平成30年 大阪場所 九日目
【異変】
白メガネ「♪~~♪~~」
白メガネ「あらン?!」
白メガネ「あの子・・・・・・。」
白メガネ「あんなところで何してんのかしら・・・?」
5時30分過ぎに白メガネが気が付いた異変。
それは。
【千代丸は見た】
ダダッー
ペタ。
千代丸「あ。」
ササ。
千代丸「ちょっと~、出たとこ見たわよー。」
何でこの時間に千代丸がいるのだろうか。
この時間にここにいるはずのない人を見て、狐につままれた様な思いで見ていると、さらに信じがたい光景が目の前に広がりました。
千代丸、大関初挑戦初白星!
すごいね!千代丸。
やってみるもんだね。千代丸タン。
やったことないだけで、実は大関を負かす力を秘めていた恐るべしまん丸い巨体。
でもこのまん丸い巨体、一味違ったモチベーションで相撲とっていたんですね。
「自分のファンを増やすために相撲をとっている」
ほほぅ!
力士は皆一様に強くなるために相撲をとっていると口にしますが、ファンを増やすために頑張る千代丸。
な~るほど。
ここ最近角界のCM王遠藤を猛追するような活躍を見せる千代丸タンですが、奴の頭の中には広告会社から叩き込まれたマーケティング理論が刷り込まれているのかも。
でもまぁ金の為でも人気者になるためでも相撲が強くなることに結び付けば、いいやる気になるってものです。
インスタでは相当なフォロワーを獲得していると思われますが、そのフォロワーを実際に場所まで誘導してきてこそ真の人気者。
カワイイ千代丸タンだけで売れる間はごくわずか。
生きの長い人気者となるためにも新機軸「強い千代丸タン」を手に入れて更なるファンを獲得せねばなりません。
千代丸の初銀星でざわついた余波は結びの土俵まで残りました。
【新発見】
ザザザー
ダダッ
正代「え!」
正代「ウソ!」
正代「弓取り、聡ノ富士じゃないの?!」
鶴竜「アハハハ。」
連日白星を拾い続ける横綱鶴竜。
でも鶴竜楽しそうですね(笑)
今までだったら危ない勝ち方に首を傾げたり、考え込んだ様にしていましたが、今場所はなんだかとっても楽しそう♪
その楽しげな様子に運もついて来て勝ち星を重ねているのではないでしょうか。
あれこれ考えてしまうところがある鶴竜ですが、ピンチにも笑う余裕があることはきっと心にも余裕がある証拠。
この調子で中盤、終盤と並みに乗っていってほしいものです。
しかし明日は要注意。
鶴竜ファンの横取りを狙う、虎視眈々の千代丸タンが今度は初金星を狙ってきます。