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九日目 さようなら

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平成31年 大阪場所 九日目

 

 

出会いと別れの春。

 

お別れの日はある日突然訪れました。

 

 

【さようなら】

ワーワーワーワー

 

 

 

 

 

・・・・・・。

 

 

 

 

 

本当に・・・。

 

 

 

 

もう、いないんだな・・・。

 

 

 

 

さようなら・・・。

 

 

 

 

オリンピックおじさん・・・。

 

 

 

 

オリンピックおじさんが高安の名前を掲げたことがあったかどうかは定かではありませんが、大相撲ファンにとってはオリンピックよりも本場所での応援が目に焼き付いているものです。

 

 

ご冥福をお祈りいたします。

 

 

 

 

今日の向こう正面には豪子の姿が。

 

初めての解説席とは思えぬ滑らかな語り口。

 

さすがは豪子、何の気負いもありません。

 

しかし豪子の断髪は来年の2月とは、ずいぶん先になるんですね。

 

たしか稀勢の里は9月とか言ってましたから、段取りを横綱に譲ったのでしょうか。

 

何はともあれ、ちょん髷姿の豪子がもうしばらく見ることができそうです。

 

これからおよそ1年間かけて新しい豪子のヘアースタイルを模索するのもいいでしょう。

 

キッツキッツに巻いたオバチャンパーマにするもよし。

 

思いっきって紫に染めるもよし。

 

存分に新しいオシャレを楽しんでほしいと思います。

 

 

 

 

話は相撲に戻りますが、大関取りの貴景勝をはじめ、御嶽海や阿武咲、大英翔など昨今の若手の台頭著しい様子は、土俵も活気づき嬉しい限りですが、この世代の一つ前のこの人。

 

この人に私も大いに期待していたんですけどね・・・。

 

 

 

 

【春眠】

正代「あ~・・・。」

 

 

 

 

 

正代「・・・ウトウトしてた・・・。」

 

 

 

 

正代「今、何時?」

呼び出し「5時半です。」

 

 

 

 

 

正代「そっか・・・。」

 

 

 

 

 

正代「じゃあ6時に起こして。」

呼び出し「はい。」

 

 

 

 

 

正代よ。

 

 

もうそろそろ、立ち合いからもろ差しを狙っていくのはやめにしないか。

 

動きの中からもろ差しを狙うならまだしも、最初から二本差しばっかり狙ってるんでは相手に手の内をさらして相撲をとるようなものです。

 

恵まれた体格をしているのですから、もろ差しばっかりにこだわらないでもっと大きな相撲をとってほしい。

 

Mrもろ差しは幕内に一人いればもう十分です。

 

Mrもろ差しは栃煌山に譲ってあげて、正代はもっと相撲の幅を広げなさい。

 

いつまでも若いつもりでいるのでしょうが、気が付けばもう中堅。

 

上を狙って行きたいのなら、ここらで意識を変えて臨まねば時は待ってはくれません。

 

 

今日の相撲を善戦と見るか、己に足らざるを知るかは自分次第です。

 

 

 

 

 

地元の大関に二敗目の土をつけた逸ノ城。

 

九日目に勝ち越しを決め意気揚々と花道を下がります。

 

 

 

 

 

 

【待ち人】

付け人「勝ち越しおめでとう。」

イチン「うん。」

 

 

 

 

 

付け人「イチンに会いたいって人が待ってるよ。」

イチン「え?本当!」

 

 

 

 

 

付け人「こっちこっち。」

イチン「うん。」

 

 

 

 

 

 

イチン「会いたい人って誰だろー。」

 

 

 

 

 

 

 

沢田石「イチン。待ってたよ♪」

イチン「サ、サワダイシ・・・。」

 

 

 

 

すごいね、イチン。

 

怪力の小手投げは相撲の理屈を超えますね。

 

九日目での勝ち越し。

 

これは今場所の大きな台風の目となるかも。

 

といいながら、いつも後半戦は途中で尻つぼみになるのが逸ノ城の常。

 

しかし今場所の逸ノ城は場所前から出稽古に出向くなど、何やらやる気が違った模様。

 

ここは一つそのやる気を信じて、このまま後半戦もこの活躍が続くことを信じたい。

 

 

 

頑張れイチン!

 

この調子で初優勝をつかみ取れ!

 

 

 

 

 


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