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時天空不在の九日目

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平成27年 九州場所 九日目





おいおいおいおい隠岐の海。


あなたは今どこで誰と相撲をとっているのかわかっていますか?



【度胸】

刈屋「隠岐の海関、ここ琴奨菊の地元で、ガブリ返しとは。」







刈屋「案外、いい度胸してますね。」






「・・・・・・。」







「みんな、ゴメンネ♪ペロ」








テヘペロじゃすまされないぞ、隠岐の海歩よ。


あの言いようのない空気感。


博多からおよそ100キロ離れたここ熊本でも、残念無念のため息が北風に乗って漂ってきたぞ。


完全アウェーで今場所の主役・ガブリエルからよくぞがぶり返しで、勝ったもんです。


しかし、気が付けば隠岐の海、今日は初日だったんですね。


今まで気が付きませんでした。


そりゃ、何でもやってやるぞという気持ちにもなりますね。


でもこの力士、8連敗でも8連勝でも全く変わらぬ涼しい表情。


八角さんが目ん玉ひんむいて怒っても、この涼しい顔してるんでしょうか(笑)


案外いい度胸している隠岐の海歩。


これを契機に7連勝せよ。






それにしても琴奨菊の2敗は残念でした。


同じく1敗の稀勢の里。


ここはしっかり締めていかねば。









【怖いオジサン】

照ノ富士「・・・・・・。」






「じー。」







照ノ富士「・・・・・・。」








「じー。」






照ノ富士「あのオジサン、怖いっ!」
稀勢の里「ムフー。」






稀勢の里、今場所は鼻息荒くならないですね。


顔も真っ赤にならないし、落ち着いているように見えます。


しかしそこは稀勢の里。


注目や応援は稀勢の里の集中の邪魔になります。


折よくここは茨城県牛久市から遠く離れた福岡県福岡市。


あのオレンジ色の集団もまさかここまではやってこないでしょう。





それよりも照ノ富士の膝。


怖いオジサン、このまま土俵に上がってて照ノ富士は大丈夫なのですか?


勝ち越す負け越すことよりも、来場所への膝の状態が気になります。






【変化】

藤井(え?!)








藤井(髪が・・・。)







藤井(増えてる?!)








藤井「親方・・・、髪、なにかしました?」

玉ノ井「・・・え~・・・。」








玉ノ井「ナイショ♪」

藤井(してるんだ・・・。)







髪が伸びただけで気のせいのような気もするけど、やっぱり増えて様な気もする・・・。



玉ノ井親方のはにかむ様な仕草が好きです。





今日もドキドキ日馬富士。


慎重に今場所勢いのある勢を小さな身体で寄り倒し。


日馬富士を応援する日々は、私の寿命をすり減らします。





今日の白鵬の攻めはまさに電光石火で通常の速さでもよくわかりません。


この速さについていかねばならない行司さんは本当に大変です。


ドンドンのりにノッテいる今場所の白鵬。


一場所の休場は横綱をさらなる高みへと導くステップだったような気がしてきます。




鶴竜は谷川親方の独自の見解によるところの、「栃煌山の当たるところが固いから引いた」のでしょうか(笑)


栃煌山の何が固くて鶴竜は苦手なのか、そこのところを筋肉講義を交えてじっくり聴きたいところですが、

それはいつの日か谷川親方が幕内解説で正面にやってこられた時にでも、刈屋さんにしつこく質問していただくとして、今日の鶴竜に贈る言葉はこれです。


琴勇輝のお母様語録

『実力で負けるのは仕方ない、でも気持ちだけは負けるな』


鶴竜、気持ちで負けてました。




明日は日馬富士―琴奨菊。



気持ちが強いのはどっちだ?!




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