平成27年 九州場所 中日
時天空不在、立行司も不在の中日八日目、正面席に異変あり。
大坂「今日の解説は北の富士勝昭さんです。」
大坂「お!」
大坂「北の富士さん、新しい革のジャケットですね。」
52代「まあね。」
大坂「なるほどー。」
大坂「でも、すごく高いんでしょう?」
52代「うん、それなりにね。」
52代「ナントカって言う、珍しい牛の革だそうだからね。」
大坂「あ~!珍しい牛!わかりました。」
52代「・・・・・・。」
阿蘇の赤牛は赤身が多くかつ適度な脂肪分を含んだ、旨味とヘルシーさを兼ね備えた美味しい牛肉です。
北の富士さんも赤い革ジャケを着て、ぜひ阿蘇の赤牛をご賞味ください。
まぁ、テレビつけて驚いたのなんのって(笑)
ここに座っているのは西城秀樹かと思ったものです。
でも年齢にとらわれることなく、着たいものを俺流に着こなす姿勢はこれからの超高齢化社会に、明るい道しるべとなるでしょう。
しかしこのジャケットの色、赤こんにゃくにとてもよく似てます。
この赤こんにゃくに身を包み、中洲へと消えていったであろう北の富士勝昭73歳。
ジャケットの評判はいかがでしたか?
【いらっしゃいませ】
呼び出しさん「いらっしゃいませ~。」
呼び出しさん「いらっしゃいませ~。」
呼び出さん「お客様、何名様でしょうか?」
錣山「5」
空席なしの満員御礼。
親方衆、席が空いててよかったね。
琴奨菊の活躍で盛り上がり始めた九州場所ですが、なんとガガ丸ちゃんが九州と縁があると言い出しました。
まぁガガ丸ちゃんというか、木瀬親方が九州熊本出身だからって面もあるような気がしましたが、十両昇進や初土俵が九州だなんて、よほどのガガ丸フリークでない限り知る由もありません。
ガガ丸「お腹空いて立ち上がれない・・・。」
ガガ丸「ねえ、高安・・・。」
ガガ丸「梅が枝餅買ってきて。」
高安「自分で行けよ」
九州場所は梅が枝餅売ってますよね。
去年場所に行ったとき、ムシャムシャ食べながら相撲見ました。
それにしても28歳になった今食べられなくなって替え玉13杯とは、相変わらずの胃袋のガガ丸ちゃん。
そんなガガ丸ちゃんの10年前はどれくらい食べていたのでしょうか。
熊本であちこち食べ歩いたと話していましたが、熊本のラーメン屋はガガ丸にひどく泣かされたことでしょう。
替え玉はわんこ蕎麦じゃないんだから、度が過ぎると嫌われるぞ。
初日に52代か毛量の濃さから、稽古不足と因縁をかけられた高安ですが、なんのなんの。
そんなことはございません。
きっちり結果を出して中日を7勝1敗で折り返し。
番付下げすぎているので当たり前と言えば当たり前ですが、平成生まれの関取の先駆け的存在だった高安にはもっともっと上の番付で結果を出してほしいものです。
それはそうと、52代よ。
高安の毛量が増えたのは、冬毛に代わる時期だからです。
冬にはもこもこの毛で覆われます。
ドキドキしながらも日馬富士は無事に7勝目。
琴奨菊は日を追うごとに安定してきたような気がして、表情もいつになくすっきりとした顔つきに見えます。
稀勢の里も今のところは、大きな乱れ泣く平常モード。
しかし白鵬の絶対的安定感も場所がすすむ毎に、強固なものになってきいて、後半戦は白鵬の独走させないことが何よりも大切になってきました。
さて明日からの後半戦、誰か白鵬に土をつけることができるのでしょうか。