腿骨骨折の大けがとは気の毒な・・・。
にしても、白鵬よ。
今日のかちあげも、それは、もはや・・・。
エルボーバット!!(画像お借りしました)
ね、肘のサポーターまでそっくりで(笑)、どっちが相撲なのか見分けがつきませんね(言い過ぎ)
白鵬は優等生にありがちな、遅く来た反抗期なのでしょうかね。
人間だれしも、心の葛藤を抱えています。
毎日をずっと心穏やかに過ごしている人は、絶対と言っていいくらいいないと思います。
イライラしているときはついつい周りの人を傷つけてしまうものです。
私はだめ押しやエルボーバットの技術がないのでできませんが、たぶん言葉使いなどや態度で多くの人を傷つけてしまっていると思います。
でもね白鵬、それを謝りたい、正したいと思ったときにはそのチャンスがないことの方が多いんです。
そうやって許しを請うことができずに心の片隅でたまっていく後悔は心の澱となって、年を重ねるとともに今度は自分自身を苦しめます。
そんな苦しさで心を一杯にしないためにも、心の波を穏やかに保つ努力をしてはどうでしょうか。
「あ!今イライラしてる」と自分で自覚するだけでも、他人への八つ当たりは減るものです。
そしてそもそものイライラの元も、心の波を沈めてみると案外つまらないことに思えることがあるものです。
【相撲一直線】
「あ~・・・。」
「まけた・・・。」
「でも・・・。」
山口「アイツ、なんか・・・こえ~~ぇ。」
あまりに、あまりにも相撲に一直線な勢。
それゆえに、たまに見せる表情が爽やかさを通り越し凡人の私は、少し恐ろしさを覚える時があります。
キミもあんな熱い相撲一直線になれるだろうか、正代。
【申し送り】
「・・・何てデカいんだ。」
「あんな、デカいのとどう戦えばいいんだろう・・・。」
「そうだっ。こんな時こそ・・・。」
「師よ、我に答えを!!」
ぴか!!!!
天孫降臨!!!!!
ま、今日の負けはしょうがなかろう。
妙に土俵際に粘って怪我をするよりあれが賢明。
でも今場所はいろいろ勉強になっていることでしょう。
自分に足りないところ、磨くべきところたくさん見えてきたんじゃないでしょうか。
小器用に勝って勝ち星を積むよりも、正代には大きな相撲をとって大きく育ってほしい。
そのためにも稽古は強い人と、本場所の為の稽古を。
連休を明けても、本場所はますます佳境へ!!!
優勝争いはどうなる?どうなる??
焦点を外して画像を見つめると、稀勢の里の中の小さな稀勢の里が飛び出します。