平成30年 大阪場所 十二日目
魁聖、遠藤に土。
高安、千代丸に土。
鶴竜、栃ノ心に土。
硬直していた優勝争いが12日目にして動き出しました。
動き出した12日目の土俵を暗がりから見つめる青い瞳が。
琴欧州「相撲が雑でゴザイマスデスネ。」
琴欧州「アレなら豪栄道も大丈夫でゴザイマスデスネ。」
琴欧州「コレは、ひょっとするとひょっとしてシマイマスデスネ。」
高安!
君は本当に相撲が雑だ。
上手を引いたからこれで勝ったと千代丸を甘く見たな。
高安の頭の中では、4年前のポンポン押すだけのまん丸千代丸ちゃんのままだったのではないのかい。
甘い、甘いよ高安。
高安が4年たって大関になったように、千代丸も4年分の力を蓄えてより一層デッカイまん丸に成長しているのです。
その上あのデッカイまん丸は、横への動きもスムーズにできるのです。
そこを侮ってたんじゃいくら大関と平幕の地位の差があってもなかなか勝てるものではありません。
もうパワーは十分あるからもう少し思慮のある相撲をとりなさい。
一方、今場所2大関に土をつけた千代丸たん。
これからは新たに、大関食いの強丸たんとして新時代を切り開いてゆくのかも。
それにしても琴欧州、まるで休憩中のタクシードライバーような雰囲気(笑)
大変リラックスして相撲観戦を楽しんでおられるご様子、何よりです。
ここまで全勝を守っていた鶴竜。
今場所も一人横綱として土俵を守り続けていましたが、その分注目のされ方も3倍4倍と場所を追うごとに増してきて、その重圧がいつの間にか大きくのしかかっているのかもしれません。
【注目】
ザワザワ
チラッ。
ザワザワ
チラッ。
付け人「・・・・・・。」
付け人「見てるッス。」
白メガネ「もう、イヤン。」
残り3日間。
白メガネ、鶴竜を頼んだよ。