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魔の三日目

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平成29年 九月場所 三日目

 

 

魔の三日目。

 

 

今振り返ればその予兆は、本場所のどこかしこにも見て取れました。

 

 

 

 

 

増位山のステージ衣装のように水っぽいジャケットで登場した貴乃花。

 

 

 

 

入れ歯を外す貴ノ岩。

 

 

 

 

そして極めつけは・・・・・・。

 

 

 

 

 

中途採用の中年新人のような時計審判を務めるペラ錦。

 

 

 

初日に見かけた時から目が釘付けになりましたが、なんでしょうかこの違和感。

 

部外者が入り込んだ様な見なれない感じ。

 

いやいや、今や朝日山親方として朝日山部屋で後進の育成に尽力しているペラ錦。

 

もうただの相撲にちょっと詳しいおしゃべり好きのオッサンじゃないことは百も承知なのですが、いざペラ錦が審判の中に入って座っていると、恐ろしいほどの違和感が土俵上を充満してしまいました。

 

紋付着たペラ錦を見ながらペラ錦も協会に人間だったんだな、と今さらながら再認識させられました。

 

でもペラ錦よ。

 

時間いっぱいの合図はもっと自信を持ってあげなさいよ。

 

明日からは居酒屋でビールのおかわり注文するようにハキハキとあげようではないか。

 

 

 

 

 

しかしこの予兆の数々は、結びの一番へのプロローグだったなんて・・・!!

 

 

 

 

 

 

【赤ちゃん返り】

ガブリエル「抱っこ!」

日馬ママ「えぇ!何よいきなり。」

 

 

 

 

 

日馬ママ「・・・ったくしょうがないわね。」

 

 

 

 

日馬ママ「ねんね~んころ~りよ~。」

 

 

 

 

 

日馬ママ「おこ~ろ~り~よ~。」

ガブリエル「ガブガブ。」

 

 

 

 

ガブリエル「ガブガブガブガブ。」

日馬ママ「ちょっと、そんなにがぶんないでよ・・・。」

伊之助「・・・ママ!」

 

 

 

 

伊之助「抱っこ!」

日馬ママ「えぇ~!アンタも?!」

 

 

 

 

もう!!!

日馬富士ったらッッッッ・・・・・・!!!

 

魔は己の隙にあり!!!

 

だがしかしもう三日目は過ぎ去りました。

 

明日は四日目。

 

今日のことは忘れて、明日からまた土俵に上がるべし!!

 

 

 

結びがあまりにショッキングで忘れるところでしたが、幕内の土俵で安美錦の相撲が久しぶりに見れたこと、とても感激しました。

 

 

 

 

 

【美味しい水】

ワーワーワーワー

 

 

 

 

安美錦「あー疲れた。」

 

 

 

 

 

安美錦「どれ、力水でも飲むか。」

 

 

 

 

 

安美錦「グビグビグビ。」

 

 

 

 

 

安美錦「ん~~~!」

 

 

 

 

安美錦「やっぱり幕内の力水は超うめ~~!」

呼び出し「フフ。同じですよ。」

 

 

来場所からまた幕内の力水腹いっぱい飲めますように。

 

 

 


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