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十二日目 謎の座布団

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平成30年 名古屋場所 十二日目

 

 

 

 

 

 

 

【タイムショック】

船岡「これまで全勝の御嶽海ですが。」

 

 

 

 

 

船岡「取り組みの多くが5秒以内という極めてスピード感のある攻めが際立っています。そこで陸奥さん・・・。」

陸奥「はい。」

 

 

 

 

 

船岡「攻めの5秒に因んで、これまでの御嶽海を5秒以内で解説してください。」

陸奥「え・・・。」

 

 

 

 

 

船岡「よーい・・・、始めっ!」

陸奥「あ・・・、あの。」

 

 

 

 

陸奥「そうですね・・・、御嶽海・・・は・・・・。」

 

 

 

 

陸奥「この・・・、もう・・・その・・・・・。」

 

 

 

 

陸奥「まあ・・・やっぱり・・・。」

船岡「はい!5秒!」

 

 

 

 

 

訥弁の陸奥親方。

 

肘の怪我については言葉を手繰りながら長くはなし続けていましたね。

 

だんだん痛くなるとか手も動かせなくなるとか千代の国が聞いていたらぞっとするようなことを、とつとつと丁寧に話しておいででした。

 

 

それにしても玉鷲の小手投げはなんという力!

 

琴奨菊に続いて千代の国も肘をやられてしまいましたが、なんだか玉鷲の方もこれから小手に振るのをためらってしまわないかと気の毒です。

 

 

 

 

そして大関が勝ってなぜか座布団場舞う、摩訶不思議な12日目の結びの一番。

 

熱戦の一番。

 

同じ土俵上には熱く戦う行司の姿もありました。

 

 

 

 

勘太夫――。

 

 

 

 

リターンからの――。

 

 

 

 

 

バックハンド!

 

 

 

キレのあるまわし団扇。

 

ナダルも打ち返せないほど深い角度に決まりました。

 

 

気の毒にも差し違えとなった勘太夫ですが、あれは本当に高安が勝っていたんだろうか?と若干の疑問も残りました。

 

が、金曜日に関脇の初優勝が決まってしまうようなことはさせては大関の恥。

 

今日の一番は高安の中に眠っていた大関の意地が勝たせてたものだったのでしょう。

 

 

通路での表情に悔しさがにじむ御嶽海でしたが、明日の豪栄道戦にどんな心理的な影響が出るのか?出ないのか?

 

明日の結びに再び大関の意地を見せてほしいと期待します。

 

 

 

 

 

十両の最後の土俵で5連勝の快進撃を見せた明瀬山。

 

明瀬山の相撲の上手さが凝縮されたような下手出し投げでした。

 

盛り返して5勝7敗。

 

逆転の勝ち越しへ向けて!

 

ゆけ!光彦!

 

 

それにしても酷暑の場所にピンクのジャケット・・・・・・。

 

舞の海さん、それはキッツいわ。

 

 


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