令和元年 五月場所 六日目
昨日五日目は芝田山親方の理屈っぽい解説をBGMに、周囲のワイシャツ姿のサラリーマンたちに擬態したような立浪親方をチラ見しながら、林家ペーのピンク色の「余談」Tシャツ、東のお客さんの「高安」Tシャなどに目を奪われている間に睡魔に襲われそのまま寝落ち。
気を取り直しての中盤戦六日目の観戦。
今場所の顔たる新大関・貴景勝の休場で場所の盛り上がりが欠かれたかと思われた中盤戦ですが、ところがどっこい。
4時台の館内を大いに沸かせてくれる注目の力士の存在はとても心強いものです。
【ここだけの話】
キャーキャーキャーキャー
付け人「あの、関取り・・・・・。」
炎鵬「なに?」
付け人「この浴衣、趣味悪いッスよね。」
炎鵬「・・・・・・。」
炎鵬「うん・・・・・・。」
付け人「やっぱり・・・。」
失礼なこと言ってごめんよ白鵬!
これは完全に私の好みなんでしょうが、この薔薇の絵柄に白鵬ってのがなんともミスマッチだなぁって前々から思っていたんですよ。
なんて言うかね正直なところ、白鵬と薔薇って言うのが合わない感じがするんですよね(笑)
白鵬って四股名と薔薇がケンカしている気がするんですよ(笑)
どっちかというと炎鵬と薔薇の方が合う気もしますが、しかしまぁこの反物たくさんの人に贈っているようですよね。
力士だけにとどまらずお茶屋さんもよく着ているのを見かけます。
大量に発注して作ったんでしょうね。
そう言えば来場所は名古屋場所。
名古屋場所では浴衣の特集がありますね。
力士たちの浴衣姿や様々な柄の浴衣生地を見ることが出来て、毎回楽しみにしている企画です。
そんな白鵬の薔薇の浴衣も当然持っているであろう炎鵬ですが、連日アッと驚く相撲で場内を沸かせてくれています。
ほぼ舞の海と同寸法の小兵のなりで、舞の海とはまた一味違った相撲で2倍近くある力士たち相手に
6連勝。
錣山親方のご指摘の通り、炎鵬は相手から下半身を離しながら勝機を作っていくスタイル。
舞の海はどうかすると相手にしがみついて倒す相撲スタイル。
同じ小兵でもアプローチの角度が異なる点は興味深いところです。
昨日の芝田山さんも言っていましたが、よくよく相手を見ながら攻めどころを探す姿は洞察力の高さも窺えます。
可愛らしい顔立ちも相まって令和の人気力士となっていますが、とにかく怪我をせずに大いに土俵を動き回ってほしいものです。
ところでところで。
今場所の千秋楽はいよいよあの人が国技館に来るそうですね。
【自己紹介】
藤井「千秋楽はトランプ大統領が来るそうですね。」
舞の海「はい。」
藤井「舞の海さん、自己紹介はなんて言うんですか。」
舞の海「My name is Syuhei mainoumi . I was sumo wrestler.って言います。」
藤井「そして?」
藤井「ほら・・・、あれ言わなきゃ。」
舞の海「あれ・・・?」
藤井「ほら、I was シリコンマン って言わなきゃ!」
舞の海「 シリコンマン・・・。」
公表174cmで実際は170cmなかったというと、シリコンを5㎝分くらい入れてたんですね。
すごいね舞の海。
今じゃ笑い話のように言いますが、頭皮にシリコン入れてとんでもなく痛い思いまでして入門したんですよね。
そしてあの小さな身体で小錦や曙相手に小結まで務めたんですから、ガッツと情熱はケタ違いです。
話はトランプ大統領に戻しますが、正面の枡席をすべて押さえているとか。
その上、枡席なのに椅子を希望しているんだとか。
そりゃ米国の大統領なんだからある程度の便宜は図らなきゃいかんとは思いますが、枡席で椅子に座るくらいなら枡席の意味なんかありゃしないんですから、最初から貴賓席に座らせたらどうなんですかね。
セキュリティも警備親方なんかじゃ役に立たないくらいの警備を敷かねばならぬのだろうし。
第一もしも何かあったら、協会役員腹切って詫びを入れたところで追いつきゃしないでしょうし。
大相撲協会も有難迷惑な感じでしょうね。
そしてなにやら優勝力士にトランプ杯を渡す計画もあるとかないとか。
その有難迷惑なトランプ杯を受け取る力士は鶴竜か心様か。
はたまた別の力士となるのか。
場所はまだまだ中盤戦です。